50代男性のメンズファッションで押さえるべき4つのポイントとは

スポンサーリンク

 

50代男性ファッション4つのポイント

50代男性に相応しいメンズファッションのポイントを4つに整理しまとめてみました。

 

普段スーツで勤務されている方は、休日の私服にあまりこだわりがないかもしれません。

既婚者の方は、奥さんにすべてお任せしているという方も多いかと思います。

 

しかし、自分で衣料店に出向いて実際に見て触ったり、楽天などの通販サイトを巡ったりして自分に似合う服を探してみるのも、感性を磨いて右脳を刺激するトレーニングのようで意外と面白いものです。

ファッションを楽しむことに、年齢は関係ありません。

 

 

さいわい今の時代は、UNIQLOやH&M、ZARAなどといったファストファッションと呼ばれるブランドと文化が一般化し、幅広い年齢層の方々に支持されています。

昔はそれなりの洋服を一式揃えようとすると、大きな出費を覚悟しなければなりませんでしたが、現在では、しっかりした洋服を比較的安価で購入することができるようになりました。

 

個人的には、以下4つのポイントを押さえておけば、ほぼ間違いなくお洒落のレベルは一定の水準まで仕上がると考えます。

 

・無地
・モノトーン
・ジャストサイズ
・丈夫な生地(作り)

 

いくつになっても、自分で洋服を選び、全身をコーディネートして、「素敵ですね」「センスがいいですね」と、まわりに褒められたらやはり嬉しいものです。

 

それでは、人生の折り返しともいえる「50代」という年齢に相応であり、なおかつ垢抜けていて、私服なので堅苦しくないメンズファッションの基本を、あくまで私見ではありますが、紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

シンプルに「無地」を貫く

私はあえて無地であることをおすすめします。

トップス(上半身)、ボトムス(下半身)ともに、無地で、理由は以下の2点です。

 

ファストファッションのブランドを使いやすい

UNIQLOやGUで特に多いのですが、チェック柄のシャツや胸にプリントのあるTシャツは、街中やショッピングモールなどで、同じものを着ている人に遭遇しやすいです。

お互いちょっと気恥ずかしい感じになりますよね。

 

しかし、無地であればどこのブランドかがわかりにくいので、よほどファッションに精通している人でなければほとんど見分けがつきません。

 

その人自身を引き立てる

着衣がシンプルでかつコーディネートとしてしっかりまとまっていると、顔や体格など、その人自身が引き立ちます。

 

洋服は、「着られては」負けです。

「着こなす」ためには、物足りないかもしれませんが、まずはシンプルからはじめることをおすすめします。

 

スポンサーリンク

意外と個性的な「モノトーン」

「黒か白」、最初はそれで全身を揃えてみてください。

 

ファストファッションでよく見かけるのですが、「アースカラー(カラーコーディネーター検定では「ブラウン、グリーン、オリーブ」と定義されています)」のラインナップがとても多いです。

あとは「ベージュ」で、これらはチノパンやカーゴパンツなどのボトムスが大半なのですが、個人的には、これらのカラーは避けることをおすすめします。

 

 

理由はこちらも2点です。

 

「同じ洋服」を避ける

先述した内容と同じで、特にベージュのチノパンは、年齢問わずかなり多くの人が履いています。

それだけメジャーなアイテムなので、「ハズレになりにくい」というメリットはあるものの、逆にいうとどうしても個性を出しにくくなってしまいます。

 

印象が暗めになってしまう

アースカラーは基本的に「くすんでいる」色なので、どうしても暗い印象を第三者に与えます。

20代・30代であれば、ほとんど気にならないのですが、おそらくミドル世代は、肌や髪型の感じなどからそうなってしまうのでしょう。

 

よって、白と黒でまとめてしまったほうが、全体的に凛として見えます。

白と黒は本来、西洋の正装で用いられていたからです。

 

以後、触れるかもしれませんが、たとえモノトーンでも、華やかに魅せるコツというのももちろんあります。

 

 

ボトムスは、ダメージのないブラックデニムや黒のチノパンでいきましょう。

白糸のステッチ(縫い目)などがあしらわれていると、オシャレ感がアップします。

白いボトムスはちょっとレベルが高いので、まわりの人に意見を聞いてみてください。

 

これらのパンツ(ズボン)に、夏は白い無地のTシャツ、寒くなってきたら長袖の白いオックスフォードシャツやブロードシャツ、他にはニット(セーター)などを合わせると、シュッとしたキレイなコーディネートが完成です。

理由は後述しますが、スウェットやパーカーはあまりおすすめしません。

 

スポンサーリンク

「ジャストサイズ」で清潔感を

原則、トップスについては、今流行りの「オーバーサイズ(Tシャツではよく「ビッグシルエット」と呼ばれています)」を避けましょう。

 

体型の大きな人=ビッグシルエット、ではないので注意です。

ご自身の体型にちょうどフィットするサイズで、ブカブカしないようであれば、多少余裕を持たせても大丈夫です。

 

理由は1つです。

清潔感が失われる

どうしても「野暮ったい」「だらしない」「幼い」という印象を周囲に与えがちです。

20代から30代前半くらいであれば、そのルーズさが逆に映えるのですが、大人のファッションはとにかく「清潔感」を表に出していくことが重要です。

 

例えば、高級なオーダースーツが、自分の身体に対して、大きすぎず小さすぎないジャストサイズで採寸され、製作されるのと同じ理屈です。

 

