生き方(人生)の岐路について考える

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自分自身の価値判断で幸せを掴む

 

 

 

プロ野球の阪神等で活躍した井川慶投手が、関西に拠点を置く野球独立リーグBFL(ベースボール・ファースト・リーグ)の兵庫ブルーサンダースを、契約満了に伴い退団することが発表されました。

球団が発表したコメントによると井川氏は、今後も現役続行を望んでいるということですが、現在38歳の井川氏の現役続行は、いばらの道に感じられる方も多いと思います。

今回は、この井川選手の決断を他のプロスポーツ選手における、引退/現役続行の判断と照らして考え、さらには一般社会で生活する皆さんの意思判断についても提言させていただきます。

 

 

 

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大きな判断には個人の価値観が色濃く表れる

井川選手と同じ野球で考えると、50歳までの現役を望むとされる、米大リーグのイチロー選手と、まだまだ現役でと思われながらも、電撃的に引退を決断した新庄選手が対極に位置付けられます。

またプロサッカーの世界でも、50歳を迎えてもなお現役を続ける、キングカズこと三浦知良選手と、イタリアのセリエAで最も成功を収めた日本人でありながら、30歳という若さで引退を決断した中田英寿選手があげられます。

 

これら方々の判断には、それぞれが「自分にとっての幸せ」を明確に定義し、それを行動に移した結果であると思います。

 

当然ながら、人間は一人ひとり違った価値観を持ち、それぞれが自分にとって最適と思われる決断をして生きています。

スポーツで成功を収めたこれらの選手達も、それぞれの価値観に従って結論を出しているのです。

 

 

 

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一般的な社会人でも価値観はそれぞれ

最も人口が多い会社員に置き換えても、「仕事に全力を尽くして、充実感を得たい」という方も、「負荷の軽い仕事をして、ある程度の収入を得ることが望み」という方もいるはずです。

 

一般的には経済的な余裕がある方が、幸せであると考えられていますが、両親からの相続等で十分な金銭を得ておきながらも、人生の目標が見つけられないと苦しむ方もいれば、経済的な苦しさをバネに仕事を一心不乱に、頑張って充実感を得ている方もいるのが実態です。

 

ここでも、なにより避けるべきは「周りの期待や雰囲気に流されて、自分の望まない人生を送ること」です。

明確な価値観に裏打ちされていなくても、これまでの皆さんの判断は少なからず自身の思いが反映されているはずですが、部分的には、つい周りに流されてしまったり、「そんなもんだよな」というような諦めによって決断した事を後悔しているかもしれません。

 

そのような状況において最も大切なことは、これからの未来において引き続き自身の価値観を問い続け、それを反映した行動を起こすことであるはずです。

 

多くの社会のしがらみを経験してきた方ほど、自身の価値観と世間一般で正しいと、言われている判断や行動が混同されているものと思います。

日常生活の中から物事を単純に自身の好き嫌いで考えてみる、凝り固まった前提を取っ払って自分の人生を見直してみる、などを心がけると良いのではないでしょうか。

 

 

 

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可能性は広がりつつある

特にインターネットを基盤とした情報社会である現代においては、従来から最も多い比率であった会社員としての「給料を糧に生活をする」以外の選択をすることも、どんどんと現実的になっています。

 

特定サービスへの不満を「1件10円で買います」、または、なんでも屋さんとして「1時間1000円で伺います」、といったような従来からは、考えられなかった仕事も実際に存在し、結果として在宅・フリーランスで収入をえる形態も認められつつあります。

 

プロスポーツ選手のような一部の方のみならず、より多くの人が自身の判断で人生を大きく転換できる時代になっているのではないでしょうか。

 

その動きがあまりに急激に、そして関与しない人には見えにくい形で進んでいるからこそ、皆さん自身が能動的にこの状況を考え、自身の人生の見直しにもつなげていくべきではないでしょうか。

 

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