北海道~青森県:1泊2日の旅
北海道転勤となって、これを機会にかなり精力的に北海道内を回ったつもりです。
しかし、瀬戸内海の郷里からすると「青森県」も遠くてなかなか行くことが出来ない、と言うことで、2018/11/03~11/04 の2日間で、どこまで見ることが出来るのか、チャレンジしてみました。
正確には 11/02(金)からの出発です。
北海道苫小牧にはフェリー乗り場があり、青森県の八戸市に夜間に行くことが出来るので、これを活用してみました。
ぜひ、参考になればと思っています。
- 11月02日(金)フェリー
苫小牧から八戸へ
- 11月03日(土)レンタカー
奥入瀬渓流
十和田湖
八甲田山
宿泊先(日本海の夕日)
- 11月04日(日)レンタカー
白神山地(十二湖:青池)
弘前城
ねぷた村
八戸から苫小牧へ
11月02日(金)
仕事が終わり、インターネットから予約しました。
・フェリー(往復)
・レンタカー(ニッポンレンタカー)
・宿泊(ウィスパ椿山)
苫小牧フェリーターミナル
シルバーティアラ
苫小牧 23:59 →
八戸 07:30
青森に着いてからの行動は、レンタカーなので乗船のみ。
本当は、車両ではないので予約は必要はないのでしょう。
旅客運賃(片道・税込)2等 5,000円
往復割引で9,000円でした。
苫小牧港
乗船
シルバーティアラ
2等客室
大浴場付き
2等客室ですが、番号が振ってあり座席指定で、自分の場所は決まっていました。
また、展望浴室がありましたが、深夜1時までであったので、景色は見えませんでした。
(ちゃっかり、お湯で汗を流しました。)
ホントは翌日ですが、
朝日が綺麗に見え、今日もいい天気になりそうです。
八戸港、到着です。
11月03日(土)
ニッポンレンタカー
早速タクシーに乗り、ニッポンレンタカー城下営業所まで向かいます。
タクシー料金:2,010円
ここまでのタクシー料金を、このニッポンレンタカーが負担してくれました。
(送迎ありですが、人手が少ないのでタクシー料金負担とのこと)
良心的で、大変おすすめです。
ニッポンレンタカー城下営業所で、SSクラスの「スズキ・スイフト」を借りて早速出発です。
2日間、11,664 円です。
奥入瀬渓流
紅葉は少し遅くて、まだまだ綺麗ではありましたが、枯れている木も多く少し残念です。
先週くらいが見頃だったかもしれません。
遊歩道や、車道に車を止めて写真を撮っている人が多くいます。
(三脚+一眼レフを持っている人が多くいました。)
いやー、水量も沢山あり、本当に綺麗なところです。
こんな自然が残されていて、素晴らしいところです。
新緑の時期も良いのではないかと思います。
十和田湖
続いて、十和田湖に行きました。
目的地は、『乙女の像』で、よく2時間ドラマとか、撮影されている印象があります。
青森と言ったら、やはり「りんご」です。
しかし、観光地としてはかなりさびれて、残念です。
ここは、少し期待外れでありました。
火の神
桂に化けた溶岩
風の神
十和田湖八幡平国立公園駐車料金:500円
八甲田山
しばらく走って、蔦沼も見たかったのですが、通過してしまいました。
睡蓮沼で休憩しパチリと写真を撮りました。
「ヒバ千人風呂」で有名な酸ヶ湯温泉迄行ったのですが、時間の都合でスルーを余儀なくされて、とても残念です。
すぐそばの駐車場で、今の時期には珍しい『雪』の写真も撮っておきました。
今季、雪を触ったのは初めてです。
せっかくですから、代わりに八甲田山ロープウェイに乗ってみました。
(料金は@1,850円:往復料金)
山頂ではかなりの積雪
同じ方向から風が吹くのか木々が曲がっている
千畳敷海岸
途中、岩木山(津軽富士)を眺めながら、またりんご園が沢山あり、さすがりんごの産地と感心しました。
りんごが今にも落ちそうなくらいたわわに実っています。
岩の割れ目から、海水が噴き出していて、いいくらいに写真が撮れました。
ここもかなり感動しました。
ウェスパ椿山
ようやく、夕日が落ちる前に宿泊先に着きました。
フロントで、チェックインをしませてコテージに行きます。
宿泊費は@10,000円プラスα(入浴費)
夕日をとるか、ヒバ千人温泉をとるか、と言ったところでしょうか。
一番端っこの海岸に近い「ロードス」というコテージです。
ロケーションといい、建屋の雰囲気といい、素晴らしいところです。
今日の日の入りは16:35くらいです。
まずは、疲れをとるために展望温泉に直行します。
レストランや、展望温泉までは、300m~500m以上あり、部屋から電話をかけると、お迎えが来てもらえるシステムです。
自分で運転して行ってもいいのですが、アルコールのこともあるので、その都度迎えに来てもらいました。
さて、今日の夕食は。
ジンギスカン(ラム肉)を中心に、各種ですが、「うーん」、食事はお世辞にも良かったとはいえませんでした。
