人気の株主優待の獲得方法や具体例、優待廃止のリスクを調べて行う事

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株主優待

株式を保有しているだけで、株式を発行している会社からサービスや商品を得られるしくみの株主優待は、知っているととてもお得です。

 

株主優待を得るにはどのようにしたらよいのでしょうか。

また、株主優待にはどのようなものがあるのでしょう。

今回は、株主優待の獲得方法や具体例、優待廃止のリスクなどについてまとめます。

 

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株主優待とは

株式を購入し保有していると、配当金とは別に自社商品や商品券などの金券、サービスなどを会社が提供してくれることがあります。

 

これを、株主優待といい、株主優待は、長期間、株式を保有してくれていることに対する会社からの気持ちで提供されるものです。

諸外国にはあまり例がなく、日本独特の仕組みだとされます。

 

現在、株主優待制度を導入している企業は1000社ほどあり、近年の優待ブームによって注目度がアップしています。

優待で有名なのが、もとプロ棋士の桐谷広人氏です。

たくさんの優待銘柄を保有している桐谷氏は、棋士として活躍中も少しずつ優待銘柄を買い集めました。

 

株主優待の中には、一定数以上の株式の保有や一定期間の保有などの、条件が付いている銘柄もありますので、購入する前にしっかりチェックしておきましょう。

 

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株主優待のもらいかた

株主優待をもらうためには、株式を購入するための証券口座を開設する必要があります。

 

証券口座は、店舗型証券会社や各銀行、インターネット証券などで解説することが可能ですが、口座の申し込みから開設まで、一定の日数がかかる可能性があります。

特に、新型コロナウイルスの影響で株式相場が下落してから、新規開設が増加しているため、通常よりも開設までに時間がかかる可能性があります。

 

株主優待が欲しい人は、早めに証券口座を開設する準備をし、口座を開設したら、欲しい株主優待を探します。

 

株主優待の数自体は、1000以上ありますが、最初にお勧めするのは、10万円以下の比較的手ごろな株式です。

例えば、ジーンズのセレクトショップを運営する「ライトオン」の場合、2020年6月12日時点での株価は1株当たり576円です。

ライトオンの株価は最低購入株数が100株なので、必要なお金は576×100=57,600円です。
(手数料などは除く)。

ライトオンの株主優待は、100株以上の保有なら3,000円相当の、500株以上なら5,000円の、1,000株以上なら7,000円相当の優待券がもらえるというものです。

 

購入したい株式が決まったら、その株式を「権利付き最終日」までに購入し、翌日まで保有しなければなりません。

ちなみに、先ほど例で上げたライトオンの場合は、8月27日が権利付き最終日で、この日までにライトオンの株式を購入し、翌日まで売らずに保有していた時に株主優待の権利が発生します。

株主優待が欲しい場合は、かならず、権利付き最終日前に購入しましょう。

 

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株主優待の探し方

株主優待は、個人投資家の関心が高いので、各証券会社のホームページでは、株主優待を検索できるページを設けています。

また、株主優待を扱う専門サイトなどもありますが、基本どのサイトを利用しても探す方法は同じです。

一つ目は、検索窓にキーワードを入れて入力する方法です。

 

例えば、「6月 株主優待 10万円以下」 などとGoogleで検索すると、ランキングや株主優待の紹介ページに直接つながります。

株主優待の検索サイトや各証券会社のホームページに行きついている人は、ジャンル別に検索することも可能です。

食料品や金券などといった株主優待の内容から検索することで、欲しい優待にたどり着きたくなるでしょう。

 

もう一つは、権利確定月別の検索で、いつまでに株式を購入すればいいかを把握するには、この方法が一番良いと思います。

 

検索窓での入力でも、株主優待サイトからの検索でもたどり着くことができます。

 

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10万円以下で購入できる6月、7月のオススメ株主優待

2020年6月のオススメ株主優待は、通信販売の「千趣会」(8165)で、千趣会はショッピングや専門ショップなどを運営するカタログ販売の会社です。

ベルメゾンの運営会社としても知られていますし、千趣会の株価は6月12日付けで379円ですので、最低投資金額は37,900円です。

 

株主優待は100株を1年以上保有で500円、2年以上保有で1,000円、3年以上保有で1,500円相当の買い物優待券がつきます。

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、いわゆる「三密」を避けるよう要請される中、人ごみの中に出ずに買い物ができる通信販売は、今後注目の分野です。

ベルメゾンの利用者なら持っておいて損はない株主優待です。

 

7月のオススメ株主優待は、丸善CHIホールディングス(3159)でで、大手書店の丸善ジュンク堂を運営する会社です。

丸善CHIホールディングスの6月12日付けの株価は387円ですので、最低投資金額は38,700円です。

 

株主優待は100株以上の保有で500円相当の自社商品券であり、株式を保有しているだけで、毎年500円分の商品券がもらえるのはとてもうれしいです。

 

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気を付けよう!優待廃止のリスクとは

株主優待を利用するとき、一番注意しなければならないのが優待廃止のリスクです。

 

会社の業績悪化などが理由で、従来実施していた優待が廃止、または改悪されることがあるからです。

優待銘柄を購入するときは、優待内容だけを見るのではなく、その会社の業績、特に営業利益や、その会社の業績見通しなどを見て、経営が悪くなっていないかどうか確認するべきでしょう。

 

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まとめ

株式を保有しているだけで、会社からサービスや商品を提供してもらえる株主優待は、とても人気です。

 

株主優待を獲得するためには、証券口座を開いて株式を購入しなければなりません。

優待は保有株数や保有期間などの条件が付いていることがほとんどなので、しっかりと下調べをしてから購入しましょう。

 

株主優待は証券会社のホームページや株主優待の専門サイトで調べることが可能なので、自分が欲しいと思う株式を選びましょう。

ただし、会社の業績が悪化した場合、株主優待が廃止・改悪されることがありますので、経営状態のチェックも忘れずにしましょう。

 

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4.資産運用

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