平昌オリンピックから何を吸収して東京2020に繋げるか

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平昌オリンピックから学ばねばならないこと

 

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不安の中開催された平昌オリンピック

平昌冬季オリンピックも終盤になってきて、日本人の活躍を期待する報道がなされていますが、それ以外にも注目されている、あるいは注目されてしまっている点があります。

 

一つは、北朝鮮の問題です。

ちょうど北朝鮮が軍事パレードを時期を合わせるように行ったり、応援団が韓国入りしたりなど、その動向に注目が集まっています。

 

しかし、開催されてからは他にも選手村の不備やオリンピックの会場の警備員が、多数ノロウィルスにかかっていることなど、様々な問題点が上げられています。

 

選手村の不備は日本人選手たちの過ごす宿舎の暖房が全く効かず、選手たちが無駄に苦しい思いを強いられてしまっていたり、ノロウィルスの問題は日本では多くは報じられていませんが、台湾では大きく報道されており、渡航制限が設けられているほどです。

 

元々、平昌オリンピックは開催前からたびたび不安が報じられてきました。

前年になっても会場が全く整備されてないことが特に大きなもので、無事に開催できるのだろうかとも言われていました。

 

開催ができたことは素直に喜ばしい事ですが、開催後もいくつもの問題が浮かびあっており、選手たちや来場客にとっては喜ばしい事ではありません。

 

これから多少は改善されてはいくでしょうが、起きてしまった以上はもうどうしようもありません。

ひとまずは改善されることを願っておきましょう。

 

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平昌オリンピックの不安と東京オリンピックの不安

これらの不備や不安などを日本としては、決して他人事で済ませてはなりません。

 

平昌冬季オリンピックの後に控えるのは、夏期の東京オリンピックです。

 

二大会連続でアジア、極東でオリンピックが行われ、これは実に記念すべき、誇るべきことでしょう。

しかし、東京オリンピックの準備に関する現状の情報などを見ていると、決して喜ぶことはできませんし、悲しい事に会場が間に合わない可能性などは、この度の平昌オリンピックと似通ってしまっています。

 

また、東京オリンピックの準備に関する問題点は、枚挙にいとまがないほどに多数挙げられています。

しばらく前のことでは、オリンピックのエンブレムがパクリだと言われて変更を余儀なくされたり、東京オリンピックの会場設営の従業員が自殺したり、スタッフをボランティアで募集しようとしたりなど、非難を受けるようなことばかりをしています。

 

決して、準備の進行度は順調だとは言えないでしょう。

それどころかこのたびの平昌オリンピックに勝るとも劣らない酷さです。

 

ノロウィルスは時期的に発生することはないでしょうが、このままでは平昌オリンピックで生じているいくつかの問題点と同等の問題を、引き起こしてしまう可能性も否定できません。

 

夏期なのでエアコンが使えないとなると、日本の評判を大きく落としてしまう恐れもあります。

また、ノロウィルスの感染者が多数出てしまったことからは、スタッフ一人一人に対する健康管理の必要性を、如実に表したものだと言えます。

 

むろん、健康管理にはお金もかかりますし、そもそも会場の設営などにはもっともっとお金をかけるべきです。

ただただ会場にかかるお金を増やすだけではなく、スタッフや従業員に対してかけるお金が重要なのです。

ボランティアで募集しようなどとという節約術など必要ではないのです。

 

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平昌オリンピックから学べたこととは

お金をかけたいち早い準備が必要だということを、平昌オリンピックの諸問題が教えてくれていると言ってもいいでしょう。

前述した通り、平昌オリンピックから東京オリンピックという流れは、珍しい二年連続のアジアでのオリンピックの開催です。

 

そこに何かしらの問題が生じてしまえば、韓国や日本だけではなく、極東全体の信頼に大きく関わってしまいます。

もう既に、諸外国では不安や不満が高まりつつあるかもしれません。

 

そこに東京オリンピックで何かしらの問題が生じてしまえば、とどめを刺してしまうようなことになりかねません。

 

かつての東京オリンピックは誰もが希望を持ち、その希望にこたえてみせた日本の戦後復興の象徴であり、その後の大きな成長の兆しとなってくれました。

だからこそ、東京オリンピックを知っている世代からすると、オリンピックの開催は夢であり、生きている内に最後の希望でしょう。

 

 

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まとめ

平昌オリンピックのこれまでの問題をみていくと、これらと同等の問題を日本が、起こしてしまう可能性もあります。

 

それらの問題がどんどん表に出てしまうと、次の東京オリンピックは希望や夢の象徴になることはできず、日本や極東の凋落のきっかけとなってしまう恐れがあります。

 

そもそも、若い世代からすると期待も持たれていないような現状であり、日本国内でもオリンピックに向けて熱を持っているとは到底言えません。

 

このままでは、日本やアジアの信用を落としてしまいかねません。

よって、平昌オリンピックでは日本人の活躍を期待するだけではなく、そこで起きる様々な問題や不満点などをきちんと反面教師的に学び、東京オリンピックで生かしていく必要があると言えるでしょう。

 

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5-2:思いつき

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