千葉県印西市で発生した放火殺人事件は、男女4人を逮捕。

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千葉、放火殺人事件

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残酷な事件

2018年2月17日、千葉県印西市の住宅が全焼し、焼け跡から成人とみられる一人の遺体が発見されました。

 

遺体の損失は激しく、身元特定にはDNA鑑定が用いられることになります。

20日、鑑定の結果、遺体はこの家に住む海老原よし子さん(55)と判明しました。

 

 

捜査本部は、この家に出入りしていて、火災の後、行方不明となっている菅野弥久(みく、20)を捜索し、19日に静岡県富士市内の駐車場で発見しました。

その際、車に同乗していたのは菅野容疑者を含め4人でした。

 

県警はこの4人を海老原さん宅の放火と殺人の容疑で逮捕しました。

菅野容疑者以外は、いずれも職業不詳の仲内隼矢(じゅんや、20)、金崎大雅(20)、16歳の少女で、男女2人ずつの4人です。

 

 

容疑者の供述によると、海老原さんとの間に金銭トラブルがあったということです。

口論の末、暴行を加え「殺せるなら殺してみろ」と言われたため、海老原さんの家にあった油をまいて火をつけたといいます。

海老原さんの遺体の気管からはすすが見つかっていて、生きたまま火を放たれたことが分かっています。

また、現場検証の結果、玄関部分が激しく燃えており、玄関と反対側の窓は位置が高く、足の不自由な海老原さんは逃げられなかったと推測されています。

 

 

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被害者と容疑者らの関係

被害者の海老原さんは、足が不自由で、生活保護を受けつつ、家出し行き場のない菅野容疑者の面倒をみていました。

 

菅野容疑者は知人の紹介で海老原さんと知り合い、後に他の3人も海老原さんの家に出入りしたものと思われます。

菅野容疑者は、知人に「金づるをみつけた」「50歳の人」などと話し、海老原さんに金銭的な援助を受けていたことをうかがわせます。

 

それまでにも、菅野容疑者は友人に2000円や3000円など細かく借金をしていて、生活には困っていたと思われます。

そして、菅野容疑者と金崎容疑者は以前、海老原さんと同じ職場で勤務していたことがあると分かっています。

 

 

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容疑者たち

容疑者らは放火の後に、それぞれが友人や知人に連絡し「火をつけた」「死んだかも」と話したとされています。

菅野容疑者は海老原さんと同居していましたが、2月初めごろから、他の容疑者3人と共に、知人に借りた軽ワゴン車で車中生活をしていて、金銭的に困窮し、お金の無心のため海老原さん宅を4人で訪ねていた模様です。

 

海老原さんの近所の方も目撃していて、容疑者らの印象は好ましくないものでした。

菅野容疑者は、小学校の文集でソフトボールへの意気込みを語り、中学校でソフトボール部に所属するも、練習態度や服装など注意を受けることが多く、教師や同級生との口論も絶えなかったといいます。

 

仲内容疑者は、この数か月間に実家にも帰っているようで、近所の方は「きちんとあいさつを返してくれる」と事件を聞き、ショックを受けています。

 

 

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専門家の意見

放火に関しては法律上「現住建造物等放火罪」(住民の息のあるうちに火を放った罪)とされ、今回の容疑者らはこの罪と、殺人罪に問われることになります。

 

放火罪、殺人罪共に最高刑は死刑、そして無期懲役、有期刑となります。

 

住民が息絶えた状態で火を放った場合「非現住建造物等放火罪」となり、今回の事件とはまた別の罪になります。

 

 

今回の事件に関して、専門家は「事件の計画性」について触れています。家にまいた油は海老原さんの家にあったものであることから、計画性が無いと判断される可能性を示し、量刑への影響を示唆しました。

 

しかし、海老原さんの家に住んでいたのですから、そこに油があることも想定済みだったとも考えられます。

 

そして、仮に衝動的な犯行であっても、量刑を軽くするに値するのか、いささか謎です。

 

やはり注目すべきは「計画性」より「残忍性」ではないでしょうか。

 

自分の生活も苦しい中で、手を差し伸べてくれた海老原さんに対し、若者が寄ってたかって暴行を加え、挙句に、まだ生きている被害者が逃げ遅れることを望むように、玄関を中心に火を放って、知人にその報告までするという行動は、まさに自己中心的で残忍極まりない蛮行だと判断されるべきです。

 

 

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まとめ

この事件は、誰が聞いても、許しがたい事件です。

 

被害者の海老原さんは、善意で菅野容疑者の面倒をみていたわけです。

 

それも、金銭的に余裕があるわけではなかったことも、生活保護を受けていることから考えても明確です。

菅野容疑者は家出をしているといっても、もう20歳のいい大人です。

 

ただ単に、同じ職場で知り合っただけの海老原さんが家を与え、お金を与え、命を奪われるようなことは決してあってはなりません。

このような事がまかり通るなら、人助けなどもう何の救いもないことになってしまいます。

 

「まだ20歳」と捉えるか、「もう20歳」と捉えるか、更生の余地はどれ程あるのか、それをしっかり見極めて、今の法律に則って、是非とも適切な刑罰を望みます。

 

容疑者らは今何を思うのか、知ることはできませんが、せめて後悔の念に頭を抱えていてほしいと思います。

 

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