運転しやすい車5車種
ペーパーだけど車が必要になった
都会は交通機関が充実しているので、車に乗らなくても生活しやすいです。
免許を取っても運転していないという方は珍しくありません。
しかし、転職や引越し、子どもの誕生など、ライフスタイルの変化のため、車の運転が必要とされるようになることもあります。
ペーパードライバーである期間が長ければ長いほど、ちゃんと運転できるか心配ですよね。
そんな時「どんな車を買えばいいのだろう」「ペーパーでも運転しやすい車はどれだろう」と迷う方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな方のために【ペーパーでも運転しやすい車】を紹介していきます。
選ぶ基準は
何をもって運転しやすいかというと、①視界の広さと②車体のコンパクトさです。
まず何より優先すべきは運転のしやすさです。
久しぶりに運転するときに、運転が難しい車を選んでしまうとかなり苦労します。
そうなると、運転するのが嫌になったり、怖くなったりして、運転を避けたくなってしまいます。
そうならないために、楽に運転できる車を選び、「運転って楽しい」と感じられるようにすることが先決です。
視界の広さ
視界が狭い車ですと、他の車両や歩行者に気付くのが遅れてしまうことがあります。
運転し慣れているドライバー でしたら問題ありませんが、ペーパーは慣れるまでは注意が散漫になりがちです。
その分、危険予測が遅れがちなのです。
安全面から考えても、危険をできるだけ察知しやすいように、視界が広めである【車高が高い車】を選ぶべきです。
車体のコンパクトさ
ペーパードライバーは車両感覚を失っていますから、車体が大きめの車は運転しづらいです。
ボンネットの幅や横幅が長い車では、「どのくらいでぶつかるか」を把握しづらくなります。
狭い道を通るときや、駐車するときにぶつける確率が高まり、余計な出費が増えてしまいます。
そのため【全長と横幅が短めの車】を選ぶべきです。
運転しやすい車5選
それでは、その2つの基準をクリアしている車を紹介していきます。
スズキ【ハスラー】
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,665mm
・全方位モニターをつければ駐車も安心
メーカーオプションで「全方位モニター」を装着することができます。
これを使えば、駐車するときに車を上から見ているような映像が出ますので、駐車しやすくなります。
ペーパーは駐車で苦戦することが多いので、ありがたい機能ですね。
・アウトドアにお勧めの高い走破性とフラットシート
軽のSUVであり、段差やでこぼこ道でも走りやすいため、アウトドアに向いています。
坂道を下るときに一定の速度を保ってくれる「ヒルディセントコントロール」という機能があり、それを利用すればいちいちブレーキを踏まずとも程よいスピードで下ることができます。
そして、座席をフラットにすることができ、二人までなら寝転がることができるので、車中泊にも対応しています。
「これからアウトドアを楽しみたい」という方にピッタリでしょう。
スズキ【スペーシア】
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,785mm
・見晴らしが良く、広々とした車内空間
全高1,785mmと車高が高く、見晴らしが良いところが特徴です。
視界が開けているので、運転しやすいです。
名前の由来がスペース(空間)となっているように、広々とした車内空間も特徴的です。
天井が高く、フロアが低い設計をされています。
圧迫感があるのが嫌で、少しでも解放的な方がいいという方にお勧めです。
・両側スライドドア
後部がスライドドアになっています。
そのためドアが大きく開きますので、チャイルドシートを使う方には便利です。
そしてステップが低いので、子どもやお年寄りの乗り降りもしやすい親切設計です。
ダイハツ【ムーヴキャンパス】
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,655mm
・女性に人気の可愛いデザインと使い勝手の良さ
とても可愛いデザインになっています。
「可愛い車がいい!」という女性にピッタリだと思います。
スライドドアをワンタッチで開けられ、後部座席のシート下から引っ張り出せる「置きラクボックス」という荷物を置くスペースがありますので、荷物を後部座席に置くのが楽々です。
荷物がシートから落ちる心配をする必要がありません。
頻繁に買い出しに行く必要のある主婦層の方にも便利な設計がなされています。
・パノラマモニターで駐車も安心
ハスラーと同様、オプションでパノラマモニター(車を上から見下ろすような映像を映し出す)がありますので、駐車が苦手な方でも安心ですね。
ダイハツ【タント】
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1750mm
・ミラクルオープンドアで大きな荷物の出し入れも思いのまま
助手席側がピラーレスかつスライドドアになっているので、助手席側の前と後ろのドアを開けたときの幅が1,490mmと、かなり大きく開きます。
助手席を前方にスライドさせていれば、ベビーカーを折りたたまずに載せられるくらいの広さがあります。
ファミリー層にはとってもありがたいですね。
・視界が広く、ゆとりのある空間
背が高い車なので視界が広いです。
死角のことを考えられて設計されていますので、ペーパーの方でも安心です。
そして、助手席を倒せばテーブルになるので車内で軽食をとるのに便利です。
座席に撥水シートが使われているので、子どもが飲み物をこぼしたりしても簡単に拭き取れます。
家族でお出かけするのに丁度いいですね。
ホンダ【NBOX】
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1790~1815mm
・とにかく高い車高と走行安定性
高さが1790~1815mmと、今回お勧めしてきた車の中で一番車高が高いです。
そのため横風に弱いという特徴がありましたが、現行のモデルではその点も解消され、広い車内空間と高い走行安定性を両立させています。
・荷物スペースも自由自在
助手席のスライド可動範囲が570mmと非常に長いです。
後部座席に乗せた赤ちゃんを助手席から世話することができるほどの自由さです。
ちなみに赤ちゃんを抱っこして手が塞がっていても、足元のセンサーでドアを開けられます。
そして後部座席のシートはワンアクションで跳ね上げられます。
そのため荷物を置くためのスペースを調整しやすいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
どれもコンパクトかつ視野が広い車をチョイスしましたので、細かな使い勝手で選んでください。
他の車を探すときも、お伝えしたように【車高の高さ】【車体のコンパクトさ】をぜひ意識してください。
いろんな車を試乗してみて、視界の広さはどうか、ボンネットの長さはどうかなど確認してみてください。
運転に自信を持てるようになれば、行動範囲がぐんと広がり、その分、楽しみも増えます。
車でちょっとした旅行に行ったり、山や海などのレジャーを楽しんだり、ペーパードライバーを卒業して、楽しいカーライフを送ってください。
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