効率と成果を両立しながら働けるリモートワークの可能性

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リモートワークの可能性

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新しい働き方

コロナウイルスの世界的な流行で、否応なしに新しい働き方を余儀なくされた企業は、多くあると思います。

コロナ前でも新しい働き方という声はありましたが、企業の文化や古くから続く習慣、システム的な課題などでなかなか推進されてはいませんでしたが、この未曾有のパンデミックで不可逆的な方向転換をしなければならなくなったのは、ある意味ではいいことなのかもしれません。

 

アメリカや欧州などの先進国では、ワクチン接種が進み、だんだんと元の生活に戻りつつあります。

しかし、リモートワークという新しい働き方を経験した企業や従業員は、これを機にこのままリモートでの運用を継続しようという動きもあります。

リモートワークで、何がメリットなのかと気を付けたいポイントについて、ご紹介させて頂きます。

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苦労という古い考え

我々日本人は、どうしても働く事は額に汗をかいてするという考えが、美徳になっている場合がまだまだ多いです。

当然、大切で美しい考えではありますが、これは大きな落とし穴があり、現代には合わない古い考えではないでしょうか。

基本的に苦労しなくてもいい苦労はするべきではなく、例えば、一生懸命手書きで書くレポートとパソコンで書くレポートがいい例で、どんなに魂を込めても、手書きのレポートなどを見るクライアントや会社組織は、もはやいないのではないでしょうか。

 

我々が最も見直さなければならない部分は、精神論ではなく、目的の本質です。

仕事の本質がブレていなければ、入れ物としての方法はどの様なものでもいいはずで、ましてや、それが『楽』にできるのであれば、それに越したことはありません。

 

働くとは人生の大半を使う大事な部分ですが、すべてではありません。

仕事はあくまでも生活の為にあるのであり、仕事の為に生活があるという古い考えを、そろそろ捨てないと永遠に効率など上がる訳がありません。

個人視点で見た場合、実はリモートワークはこの『仕事=辛いもの』という概念を覆すものになりましたので、リモートワークが、どの様な効率アップの結果を出すことができるのかを、3つご紹介します。

非生産時間の削減

一つ目は、『TeamsやZoomで無駄な移動時間の大幅コスト削減』で、まずは、クライアントと面談するところから見てみましょう。

今迄は、クライアントとの直接面談は電話をして相手と自分、上司のスケジュール確認をしてからアポイントを確定し、当日は電車や車で訪問して行うという物でした。

これがどれほど『お金にならない仕事』か、お判りになりますでしょうか。

 

クライアントとの面談の最終目的は、『課題の解決』もしくは『ビジネス成約』以外にありませんし、スケジュール確認や移動時間で、この目的を達成することはできないのです。

その為に、TeamsやZoomというものを駆使すれば、大幅な経費削減にもなりますし、さらに別のクライアントやプロジェクトに費やす時間が増えます。

 

更に、社内においても打合せをする為のスペース確保や各部署、関係者への事前調整などが非常に面倒ですが、メールや社内チャットで効率よくスケジュールを事前確認すれば、余計な時間をかけることなく、本来やりたかった打合せをTeamsやZoomで対応することが可能です。

もちろん、社内社外の場合でも必ず打合せの目的と議題、事前資料はきちんと明確にした上で会議に臨むことは自分だけでなく、相手の効率もUPしますので忘れないでおきたいポイントです。

大事な環境整備

続いてのメリットは、『オフィスと比べて自分の仕事スケジュールを組み立てやすい』がありますが、これはとても身近なことですので、今一度意識をしたい部分です。

オフィスでの普段の仕事におけるもっとも生産性を下げかねない要素が、『とっさの無駄話、無駄会議に時間を取られてしまう』ということがあり、例えば、上司や先輩が急に話がしたいと言ってとりとめのない指示をしたり、思い付きの打合せや会議などに巻き込まれて時間を浪費してしまった、なんてことはよくある話ではないでしょうか。

また、ある程度の緊張感があるのはいいのですが、あまりにもプレッシャーが強すぎたり場の空気が張り詰めすぎると座っているだけで疲れてしまい、作業効率が捗りません。

 

これに比べてリモートワークですと、ある程度は自分のスケジュールをコントロールすることが容易になり、集中して本来自分がやるべき仕事や業務に雑念なく取り組むことが可能です。

もちろん、上司や先輩からの電話やメールを完全に無視することはできませんし、中には人と人とのコミュニケーションが大切だという意見はあるとおもいますが、それはオンラインでも出来るはずで、仕事の効率を上げて目標を達成する方が、企業の目的としては大事なはずですし、何より無駄な会話を削減できることは明白なメリットです。

どこでもオフィス

リモートワークが主流になることで、今までオフィスを出せない為、人材確保や新しい顧客開拓に行けなかった場所にも、新しい人材を配置してアプローチを掛けることが可能になります。

 

僻地や海外が主な例で、オフィスを構える為には、膨大な固定費と人材確保が必要になりますし、場所によっては、メキシコやペルーなど不安定な情勢の場所では、社員の安全性からポテンシャルのある市場なのに、なかなかビジネスを展開できないというジレンマに悩まされることにもなります。

