語学の今後の必要性と、効率よく出来るオススメ勉強方法について!

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これからの時代を生き残る為の語学学習

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日本語だけのでの生存率0%

外国語というと、真っ先に英語が思い浮かぶとおもいますが、中学校から大学、社会人の方では、TOEICなどで10年以上勉強をされている方も多いと思います。

そこで一度考えて頂きたいのが、皆さんは英語は実際にしゃべることがなぜできないのかという点です。

 

『うっ…』と言葉に詰まる方が多いと思われますが、実際に2020年にEF EPIが発表した調査結果によると、世界から見た日本人の英語能力は低成績に甘んじている状況で、G7で世界第三位の経済大国の日本がなんと55位です。

『これからは英語だ!』と言われる様になってからもう20年程経ちますが、まだこの程度のレベルで、これはいかに日本人の方が語学を不得意としているかが、如実に表れているのではないでしょうか。

英語もそうですが、今では英語以外の言葉も台頭してきていますおり、例えばアメリカではスペイン語、中国語もビジネスでは大きな地位を占めていますし、今後は大国ロシアやインドなどの言語の台頭も考えられます。

小さな島国の日本が、これからも諸外国と戦っていくには語学は必須で、実際に大昔の日本が『倭国』とよばれていた時代には、使譯(しえき)という通訳が、韓国や中国との交易の仲立ちをしていたと言われていますので、語学が重要な武器であることは今も昔も変わりません。

今回はなぜ語学がこれから必要なのか、そしてどの様に勉強すればいいのか、お勧めの方法をご紹介したいと思います。

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日本人が滅亡する日

大袈裟ですが、日本がこれから衰退するかもしれないという暗い未来は、決して冗談ではなくなってきました。

日本人の語学力の低さは、今まで国内だけで生きてこれたということや、外国で仕事をしても経済大国2位だった日本に憧れて外国の方が自ら勉強をしていたに過ぎず、今やその地位もだんだんと落ちてきており、アジアの言葉で勉強をしたいという地位は中国に奪われている状況です。

英語もそうですが、今後は語学を身に付けないと、我々は生きていけなくなる可能性が出てきており、その理由を3つご紹介します。

切実な人口減少

一つは『日本の内需はこれ以上は見込めない』ことで、ご存知の通り、日本は高齢化社会に足を踏み入れつつある状態で、2030年ではこのままのペースで行くと、なんと3人に1人が60歳以上の方という状況です。

新しい高齢者サービスなどで、需要を掘り出すなどは可能かと思いますが、製品やサービスを売り買いするという基本的な点を見るとやはり、人口が多いか少ないかというのは、企業が業績を上げる経済が成長をするという部分では、見過ごせないポイントです。

内需がこれ以上取り込めないとなると、目を向けるのは必然と海の外になりますが、やり取りをするには語学が必要ですので、今後はますます英語や中国語など語学ができないと、ビジネスがしにくい環境になっていくことが予想されます。

語学への誤った誤解

次に『語学はホワイトカラーだけの物ではない』という点がありますが、日本で英語が出来る人と言うと、未だにインテリ層のイメージが強くはありませんでしょうか。

しかし、海外、特に、成長目覚ましい中国、インド、ブラジル、メキシコなどではこれらのイメージは、既に過去の物になっています。

コンビニの店員さんやレストランの従業員、運送会社や工場の作業員までもが、文法はとにかく、英語や他言語を駆使して、コミュニケーションを海外と取っています。

一方、我々日本人は片言でも日本語以外の言語を使おうという気持ちが、まだまだ少ない人たちが多い状況です。

低賃金の恐ろしい実態

最後の理由は、『既に日本は低賃金国という現実』ですが、ここでよく耳にする『インバウンド』という現象の背景について考えてみますと、実は日本に旅行をする外国の方は決して、日本が美しいとか文化が素晴らしいからという理由で来るわけではありません。

残念ながらもっと単純な理由があり、それは日本が『安い国』だからという厳しい現実で、中国で物を買うより、日本で物を買った方が『安い』く、ひと昔前に、我々日本人が『特に興味はないけど、物やサービスが安いから』という理由で、発展途上国へ旅行をしていたことがありましたが、今、同じことが起きています。

他国が成長をしている間に、日本は20年以上のデフレ経済を経験し、日本人の平均年収は上がるどころか下がる一方ですが、他のアジア諸国はこの間にも着々と力をつけました。

