セイコー5をおすすめ
セイコー5とは
セイコー5は、時計で有名なSEIKO(セイコー)が1963年に販売を開始した伝統のある時計のシリーズです。
セイコー5の「5(ファイブ)」は、
①自動巻き
②防水
③3時の位置にあるデイデイト表示(曜日+日付)
④4時の位置にあり誤操作しにくいリューズ
⑤耐久性が高いケース
という5つの特徴を持っており、非常に実用性が高く価格も抑えてあるため、世界中で人気を獲得しました。
セイコー5は世界中で親しまれていますが、その耐久性の高さと電池交換が不要という特徴を活かして、東南アジアなどで非常に高い人気を誇っています。
セイコー5は、シリーズ内でのラインナップも豊富で、ビジネスでの使用を想定されたシンプルなドレスウォッチだけでなく、アウトドアなどで使用を想定されたスポーツモデルもあります。
そして、セイコー5のシリーズを数点持っている、もしくはセイコー5を何度もリピートしているという熱狂的なユーザーも少なくありません。
セイコー5はメカ好きの方には絶対おすすめ
まずセイコー5を自信を持っておすすめしたいのは、少年時代にプラモデルやミニ四駆、ラジコンなどを作ったりいじったりするのが大好きだったメカ好きの方です。
セイコー5の大きな特徴の1つに、「裏スケ」というものがあります。
裏スケとは「裏がスケルトン」、つまり裏から一部ではありますが、自動巻きの部品が動作しているところが見えるのです。
電池で動くクォーツではなく、このセイコー5は自動巻きを採用してあるため、ゼンマイが戻ろうとする力のみで動きます。
内部が複雑に連携しあって時を刻む様子は、見ているだけでワクワクし、その様子は神秘的ですらあり、これはメカ好きにはたまりません。
機械的な魅力を備えたセイコー5ですが、クォーツの時計に劣っている部分もあります。
まず、自動巻きは数百万円レベルのものであっても、クォーツには精度で勝てず、数日で1分ずれてしまうということも珍しくありません。
しかも、自動巻きは振動を与えてゼンマイを巻いてあげる必要がありますので、基本的には毎日身に着けてあげる必要があります。
このように自動巻きは、クォーツに比べると手間がかかることは否定できません。
しかし、実はこの手間がかかるということが、自動巻きの時計の魅力でもあるのです。
手間がかかるからこそ、愛情を注ぐことで愛着がわくという考え方です。
1度自動巻きを使用すると、精度が良いクォーツが物足りなくなるという方が少なくありません。
持ち主が手をかけないと止まってしまうことから、自動巻きの時計は生きていると表現される方もおられます。
自動車でもオートマが現在は主流ですが、あえてシフトチェンジが必要なマニュアルを選択する方も少なくないですが、手間がかかるからこそ深く愛せるということかもしれません。
ロレックスにあこがれる人にもおすすめ
時計に興味がない方でも「ロレックス」と聞いたら、高級な時計を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、ここ数年間ロレックスの人気は上昇を続けており、価格が高騰し続けています。
それほどのブランド力を持つロレックスですから、なかなか気軽に購入できません。
「いつかはロレックスを身に着けたい」という目標を持っている人にも、強くおすすめできるのがセイコー5のダイバーズタイプです。
ロレックスの大人気モデルである「サブマリーナ」に非常に似たデザインをしており、セイコー5のダイバーズタイプはシリーズの中でも特に人気のモデルですが、型式によってはアマゾンや楽天などのECで1万円台からも販売されています。
また、ロレックスは厳しいけど、ロレックスのようなダイバーズタイプを傷を気にせずに楽しみたいという方には断然おすすめです。
そのうえ、結構多いのはロレックスのサブマリーナを持っているけど、傷を付けるのが怖いというユーザーがこのセイコー5のダイバーズタイプを購入されて愛用されているケースもかなり多いようです。
価格はロレックスと比較すると当然安いですが、「日本のセイコーブランド」なので品質は高く、海外でもロレックスよりセイコーで十分ではという声も多いようです。
気軽に着けられるダイバーズウォッチとして、ぜひセイコー5を検討してみてください。
まとめ
現代の社会では、時計を身に着けなくてもスマホがあれば、正確な時刻を知ることができてしまいます。
しかし、あえてこういう現代だからこそ、機械時計であるセイコー5の魅力をご紹介させて頂きました。
最後にまとめてみると、
・耐久性の高さと価格のお求めやすさから国内、国外問わず高い評価を獲得している
・メカ好きにはたまらない裏スケになっている
・時刻調整などの手間も愛着がわくきっかけになる
・ロレックスのサブマリーナによく似たデザインのダイバーズタイプがラインナップにある
電子回路を採用して、低コストで正確性を求めたクォーツも、もちろん便利なツールではありますが、自動巻きの時計は、細かい歯車やゼンマイが織りなす工芸品のような美しさがあります。
自動巻きの時計に興味がある方は、まず最初の1本目として、そしてすでに自動巻きを持っておられる方は普段使いで、ぜひセイコー5をご検討されてみてください。
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