小田急線沿いのおすすめスポット5選
はじめに
小田急線は、東京・神奈川を中心に走る、電車の名前です。
親会社は小田急電鉄株式会社であり、鉄道だけでなく不動産業も行っています。都民や神奈川県民からは通称「オダキュウ」と呼ばれ、親しまれてします。
今回は、そんな小田急線に乗って行くことのできる、おすすめスポットを5箇所ご紹介したいと思います。
小田急線の特徴は、守備範囲が広いことと、とにかく速いことにあるのではないでしょうか。
守備範囲が広いというのは、小田急線に乗れば、自然豊かな温泉地である箱根にも行けるし、日本を代表する大都会である新宿にも行くことができるという意味です。
また、急行や快速急行に乗れば、目的地まで驚くほどの速さで着くことができます。
例えば、ロマンスカーを利用すれば、新宿から箱根まで、優雅な座席に座って1時間半足らずで着いてしまいます。
都心を走る電車というだけあって、通勤ラッシュ時や帰宅ラッシュ時は満員電車となりますが、それを緩和するために「複々線化プロジェクト」が2018年の3月よりはじまりました。
これは、上下線の線路の数を1本ずつ増やし、計4本の線路での運営を行うという試みです。
これにより、以前よりも混雑状況が緩和してきているとのことです。
小田急線沿いには自然から都会まで、良いスポットがたくさんありますので、小田急線を軸にぶらり旅をしてみるのもいいのではないかと思います。
そして、今回ご紹介したいのは、新宿から30分以内で行くことのできる、小田急線沿いのおすすめスポットです。
箱根や江の島は、わざわざここで紹介しなくても、皆が知っている観光地なので、「知ってるよ!」と言われてしまうのが関の山でしょう。
よって、今回はあえて、新宿からアクセスの良い便利なおススメスポットをご紹介します。
新宿
新宿は、言わずと知れた大都会です。
小田急線では、上り電車の終点駅にな、ショッピングをするもよし、食事をするもよし、宿泊するもよし、です。
新宿には東京都庁がありますので、遠方から訪れた方は一度見学してみるのはいかがでしょうか。
とくに、展望室に行ってみるのはおすすめで、地上202mの高さから東京を一望することができます。
北展望室・南展望室に関しては、入場料が無料なのも一押しポイントです。
また、東京タワーやスカイツリーと比べると格段に人も少ないので、実は「都内の展望台の穴場」的な存在かもしれません。
下北沢
下北沢は、若者に人気のオシャレタウンで、新宿から小田急線の快速急行に乗れば約7分で着きます。
北口改札を出ると、レトロな雑貨屋さんやおしゃれな雰囲気の古着屋さん、カフェなどが連なっています。
改札を出てすぐの場所にみずほ銀行もあるので、そこでお金を降ろしてから買い物を楽しむこともできます。
南口を出ると、今度は居酒屋を中心とした飲食店が連なっています。
北口は若者向け、南口は仕事帰りのサラリーマン向け、といったところでしょうか。
実は、下北沢は「演劇の街」ともいわれており、「駅前劇場」「本多劇場」「劇・小劇場」など、名の通った劇場が複数ありますので、興味のある方には必見です。
登戸
登戸は、新宿から小田急線快速急行で16分で着きます。
登戸から川崎市営バスに乗って9分ほどの場所には、「藤子F不二雄ミュージアム」があり、「ドラえもん」の作者である藤子F不二雄は、登戸の位置する多摩区出身であることはご存知でしょうか。
こちらのミュージアムでは、藤子F不二雄による原画を見学したり、イベントが開催されていたりと、魅力的な施設になっています。
また、登戸には多摩川へのアクセスがとても良いという特徴があります。
小田急線登戸駅から多摩川まで、なんと歩いて5分ほどで着いてしまいます。
多摩川といえば、何年か前にあざらしの「たまちゃん」が出現したことで有名ですね。
また、年に1回「たまがわ花火大会」が行われています。
第40回目となる今年は、10月13日(土)の18:00から行われるようです。
花火が打ち上げられる場所の最寄り駅は小田急線の二子玉川駅ですが、登戸から川沿いを歩いていけば混雑を避けることができるので「穴場」ですよ。
読売ランド前
読売ランド前駅に行くには、新宿から登戸まで快速急行で行き、登戸から各駅停車に乗り換える必要があります。
新宿からの合計の所要時間は、約25分~30分ほどでしょうか。
読売ランドは都内では有名な遊園地であり、遊園地の他に、夏場にはプール、冬場にはイルミネーションを楽しむことができます。
とくにデートスポットとして一押しです。
因みに、駅名は「読売ランド前」ですが、実際は読売ランドが目の前にあるわけではなく、小田急バスに10分ほど乗る必要があるのでご注意ください。
新百合ヶ丘
新宿から新百合ヶ丘駅まで、快速急行で約25分ほどで、新百合ヶ丘は、「きれいな住宅街」といったところでしょうか。
住宅街とは言っても、駅前は栄えており、AEON(イオン)、VIVRE(ビブレ)、ヨーカドー、OPA(オーパ)などの大型デパートが並んでいます。
また、新百合ヶ丘には個人経営の飲食店が多いという特徴があります。
とくに、南口を出て300mほど直進したところにある「マプレ」という名前の商店街には、こだわりを持った飲食店が連なっています。
特におすすめなのは、B1Fに位置する「Tokyo Rice Wine」です。
ここでは、店主厳選の30種類もの日本酒を、イタリアのワイングラスで美味しい料理と一緒に愉しむことができます。
また、新百合ヶ丘駅の南口を出てすぐ右を見ると、階段の下に小さなカレー屋さんが見えます。
このカレー屋さん、テレビにも出演したこのある話題のカレー屋さんで、店の名前は「Curry&herb Cherry blossom」と言います。
「願いが叶うカレー屋」として名が知れており、店を出るときに「小さな扉」から願い事を念じながら出ると、その願いが叶うとのことで、とてもロマンチックですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新宿から小田急線で30分以内の場所に、これだけのおススメスポットがあります。
小田急線に乗れば箱根までロマンスカーで1時間半ほど、江の島まで1時間ほどで着きますが、それでも1時間はかかるわけです。
たまには、新宿の周辺で遊べる場所を見つけるのも、とても良いと思います。
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