神秘で謎めいていますが意外と親日的な国(ロシア:モスクワ)はお勧め

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神秘の都市モスクワへの誘い

 

スパイ都市?

まだまだ閉鎖された国、それがロシアです。

モスクワはロシアの首都であり、実はヨーロッパ最大の人口を抱える大都市で、旧ソ連時代の共産主義の国と言う記憶が強い方も多いと思います。

しかし、近年のロシア、特にモスクワの発展は著しく、街はとても洗練されており一度は訪れる事をお勧めしたい場所です。

 

歴史的建造物や博物館はもちろん、ホテルやお買い物、ちょっと足を運べば水族館などもあります。今回ロシアへの行き方、観光スポット、そしてちょっと不思議なモスクワの光景をご紹介します。

 

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ちょっと面倒なロシアへの旅行?

ロシアがまだまだ日本にとって遠い国の理由は、観光にもビザが必要だという事が大きいと思います。

近年では、手続き簡素化の為に電子ビザ申請などができる場所もありますが、旧ソ連のウクライナ、ベラルーシは、現在ビザフリーで日本人は入国できるのに対して、ロシアはまだまだハードルがある状態です。

 

旅行の計画を立てたら、飛行機のスケジュールや滞在ホテル情報など必要項目を記載し、パスポートと共にビザ申請を在日ロシア大使館にしましょう。

承認されれば、ロシア語の書かれた不思議なビザがパスポートに張られてお手元に届きます。

いざロシアへ出発です。

 

モスクワへは毎日定期便が出ており、アエロフロートと言うロシア航空会社も成田から出ています。

機内食もおいしく、少しうれしいのはたどたどしいですが、ロシア人の方が日本語で機内アナウンスをして下さるところです。

 

モスクワ近郊には2か所空港がありますが、日本から使用する機会が多いのは、シェメレーチボ国際航空です。

この空港からモスクワへは、電車で約1時間半から2時間かかります。

アエロエクスプレスと言う特急電車と、ローカルの特急電車の2つを使い、モスクワ中心部へと向かいます。

乗り換えが必要ですが、分かりやすいので、迷子になるという事はありません。

 

注意頂きたいのは、決して白タクや空港で声を掛けてくるタクシーには乗らないで下さい。

法外な運賃を請求されるどころか、場合によっては誘拐や強盗事件にも巻き込まれてしまいます。

 

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これぞモスクワ‼赤の広場クレムリンへ

モスクワと言えば、真っ先に思いつくのはテトリスにも出て来る玉ねぎの様な頭をした建物ですが、これは正式名称『聖ワシリイ大聖堂』と言う、雷帝イヴァン4世がモスクワをモンゴル人から奪還した記念に建造されたものです。

入場料が必要ですが、大聖堂の中に入る事が出来ます。

 

中は歴史的展示物が多く飾られており、見どころ満載で、特に是非見て頂きたいのは最上階にあるロシア正教の特徴でもある門の様なイコンです。

金の装飾と大きさに圧倒され、そこに聖歌が独特な形の部屋に反響し、とても神秘的な雰囲気を醸し出していますので必見です。

 

ロシア正教では、女性は教会や大聖堂では頭を覆う物を付ける習慣がありますので、女性の方はスカーフなどを付けて入場してください。

せっかくのロシアですので、郷に入っては郷に従えの精神で文化を尊重すると、よりロシアを身近に感じられるのではないでしょうか。

 

クレムリンは広大で、商業施設と行政施設、歴史的建造物が混在する特殊な場所です。

おすすめは、グムというデパートで、ここでロシア製品だけでなく、ブランド品などがお得に購入出来たりもしちゃいます。

もともと物価が安いのでロシアでのお買い物はお勧めです。

実は近くに、あのユニクロも存在しているのですが、お値段は日本より高めで、残念ですが高級ブランドになっています。

 