 

欧米の企業では、積極的にオフィスワークを推奨し、固定費を削減し、現地スタッフを適材適所で採用をしてビジネスを広げているケースがとても多く、このパンデミックにおいてさらに加速しています。

また、外国では基本的に英語を使ってビジネスをしますが、やはり第二言語である不慣れな英語よりも、母国語を駆使して会話をした方が、クライアントの心情的にとても打ち解けやすくなるという点も見逃せません。

 

この様に、既存の仕事の進め方やあり方にリモートワークは疑問を投げかけ、仕事にこびりついていた贅肉を削ぎ落し、スリムな形態へ変貌することで、結果的に結果と効率を各段に伸ばすことができる絶好のチャンスでもあることを、再認識する必要できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

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リモートワークの落とし穴

もちろん、あらゆる事象にはメリットとデメリットが存在しており、便利な点のみを享受することはできませんし、リモートワークにも落とし穴あるのは事実です。

これらをしっかりと理解をした上でリモートワークをすることで、デメリットを最小化することを心がける必要があります。

規律と監視の混同

いくらリモートワークが自分のペースで仕事ができるといっても、チームや組織で動いている以上は、ある程度の規律が必要になるのは明白です。

リモートワーク導入する企業が、日本でも出始めたころに懸念されていたのは、『社員がしっかりと業務をしているか、サボっていないか』が気になるという意見でした。

誤解を恐れずに言えば、ある程度の『サボり』は息抜きとして必要で、朝から晩まで一心不乱に365日仕事をできる方はほとんどいないはずです。

 

もちろん、プロとして働いている以上は規律を持ち、各個人も節度をしっかりと弁えた上で息抜きをする必要がありますが、だからと言って性悪説に基づいた監視体制は、決して規律の保全には繋がらないどころか、かえって反感を与えてしまうことにもなりかねません。

 

ある程度は、各個人の倫理観を信用して仕事を任せ、適度なタイミングで定時連絡として電話、ミーティング、報告資料提出を求める方が、社員だけでなく、管理監督者の負担軽減にもなります。

情報漏洩の危険性

一言で情報漏洩と言っても、決してパソコンに不正アクセスされたり、ウイルスやスパムメール対策をしっかりする必要があるという事ではありません。

むしろ、情報漏洩の最も多きな危険を孕んでいるのは、我々人間というアナログな存在に起因するケースが殆どであり、こればかりは意識をして注意をする必要があります。

 

例えば、実際の対面の打合せでは、本来クライアントや他部署に見せてはいけない内部資料を、武器にして見せることで相手の興味を引いたり、交渉の場で優位に立つための手助けにする場合がありますが、リモートワークではこれは命取りになりかねません。

何故なら、パソコンにはスクリーンショットという機能があり、例え資料を渡さなくても、画面に映したならば、参加者の誰かが記録をしてしまっていることも考えられます。

 

このアナログな情報漏洩を阻止する方法は、大きく2つしかなく、内部資料など関係者外に知られてはいけない資料は、そもそも打合せでは出さないか、事前に資料の構成を十分に吟味をした上で打ち合せに臨むかですので、リモートワークにおける打合せで常に気を付けなければならない落とし穴であることは肝に銘じる必要があります。

大切な家族との時間

最後に最も大切であり、我々が働く大きな理由の一つでもある家族についても、注意をしながらリモートワークを進めていく必要があります。

自宅で働く場合に、一番の負担を掛けているのはご家族で、仕事中は大きな音もたてられませんし、お子さんがまだ小さな場合はより気を使わせてしまうケースがあります。

また、リモートワークをしているとプライベートと、仕事との垣根が今まで以上に曖昧になってしまい、ついつい家族との時間を蔑ろにしてオーバーワークをしてしまいがちですが、これでは本末転倒です。

 

仕事が立て込むと、家族との時間を犠牲にしてしまいがちですが、何かあった時に支えてくれるのは会社ではなく、家族であることを改めて理解しなければなりません。

家族との関係は当然日々の積み重ねですので、出来るだけ食事は一緒に取る様にしたり、お子さんが小さい家庭では、お昼休みや夕方などにコミュニケーションの時間をとることが大切です。

オフィスで働くと、どうしても残業が多くなってしまい、家族との繋がりが希薄になってしまいがちですが、リモートワークはこれを改善してくれる為の良い環境でもある為、積極的に家族との時間を作ることをお勧めします。

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まとめ

パンデミックで、加速的に進んだリモートワークは誤解されている部分も多く、保守的な考えを持つ企業やチームでは、まだまだハードルが高いのも事実です。

しかし、先進国中、最も労働時間が長いのにも関わらず、低い生産性に甘んじている我々日本人は、そろそろ働き方を考え直す時期が来ているのかもしれません。

 

今回ご紹介したメリットや注意したいポイントは、全体のホンの一部分にしかすぎませんが、どの業種でも当てはめれられるものが殆どですので、是非意識をして取り組まれてみることをお勧めします。

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2.転勤先
転勤から見える景色

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