2018年ゴールデンウイークは、5月の1日、2日に休暇を取れば、9連休となります。
しかし、5月1日に、仕事上の都合で抜けられないため、GW前半は道内の旅で、GW後半は帰省することにしました。
2018GWに行くおすすめ道東の旅
ここでおすすめ道東の旅と題して、川湯温泉・知床へ行って来たので紹介します。
ゴールデンウイークの北海道は、春の息吹を感じることが出来るおすすめの時期です。
北海道(道東)は、本州にはない景色が広がり、とくにおすすめです。
初日
足寄
朝早く出発し、道央自動車道路 → 道東自動車道路 と乗り継いで、足寄までやってきました。
ここは、「松山千春」氏、「鈴木宗男」氏、両氏のふるさと生まれ故郷と聞いています。
やはり、道路事情は他の地域に比べて進んでいるように感じます。
ゴールデンウイークにも関わらず、道路は全く混んでいなくて、ストレスなく運転できました。
国鉄民営化から、北海道ちほく高原鉄道、ふるさと銀河線を経て、2006年(平成18年)4月に廃止されました。
・2006年(平成18年)4月まで北海道で鉄道路線ふるさと銀河線を運営していた鉄道事業者。
・沿線自治体などの出資による第三セクター方式で設立された、第三セクター鉄道の一つである。
・北海道中川郡池田町(十勝支庁)の池田駅から北見市(網走支庁)の北見駅に至る北海道ちほく高原鉄道が運営していた鉄道路線。
・旧国鉄特定地方交通線の池北線(ちほくせん)を引き継いだ路線で、2006年4月21日に廃止された。
・第三セクター路線としては最長の営業距離を持つ路線であった。
松山千春氏の自伝小説を原作とした映画「旅立ち~足寄より~」で使用されたロケセット「とかち新聞社(千春の家)」。
阿寒湖
「まりも」で有名な阿寒湖に着いたので「パチリ」。
素晴らしい景色でした。
弟子屈(てしかが)
足寄を後にして、弟子屈へ向かいました。
途中、まっすぐな道路であったので、つい止まって写真を撮ってしまいました。
(郷里近辺にはないので)
弟子屈・・・なかなか読めないですよね。
摩周湖
年齢の高い人なら「霧の摩周湖」かな。
第一展望台
第三展望台
やや、「もや」がかかっていて、残念ですがすっきりとした天気ではありませんでした。
神の子池
今回の旅の目的の一つの神の子池に行きます。
この時間のみ、小雨が降ってきました。
神秘的な、碧く透明な水が湧き出ているような感じです。
ここにたどり着くには、ダート道を少しだけ走ることになります。
裏摩周湖
神の子池から、近かったので寄ってみました。
やや、山の中にあるので、雪がかなり残っていました。
走っている途中に、キタキツネ君を見かけました。
自然が残っていていいところです。
硫黄山
駐車場に着くと、すごい硫黄のにおいがしてきました。
硫黄の噴煙が、ゴウゴウと音を立ててあちこちから立ち上っており、山全体から地球が生きているという感じがします。
結構近くで見ることが出来、その噴気が上がっているすぐそばまで近づける、珍しいところではないかとおもいます。
本州で、ここまで接近できる活火山は無いのではないでしょうか?
かなり、感動を覚えました。
定番の「温泉卵」を食べました。
砂湯
「湖畔から温泉が出ます」とありますが、ホントかな?