なお、これは余談ですが、シャツにはきちんとアイロンをかけてください。

また、Tシャツでいえば、襟が伸びてクタクタ、ヨレヨレになったものもNGです。

お気に入りかもしれませんが、そこは断腸の思いでクローゼットに閉まっておきましょう。

 

お腹が出ている人・細身な人の着こなし

お腹が出ている人は、次の「生地選び」を参考にしてみてください。

 

逆にとても細身な人は、Tシャツを着るときに袖の余り具合を気にしてみてください。

ここに余裕を持たせすぎると、やや頼りない印象になりがちです。

大人びた貫禄を持たせるならば、いろんなブランドのTシャツを試着したり、通販の場合はサイズ表を確認したりされてから、購入されるとよいかと思います。

 

 

ボトムスについては、UNIQLOでストレッチ素材(とにかく伸びる生地)のスキニー(タイトに作られている意)ジーンズが売られていますが、あそこまで下半身にぴったり貼り付く感じでなくてもよいと思います。

 

個人的なおすすめは、「テーパード(太ももあたりはややゆるく、裾に向かって絞られていくシルエット)」です。

「テーパードパンツ メンズ」で調べると出てきますが、ただこのあたりは好みがあるので、裾までストンと落ちているチノパンなどのパンツもメジャーですので、全体が極端にたわみすぎなければ大丈夫です。

 

スポンサーリンク

しっかりとして見える「生地(作り)」の洋服をセレクト

冒頭で「安価な製品が増えている」と書きましたが、安価なものの中には、数回洗濯するともう形崩れしてしまうものがあります。

形崩れが一番の天敵です。

 

また、靴やお財布などで合皮を使っているものを、できれば本革にグレードアップすると、より大人っぽさが出ます。

GUCCIといった高級ブランドを選ぶというわけでなく、素材がよければお好きなブランドで一向に構いません。

 

なお、先ほど触れた「お腹の出ている」方は、厚い生地のトップスを着ると、少し目立たなくなります。

Tシャツでは「ヘビーウェイト」「ヘビーオンス」と呼ばれるものです。

触ると厚さで少しゴワゴワしているのが難点ですが、体型カバーにはわりと効果的です。

 

また、季節に合った生地を選ぶことも挙げられます。

ダウンジャケットで薄すぎるものは、インナー(中に着る服)としてならありなのですが、あえて見せるのはコーディネートの観点でいえば△です。

 

暖かいので着たいお気持ちはわかるのですが、外を歩くときは隠れていたほうがベターです。

夏は、無地のTシャツでも下着のようなものでない生地(やシルエット)を選んでみてください。

 

素肌が透けてしまうほど薄いものは避ける事が大切で、肌触りはサラサラだけど透けない生地というのもあります。

 

あと、スウェットやパーカーは、「幼さ」の出やすい生地です。

「部屋着」にも見えがちで、パーカーはスポーティーなブランドのものをうまく使えばシュッとして見えますが、基本的にスウェット系は、家の中のリラックスウェアだけに留めておきましょう。

あとは、仮に着るとしたら「毛玉」に注意で、今はダイソーなどの100円ショップでも、毛玉取りが安く手に入るので、頻繁にお手入れしてあげてください。

 

生地は清潔感を左右する重要な要素です。

通販だとわかりにくいことがありますが、何回か買ってみると少しずつわかってきます。

 

スポンサーリンク

まとめ

ここまで、50代男性のメンズファッションにおける格好よいコーディネートのポイントを4つ紹介してみました。

繰り返しになりますが、洋服選びにおける基本であり、王道であるとも思っています。

 

・無地
・モノトーン
・ジャストサイズ
・丈夫な生地(作り)

 

目指すは、「海外のハリウッドスター」で、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「彼らは身体を鍛えているので、どんな質素なものでも映えやすい」、という理由もありますが、意外とシンプルなコーディネートを好む傾向にあります。

 

例を挙げるなら、「ブラッド・ピット」や「ジョージ・クルーニー(彼はスーツが多く、あまりラフなスタイルを見かけません)」あたり、少し若いと「マット・デイモン」や「マット・デイモン」でしょう。

 

個人的には、映画『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』で一躍有名になった「クリス・ヘムズワース」を推します。

彼の洋服のチョイスはとてもシンプルで好感が持てますので、ぜひ検索してみてください。

 

 

ここまで洋服の話をしてきましたが、実は50代は「顔」が主役です。

20 代は造形の恩恵に過ぎませんが、50年生きてきた軌跡が、年輪のように顔に刻まれ、その人らしい魅力を醸し出します。よって、被服はあくまで顔を引き立たせる手段でしかありません。

 

ただ、「何を選ぶか」というのも、その人のセンスが問われるものの一部ではあります。

センスは感性であり、感性が豊かな人はやはり魅力につながります。

 

50代の男性に向けて、基本的な部分、外してはいけない部分のみご紹介しました。

これ以外にもさまざまなファッションテクがありますが、ファッションセンスは「学べば伸びる」ものです。

「自分はスーツばかり着てきたから、いまさら服選びなんてわからん」と、どうか投げ出さないでください。

 

ファッションも趣味のうちであり、一生ものの自分磨きのひとつでもあります。

ぜひ自分らしい着こなしを見つけてみてください。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
6.おすすめ 

コメント