お隣の中国は、既に日本を追い抜くとされていますが、これはビジネスの世界にも広まっています。

日系企業で就職するよりも、中国企業に勤めた方が年収が高いという、驚きの現実が既に発生しており、実際、日本企業は新卒の初任給は平均で約20万円/月、中国は何と60万円/月です。

何が起きているのかというと、中国企業が日本人を雇うケースが増え、新卒の月収は平均40万円/月と言われています。

終身雇用が崩壊しつつある日系企業で働くメリットが、今後なくなって来る日もそう遠くはなく、その時に語学が出来る人材と出来ない人材で、大きな『格差』が生じることになります。

そうならないことを祈るばかりですが、生き残る為の手段として語学は、今後ますます重要になることは間違いありません。

語学は『できたらいい』という時代は終わり、これから『できなければならない』時代がすぐそばまで来ているのです。

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おすすめ語学練習方法

語学の必要性は理解できても、実際にどうすればいいか分からないという方は多いと思いますし、巷には様々な参考書や語学学校が溢れていますので、目移りもしてしまいます。

しかし、第二言語習得方法そのものは、人類が有史以来やってきているもので、今も昔もやり方そのものに大きな違いはありません。

語学習得は、『スピーキング』『リスニング』『リーディング』『ライティング』の4つが複合的にできなければとても難しいのですが、これが、語学は小さい頃からした方がいいと言われる理由の一つでもあります。

そこで、時間があまりない社会人が挫折することなく、語学練習を続けられるお勧めの方法を3つご紹介します。

単語張は一冊を短期間に100周

まず、大前提として人間の記憶は、エビングハウスの忘却曲線が表す様に、1日で7割を忘れてしまうようにできています。

一説には、これは記憶のメモリを守る為の自然な脳の仕組みと言われていますが、これにも関わらず単語を覚えようとするときに我々は、『覚えよう』として無理矢理詰め込もうとしてしまっており、これは記憶定着の構造からすると、かなり非効率な方法であることが最近の研究で分かってきている状況です。

本当にすべきなのは、脳に『この記憶は大切である』という認識をさせることで、その為には、頻度というポイントが重要でになっており、とにかく覚えている覚えていないにかかわらず、単語張の単語を次々と認知をして行く必要があります。

100周と大袈裟に書きましたが、50周もすれば単語張の40パーセントは『知っている』という塊が出来るはずですので、この反復作業を続けることで記憶を定着していくのです。

マスクをしている時はシャドーイングの時間

ご存知の通り、人間はアウトプット行動をする事で知識を血肉化することができ、シャド―イングとはCDなどで、テキストをネイティブが読み上げた後に続いて、自分も追いかける練習方法で、まるで陰の様に追いかけることから『シャドウィング』と言われます。

なかなか、シャドウィングをするのは恥ずかしいのですが、幸いなことに、我々日本人はマスクをすることに文化的、習慣的に余り抵抗がありません。

ましてや今は、マスク着用を推奨されている状況ですのでこれを逆手にとり、シャドーイングの機会としてとらえると、通勤途中は社会人にとって素晴らしい語学学習の場になります。

隙間時間でのディクテーション

最後に一番お勧めしたいのが、『一日10分はシャード―イングした文章をディクテーション』するという方法です。

厳密には、ディクテーションは耳に入った言葉をそのまま書き出す練習方法を指し、この練習で、最初は聞き取れなかった単語や文章が目と耳、そして手がリンクする様になり、正しい文法や発音が理解できる様になります。

例えば、英語では、単語を繋げて発音するという厄介なものがあり、『Get away』(どっかいって)を、『ゲット アウト』ではなく、『ゲラウト』に聞こえてしまう経験や体験はありませんでしょうか。

これをしっかりと理解する為には、ディクテーションで耳の情報を他の器官にリンクさせる必要があります。

これら3つを行うと、実は先ほど上げた『スピーキング』『リスニング』『リーディング』『ライティング』を効率的に鍛えることができます。

まとまった勉強時間や場所を確保することが難しい社会人には、お勧めの練習方法です。

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まとめ

如何でしたでしょうか。

語学の今後の必要性と効率よく出来る勉強方法について、ご紹介させて頂きました。

基本的な習得方法は、どの言語でも同じく『スピーキング』『リスニング』『リーディング』『ライティング』を鍛える必要がある為、今回お勧めした方法は、とても手軽な上に効率が良くとても有効です。

語学は1日では身につくものではありませんが、練習し続ければ確実に身に付く上に、実生活や仕事にも直ぐに生かせる実用的なものです。

是非1日10分でもいいので続けてみて下さい。

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5-2:思いつき

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