早速掘ってみました。
手を漬けていられないくらい、熱いお湯が出ます。
でも、砂の表面と、湖水は「あたたい」くらいの温度です。
皆さんも、不思議がってたくさんの「池(掘った後)」があります。
川湯温泉、宿泊
少しだけ時間があったので、JR川湯温泉駅に寄って案内板をみて、今日の経路を確認しました。
ようやく、ホテルに着きました。
(これは、翌日の写真ですが)
「源泉かけ流しの宿」が売りの旅館です。
(ホテル パークウェイ)
朝夕の食事がついて6,000円くらいなら、大満足です。
夕食
これに、天ぷらと魚のから揚げがついていました。
刺身は「摩周鯛:ティラピア」だそうで、よくある100円回転ずしに「鯛」として出る淡水の魚という噂です。
・アフリカ原産でスズキ目カワスズメ科に属する、淡水・汽水に住む熱帯魚の一種。
・鯛の代用として使われることが多い。
・日本にも輸入されて、「イズミダイ』の名で養殖されていたが、現在では野生化している。
男女別々の露天風呂、および混浴露天風呂もありました。
部屋には、バス・トイレがありませんが、畳も新しくぐっすり眠ることが出来ました。
2日目
今日もいい天気で、朝早く朝食を済ませて、すぐに出発しました。
朝食
屈斜路湖:和琴半島
屈斜路湖に突き出ている和琴半島の、一番遠いところにある半島の頭に当たる部分は、屈斜路カルデラの中から噴出した溶岩円頂丘で、先端部のオヤコツ地獄というそうで、今でも火山活動を続けているとのこと。
一周するには自然探勝路を、約1時間ほどかかり、巡ることができました。
駐車場のお土産屋のおじさんが、しきりに「時計回り」に歩きなさいと、教えてくれました。
不思議に思っていると、やっとわかりました。
この階段を、「上るか・降りるか」が違ってきます。
かならず、「時計回り」で歩きましょう。
やっと、お目当ての「オヤコツ地獄」に着きました。
高音の湯が、沸騰するようにぶくぶくと岩から溢れ出して、シューっと大きな音を立てながら噴気がもうもうと上がっていますいます。
その湯と湖の水が混ざったところは、ぬるくなっていて、かなりの迫力です。
自然の力は素晴らしいですね。
美幌峠
あまりにも、天気が良くて屈斜路湖側は、逆光で写真には向かないようです。
写真撮るなら、午後がいいかも。
しかし、北海道らしく雄大です。
過去には「君の名は」の舞台になったということです。
(昭和28年に美幌峠などでロケを行い大ヒットした映画「君の名は」第2部)
知床五湖
今回の旅の目的の最大の見どころです。
2017年7月に一度、この知床五湖には行ったのですが、大雨で知床連山は見ることが出来なかったのです。
今回は、晴天予想なので期待大です。
知床峠
知床峠を通って、羅臼に「ウニ丼」を食べに行きます。
先日もウニ丼を日高で食べたのですが、やはり「昆布」の有名なところに、上手いウニがあるはずです。
だって、ウニは昆布をエサにしていますから。
開通は4月27日と聞いています。
まだ、雪が多く残っていました。
しかし、晴天のドライブはとても気持ちのいいものです。
昼食は羅臼ウニと決めていました。
3,700円(税込み)でした。
やや、小粒ではありましたが、甘くて濃厚な「エゾバフンウニ」です。
近くに、「道の駅 知床・らうす」があるのですが、ここはあまりにも観光化されていると予想して、町の中に入ってみました。
厚岸グルメパーク
本日の宿泊は、釧路にとってあり、時間がやや早かったので、厚岸の「カキ」を食べていくことにしました。
厚岸産 蒸しがき 2個 500円
クリーミーで、カキはいつ食べてもおいしいです。
本日の宿泊は、東横INN 釧路 十字街です。
ここは、昨日のホテルパークウェイから、ネット経由で予約したんです。
そういう、ホテルパークウェイも出発日の前日の4月27日に予約です。
ゴールデンウイークというのに、結構空いている北海道はいいですね。
3日目
東横INN 釧路 十字街は朝食付きで、4,644円(税込み)です。
結構安いですよね。
本日は、ひたすら帰るだけで、一人での運転は(帰り道)はつらいものです。
明日に備えて、遅くならないうちに自宅に帰りたい。
やっぱり、「北海道、でっかいどう」ですね。
まとめ
ゴールデンウイークも前半3日間に、どこに行こうか、1週間前くらいから考え始めて、今回の川湯温泉(摩周湖・屈斜路湖)知床五湖と、あとは稚内・利尻・礼文も考えました。
稚内の最北端である「宗谷岬」「ノシャップ岬」も考えましたが、まだ時期的に早いのかな、と思って止めました。
以前、知床が雨だったのでリベンジと知床横断道路が開通したばかりなので、行く価値あると思いました。
また、摩周湖周辺川湯温泉は、行ったことがなかったのでちょうどよい旅となりました。
感想としては、屈斜路湖畔の砂湯と硫黄山は、感動しました。
また、天気が良かったので、美幌峠からの眺めと、知床連山・知床峠は行く価値があります。
しかし、不満点が一つだけあります。
それは、カムイワッカの湯の滝を登ろうとして、地下足袋まで用意していったのですが、よく調べていなかったので、ここは6月からだそうで、少し残念です。
以前、カムイワッカに来たときは、時間がなくて奥まで登ることはかないませんでした。
北海道へいつまでいるかわからないので、行くことが出来る時に、行っておこうと思っています。
少し暖かくなったら、稚内・糠平湖・えりも岬には行きたいですね。
あと、もう一度、美瑛・富良野にも行きたいと思っています。
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