少し残念なところです。
残念なことでしたが、部屋の中を撮るのを忘れました。
自炊も出来て、ベッドも2セットあって、広くて気持ちのいいコテージでした。◎
今日の行程
かなりの走行距離です。
11月04日(日)
ウェスパ椿山
ぐっすり眠りましたので、疲れもありません。
今日は、また、八戸フェリーターミナルまで帰らないとなりません。
朝食はビッフェ方式です。
これに、コーヒー・ヨーグルトなどもあります。
特別美味しいわけではありませんが、リンゴジュースは美味しかったですよ。
かの有名なJR「五能線」のウェスパ椿山駅が隣接し、歩いてもすぐそばでした。
レストラン「カミリア」
カミリア正面
裏手
周囲にはいろいろな施設があります。
物産館「コロボックル」
展望モノレール(夏季のみ)
白神ガラス工房「HOO」
十二湖(白神山地)
今日のメインと思っていた12湖の「青池」です。
ここに来るために、宿泊も深浦に取ったわけです。
宿泊先の「ウィスパ椿山」から、約8kmくらいで、朝早く7時30分頃に出発したので、まだ観光客もまばらでした。
アオーネ白神十二湖 キョロロ駐車料金:400円
おすすめコースは約40分~50分くらいでしょうか。
北海道の美瑛にある「青い池」とは違っていて、どちらかというと、同じく北海道の摩周湖のそばにある「神の子池」に、近い感じです。
ブナ自然林、これは雄大でこれまた素晴らしい。
ブナの自然林をぬけて「湧壺の池」に来ましたが、これも青く神秘的な感じがします。
弘前城
走りに走って、弘前城まで来ました。
ここには、弘前城としての駐車場がありません。
土産物店や民家が、300円~500円で運営しています。
今回は「石場家住宅」に駐車し、500円で観光です。
北門から入場し、天守閣本丸を見て回り、東門から抜けて「ねぷた村」に行くことにしました。
弘前城四の丸 北門(亀甲門)
本丸の地域に入場するには拝観料310円でした。
後ろには岩木山(津軽富士)が見えて、ロケーションは最高です。
いよいよ、天守閣に入ります。
記念撮影!
正面から
弘前城天守閣は思っていたより、コンパクトでした。
天守閣の中には、全国の城の写真がありました。
石垣の修理を行っていました。
弘前城本丸石垣修理事業
100年ぶりの大修理
そろそろ帰えらないと、時間的につらくなります。
綺麗な紅葉、なんとか間に合った、という感じです。
堀には人形が飾ってありました。
弘前城三の丸東門から帰ります。
堀の周りには桜の木が紅葉しています。
桜が咲く時期は素晴らしいでしょう。
津軽藩ねぷた村
最後の観光はここです。
入場料は550円、さてどんなかな。
津軽藩ねぷた村の中で「山絃堂」では、毎日津軽三味線の生演奏を聴くことが出来ます。
約1時間に1回のペースで、12:20 から約10分の演奏でした。
地域によって、「ねぷた・ねぶた」など呼び名も違い、同じ青森県でもかなり違っているようです。
本当は、五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)も見たかったのです。
日本庭園も素晴らしく、この先には岩木山(津軽富士)を見ることが出来ます。
八戸フェリーターミナル
走りに走って、食事も車の中で済ませ、途中でフェリーの中でのお弁当も買い込み、レンタカーを返却して、またもやタクシーで送ってもらいました。
なんとか、時間通りに到着できました。
ニッポンレンタカー城下営業所、最高ですね。
2日間の料金は、SSクラスで 11,664 円 です。
タクシー往復料金をいただいたので、もしかしたら赤字かもしれません。
(私が悪いわけではないのですが、ゴメンナサイ!)
べにりあ
八戸 17:30 →
苫小牧 翌01:30
苫小牧に着いたら、深夜1時30分であり、青森に比べてかなり寒いですね。
今日の行程
最後に
今回の旅は、かなり行程・計画に無理があったように思えます。
しかし、目的が白神山地の十二湖(青い池)であったので、仕方がないのかもしれません。
また、青森県の西部(八戸)から東部(弘前)、欲張った結果で、この欲張りが残念な思いをしてしまいました。
特に、酸ヶ湯温泉の「ヒバ千人風呂」は、残念のひと言でした。
もう一度、チャレンジしたい。
また、五所川原の「立ちねぷた」や「鶴の舞橋」も見たいですね。
でも、まだ青森県においては、下北半島の大間や恐山や三途の川、津軽半島なども行って見たくなりました。
ですが、今回の旅においては、天候に恵まれて大変気持ちのいい旅となりました。
特に、奥入瀬渓谷と千畳敷、白神のブナの自然林、岩木山などの自然と、また、弘前城、ねぷた館なども、感動ものでした。
ぜひ、皆様も一度、自然に触れてみて下さい。
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