大人が読んでも面白いおすすめ絵本5選

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大人が読んでも面白い絵本5選

 

子供が一番初めに開く書籍であり、誰もが1度は読んだことがある絵本ですが、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

 

 

絵本は「子供向け」というイメージが強く、実際にも子供向けに書かれているものがそのほとんどを占める種類の書籍ではあるものの、大人が読んでも面白い、ためになる絵本もあるということをごぞんじですか?

 

 

大人が読んでも面白い、ためになる絵本を5冊ご紹介します。

 

 

もちろん子供でも読めるものばかりですので、一人で楽しむのはもちろん、お子さんやご家族と一緒に楽しむこともできます。

 

 

この機会にもう一度絵本を手に取ってみませんか?

 

 

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面白い絵本5選

バチッチャのふしぎなアフリカ探検

初めにご紹介するのは、イタリアの作家であるエルマンノ・リベンツィが1976年に出版した「バチッチャのふしぎなアフリカ探検」です。

 

新聞の特派員であるバチッチャ・パローディが、写真を撮ることが禁止されているザンジバルの王様の写真を撮るためにアフリカに行き、その道中でアフリカの各地を旅するという物語で、各地に登場する個性豊かなキャラクターたちと、見るものを引き込ませる特徴的な絵が魅力です。

 

 

特にこの本は絵が面白く、明るい色をメインに使ってアフリカの大自然や街並み、人々をわかりやすくも壮大に表しており、一度読めばその虜になること間違いなしです。

 

おすすめは表紙と裏表紙に係れているアフリカ全土を表した絵で、砂漠や山、ジャングルなどが詰め込まれており、国境線はないものの、その絵の内容から大体の地域を割り出せる不思議なデザインが気に入っています。

 

 

なお、絵本ではあるものの漢字が多用されており、話もそこそこ長いので、子供が読む場合は小学校低学年くらいでないと内容を理解することが難しいでしょう。

 

ただ、その絵を見るだけでも十分に楽しめますので、読み聞かせにも使えます。

 

 

 

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太陽へとぶ矢:インディアンにつたわるおはなし

2番目にご紹介するのは、アメリカのイラストレーター兼デザイナーであるジェラルド・マクダーモットが1976年に出版した「太陽へとぶ矢:インディアンにつたわるおはなし」です。

 

 

太陽の神が放った命の矢が当たった女性から生まれた少年が、父親である太陽の神に合うために旅をするという物語で、神話や民話に影響を受けた作者が描く、インディアンの文化をモチーフにした黄色とオレンジを主体にした力強い特徴的なイラストが印象的な一冊です。

 

 

文字数は少なめで絵が多いため、小さい子供でも難なく読めるものですが、ストーリーは大人が読んでも面白い内容になっています。

 

 

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さむがりやのサンタ

3番目にご紹介するのは、イギリスのイラストレーター兼漫画家で、作家でもあるレイモンド・ブリッグズが1974年に出版した「さむがりやのサンタ」です。

 

 

どちらかというとマンガに近い絵本であり、話は全て吹き出しで書かれています。

 

 

この絵本のストーリー自体は「クリスマスイブの夜にサンタが世界中の子供たちにプレゼントを配り、朝までに帰宅する」というありふれたものですが、この作品の面白さはストーリーではなく主人公のサンタです。

 

 

「やれやれまたクリスマスか!」という不機嫌そうなセリフに始まり、プレゼントを配る道中も文句タラタラ、しょっちゅうぼやき、最後は「ま、おまえさんもたのしいクリスマスをむかえるこったね」と締める、「プレゼントをくれる優しいおじさん」という一般的なイメージを見事にぶち壊す気難しいサンタがコミカルに描かれています。

 

 

文が短く、漢字もあまり使われていないこともあって、子供でもすぐに読めてしまう一冊ですが、サンタの表情を見ているだけでも楽しめるので、大人もぜひ手に取ってみてください。

 

 

 

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ぼくを探しに

4番目にご紹介するのは、アメリカの作家兼イラストレーター、シンガーソングライターのシェル・シルヴァスタインが1977年に出版した「ぼくを探しに」です。

 

 

白の背景に黒色の線と点のみで、すべての絵を表しているシンプルなデザインの絵本で、一般的な絵本とは一線を画す絵が特徴であり、ところどころの絵の形状がいびつであることが手書きであるということを感じさせます。

 

 

パックマンのような形の主人公が、「完全な円」になるために、自分の足りないかけらを探しに行くというストーリーで、簡単な文章で構成される子供向けの絵本でありながら、「完璧な円になりたい(=完璧な人間になりたい)」という人間の性を簡単な言葉と絵でうまく表しており、大人が読んだほうが楽しめる一冊となっています。

 

 

思い詰めているとき、肩に力が入っているときに開いてみると安心できます。

 

 

 

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ぼちぼちいこか

最後にご紹介するのは、アメリカの作家兼漫画家であり、教師や彫刻家の顔も持つマイク・セイラーが1980年に出版した「ぼちぼちいこか」です。

 

 

邦訳が関西弁になっているこの絵本は、のんびり屋でマイペースなカバが様々な職業に挑戦するも失敗し、それでも「ぼちぼちいこか」とマイペースにチャレンジを続けていく様子をユーモラスに描いた一冊で、子供だけでなく大人でも楽しめます。

 

 

世の中の慌ただしさに疲れた時にちょっと癒されてみませんか?

 

 

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

「大人も絵本を楽しもう!」という観点で選んでみました。

 

 

一見子供向けに見える絵本の数々ですが、よく探してみると大人が読んでも楽しめる、ためになる作品は意外に転がっています。

 

 

時には本だけでなく、絵本も手に取って自分の世界を広げてみてはいかがでしょうか?

 

おもっていたよりも、ずっと違う世界が待っています。

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