スペインの魅力:日本人にはマネできないスペイン人の働き方①考え方編

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スペインの魅力探究シリーズ4

日本人にはマネできないスペイン人の働き方を考え方編として紹介します。

 

皆さんは【アリとキリギリス】の童話を知っているでしょうか。

 

働くことは、あなたにとってどのような意味を持っていますか?

働きながら、人生を楽しんでいますか?

 

 

スペインには日本にはないユニークな習慣が沢山あります。

では、働き方もやはり、ユニークなのでしょうか?

 

ここでは、スペインが大好きな方、文化をもっと知りたい方、スペインへのインターンシップや将来移住を考えていらっしゃる方へ、少しスペイン人の働き方を面白く紹介したいと思います。

 

スペインへの知識を深める参考にしていただければ幸いです。

今回は【スペイン人と日本人の考え方の違い編】として紹介します。

 

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『働くこと』と『生きること』

『あなたにとって働くこととは?』、うわぁ、真面目な質問だなぁ。と、思われたあなた! いやいや、そうではないんです。

これは、スペイン人が日本人に関してよく聞いてくる代表的な質問なんです。

 

 

そして、「どうして日本人はそんなに働くことが大好きなの?」また、「私たちは、生きる為に働くことはあっても、日本人のような、働く為に生きているような生き方が理解できない。」と、理解不能という表情で問われます。

 

 

つまり、スペイン人の言いたいことは2択で、

【人生の目的とは何か】

働くこと生きること ⇒楽しく働くために生きるか
(or)
働くこと生きること ⇒ 楽しく生きるために働く

スペイン人は、②が自分たちで①が日本人だ、と思っているわけです。

 

 

その根拠はスペインでは「働きすぎて過労死とか!仕事で自殺とか有り得ない!!」
自分たちは「働かないと生きれないから、本当は働きたくないけど、仕方なく働く。」
人生の目的は、働くこと20%:生きること80% なんだそうです。

 

 

これは、試験に落ちたくないから仕方なく勉強する感覚に近いのではないでしょうか。

数年前にヒットしたドラマ『ハケンの品格』の中で、篠原涼子さん演じるスーパー派遣の大前春子さんが【働くことは生きることです】と言っていたのを思い出しました。

 

 

つまり、多くの人の場合、少なくとも ③ 楽しく働くこと=生きること (50%、50%)と考えているのではないでしょうか。

 

でも、日本人全体を見れば①の傾向が強いようにも感じます。

あなたはどのような意見をお持ちですか。

 

 

 

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『アリとキリギリス』の例え話

アリは働き者、キリギリスは怠け者の例えとして知られるイソップ物語があります。

 

結末は何種類かあるようですが、ほぼ結末としてはアリが優しくキリギリスの頼みを聞き入れ助け、キリギリスが泣きながら感謝して教訓「楽をした者は、そのうち痛い目にあう、だからアリのように働かないといけないこと」を学ぶという内容でした。

 

この両者を、日本人とスペイン人に重ねてみましょう。

 

 

アリ(日本人)は、将来の不安を心配して働き、未来のために貯金をせっせとする。

少しでもより良く現状を変えようと、今苦しくても将来のためにがんばろうとする。

 

転ばぬ先の杖】という考え方が強い傾向です。

 

 

一方、キリギリス(スペイン人)は、大事なのは今で、この時を精一杯悔いの無いように楽しもう。

大事な家族のために仕事をすることも必要だからする。

でも、先のことなど誰にもわからないのだから、【明日は明日の風が吹く】という傾向です。

 

 

しかし、スペインがキリギリスで怠け者と言っているわけではありません。

ましてやアリが正しいと言っているわけでもありません。

 

 

ここで私が伝えたいのは、両者が両極端の考えを持っているのだ、ということです。

童話ではアリとキリギリスが意見を言い合いますが、お互いが主張した後も自身の行動を変えようとはしなかったはずです。

 

 

アリにはキリギリスの気持ちが理解できない(受け入れられない)し、キリギリスもアリの気持ちや行動がわからないということです。

 

でもその個性(文化)が魅力的だと思います。

 

 

 

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現実的には問題なし!

スペイン人のこのような特徴は土地や気候が大きく影響していると考えられます。

 

ちなみに、現実的にはスペインの経済を助けているアリは、日本ではなくドイツやフランス(この二つの国はEU 連合の要になっている国)です。

 

 

また、スペインは今の考え方を変えなくても充分冬を越すこともできます。
(キリギリスのように困らないのです。)

 

というのも、日本が世界最大の食糧輸入国であるのに対し、スペインは食料自給率約90%で、ヨーロッパ中の国を支えている農業国であり、又、世界第二位の観光立国です。

 

地中海性気候で年間を通して穏やかな気候で、あまり雨が降らなくても、世界一の収穫を誇るオ
リーブのような樹木はすくすく育って行きます。

 

そして観光立国ですから、美しい自然と楽しく過ごせる娯楽を提供することで、収入を得ている国であるという事を忘れてはいけません。

 

 

 

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まとめ

スペイン人は、『なぜ日本人は働くことがそんなに好きなのか、なぜ過労死するまで働くのか』という疑問を、持っています。

 

日本は『将来・未来』の生活へ目を向けて行動しているのに対し、スペインは『今・現在』の生活を大切に行動しています。

 

日本人は将来の目標を立てることや、クリエイティブな近未来的な発明品を作ることが得意で、
スペイン人はその場その場を真剣に楽しみ、毎日の家族の時間をとても大切にしています。

 

人生の楽しみ方をよく分かっている国だからこそ、世界第二位の観光立国なのでしょう。

有名な金子みすずの『わたしと小鳥と鈴と』の詩を引用するなら、 「みんなちがって、みんないい」。

 

 

みんなお互いに違う魅力を持っているからこそ、良いのではないでしょうか。

 

 

次回
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