もう一つのおすすめスポットは、クレムリンから少し離れますが、モスクワにある水族館『モスコリウム』です。

展示はそこまで多くないのですが、広々としており、入り口付近のカフェから水槽を見下ろしながら飲むコーヒーは格別です。

 

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ロシアの不思議な光景

旧ソ連の中心で、なんだかダークな雰囲気がぬぐえないモスクワですが、独特の風景も多々あり、初めての方はきっと忘れられない思い出になるはずです。

今回は数ある中から3つご紹介いたします。

 

花屋

まず、とにかく多く、至る所にあります。

冬でも24時間空いており、初めての方は首を傾げると思いますが、これは実はロシアの文化に根付く重要な要素なんです。

 

実はロシア、超フェミニスト大国でもあり、プレゼントに花を渡さない男は、男ではないとまで言われており、夫婦や家族、恋人や友人、同僚には必ず男性から女性に花のプレゼントをします。

 

24時間空いているのは一説によると、女性と喧嘩をした時にお花を渡して場を収める為だとか。

お花の渡し方や色にもさまざまなルールがありますので、興味があれば調べてみてください。

 

警備状態

モスクワでは監視カメラもありますが、警察や金属探知機、空港でしか見かけないようなX線の荷物検査機が至る所に存在します。

特に警察の数は尋常ではなく、50メートル間隔で1人は目にします。

 

注意したいのはパスポートを必ず持って歩く事で、ロシアではロシア国民も国内パスポートの所持が義務付けられており、外出時に忘れて職務質問を受けるとトラブルになります。

観光客は忘れがちで、これを知っている警察は観光客と思われる人間を見ると、パスポートの提示を頻繁に求めます。

賄賂が横行している国でもあり、大事にしたくなければお金を出せと、ゆすりを掛けてくる場合もありますのでご注意下さい。

 

これは意味があるのだろうかと思われるのが、施設の様々な所に取り付けられている金属探知機です。

敏感なのか壊れているのかは定かではありませんが、とにかく通るとブザーが鳴ります。

そして鳴っても、警備員や警察は何にも行動を起こしません。

 

試しにベルトなど全ての金属を外して通った事もありますが鳴りました。

きっと歯の治療に使われた金属に反応したのでしょうか、流石ロシアですね。

 

メトロ(地下鉄)

モスクワは地下鉄が発達しており、メトロを使用して市内を移動します。

注目すべき点はまず値段で、たった100円程度でモスクワの端から端まで移動する事ができます。

 

次に意外にも時間に正確な運航で、大都市と言う事もあるのでしょうが、正確な時間に電車が来る為、とても重宝します。

ただ問題点は、運転が荒い事とドアの開閉が急すぎる事であり、乗車の際は必ず手すりに摑まる事をお勧めします。

 

また、駅の美しさで、旧ソ連時代の名残なのでしょうか、駅内部の装飾がまるで博物館にいるかの様な構造になっており、これを見るだけでもとても楽しいです。

メトロ独特の急すぎるエスカレーターにも是非ご注目下さい。

 

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まとめ

以上、モスクワについて簡単に紹介させて頂きました。

 

見どころはまだまだありますので、1回の旅行ではとても回り切れないと思います。

政治や歴史的な背景からポジティブなイメージを持ち辛い国ではありますが、文化や歴史はとても豊かですし、国民も一見冷たそうに見えて実はとても親切です。

個人的にはアメリカより親切にしてくれる方が多く、好印象でしたので、是非お勧めしたい国の一つです。

 

今回はご紹介できませんでしたが、ロシア料理も我々日本人の口に合いやすい物が多く、特にお勧めです。

 

最後に一点ですが、大都市モスクワであっても英語は通じにくく、掲示板も英語は殆どない為、万が一迷った場合などの為に、簡単な会話表現や訪問する場所をロシア語で、事前にご確認される事をお勧めします。

Счастливого пути!(良い旅を!)

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転勤から見える景色

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