タイのリゾート、プーケットの紹介
プーケットの情報
プーケットはタイ王国南部アマダマン海に浮かぶ島で、タイ有数の人気ビーチ・リゾートとして知られています。
タイの首都バンコクから飛行機で1時間20分で到着するアクセスの良さもあり、現地ローカルのタイ人や日本人を含めた外国人が数多く訪れてホリデーを過ごします。
ビーチ沿いには、高級リゾート、スパやレストランが並んでおり、また都市化も進んでいるため、ショッピングも楽しめます。
中でもパトンビーチはナイトクラブ、バー、ディスコが軒を連ね、パーティーの場所としてもよく知られています。
プーケットの観光客と移動手段
プーケットには休暇を利用して家族連れで来ている観光客がたくさんいます。
最近では特にロシアからの観光客が多いため、ロシア人の家族連れがビーチで楽しんでいるようです。
フィリピンのセブ島、ベトナム中部のダナンなどもそうですが、ロシア人にとって東南アジアは人気の保養地になっています。
空港に着いたらタクシーをハイヤーしてホテルまで行きます。通常の移動手段はタクシーでの移動になるかと思います。
プーケット島は北から南まで縦断するのに約1時間はかかるため、思っている以上に広い島のようです。
ビーチに出かける際にはモーターサイを借りると良いかもしれません。
バンコクでソイ(小路)の入口などでよく見かけるバイクタクシー。現地ではモーターサイ・ラップ・チャーン、または、単にモーターサイなどと呼ばれ、渋滞の多いバンコクでは非常にポピュラーな移動手段です。
小回りがきくのですいすいと移動できるはずです。
外国人観光客たちははモーターサイをホテルからレンタルし島を移動します。
ビューポイントも島の各地にあるため、そこから各々のビーチを眺めることができ、その景色は写真などで見てもとても素晴らしいです。
南国の島にいることを実感できるでしょう。ただ、タイの道路も歩道も日本のように整っていないようです。
また、ドライバーたちもきちんと交通ルールを守っている人ばかりでもないようですので、くれぐれも運転は気をつけたほうがいいかと思います。
アイランドホッピング
プーケットの各ビーチを楽しんだり、パドンでバーやナイトクラブを楽しむのと同様に、アイランドホッピングで別の島々を楽しむこともできます。
離島巡りのこと。セブ島の人気アクティビティの中でも、特に南国セブらしい過ごし方で、多くのセブ島旅行者に愛されています。セブ周辺の美しい海を持つ島々をバンカー ボートで巡りながら、各島の特色をのんびりと満喫する体験です。
ピピ島、サムイ島、パンガン島にボートでひとっ飛びすることができます。
特にピピ島はレオナルド・デカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」のロケーションになったことで有名です。
それ以来、ピピ島は絶好の観光地となりました。
夜はバーやレストランでまったりと
プーケットで昼の時間をビーチや色々なマリンアクティビティを行って楽しんだら、夜はバーなどでまったりと過ごしてみるのはいかがでしょう。
タイ料理からインターナショナルな料理まで、様々な食事を楽しむことができます。
ホテル内のレストランで一時を楽しむのもいいのですが、せっかく外国のビーチに来ているのだからバーなどで新しい人たちと知り合いになっていくとより夜を楽しめると思います。
タイには北欧からの旅行客も多いです。
寒い国の人々は南国が好きです。
プーケットに別荘を持ち、行き来している富裕層も多くいるため、ハイクラスなお友達もできるかもしれないです。
まとめ
さて、タイにはパタヤやフアヒンなど有名なビーチや保養所がありますし、バンコク近郊にあるのでバンコクから近いです。
パタヤなどはかなり都市化しているので便利ですし、わざわざプーケットまで行かなくてもいいと思う方もいるかもしれません。
しかも、最近はロシア人や中国人の旅行客が多いので、日本人は少数派です。
それでもプーケットにはいく価値があるものだと思います。
プーケットの面白いところは、他の東南アジアの高級ビーチリゾートと同様にラグジュアリーなホテルやレストラン、綺麗なビーチがあることやスパなどを楽しめるところでもありますが、面白いとなと注目したところはバンコクの人々との違いです。
バンコクよりも圧倒的にムスリムの人々が多いという事実です。
「帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教の教徒のこと
女性の方の7割くらいはヒジャブをかぶっています。
イスラム教文化圏 でムスリムの女性が着用する、頭髪を覆い隠すためのスカーフのような布
プーケットはタイ南部にありますが、マレーシアとの国境付近から近くにあり、民族的にはマレー系、宗教的にはイスラム教を信じている方も多くモスクも多いです。
イスラム教の礼拝堂のこと
タイという国の一部でありながら、民族的、宗教的に異なるというのは、日本ではあまり実感することのないことですが、こういうところにタイの多様性をうかがい知ることができます。
そこから、なぜプーケットやタイ南部までがタイの一部になったのかという歴史的な考察につながり、もっと深く探求してみたいという気持ちになるかもしれません。
特にタイ南部はイスラム教を原理的に追及する一部の人が過激な行動に移り、タイ政府へ抗議を続けている現実があります。
プーケットはとても安全な場所ですが、近くにそういったリアルな場所が存在することになんとも不思議な感じになります。
タイはタイでとても多様性に寛容な国として知られていますが、そういった問題もあるのだなと妙に感心しました。
そういう点でプーケットは、非日常を楽しませてくれる場所であると同時に色々と考えされる歴史深いところだと思いました。
ぜひ一度プーケットを訪れてみてはいかがでしょうか。
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