夏休みには工場見学はいかがですか
夏休み、子供を持つ親ならばお出かけの場所に、いつも悩まれている方も多いのではないでしょうか。
熱い中、キャンプに行ったり海水浴に行ったりするご家族も多いと思います。
でも、キャンプは道具がないとなかなかできませんし、森林や山で行うとは言え暑さに耐えながらのキャンプは大変です。
また海水浴は水の中では涼しくて気持ち良いですが、海水から上がったらベタベタの体になってしまいますし、水から上がると熱くて参ってしまいます。
本来ならば、家でクーラーの中ゆっくり映画鑑賞とでも行きたいでしょうが、それでは子どもたちが遊びに連れて行ってほしい駄々をこねたり、奥様から子供をどこかに連れて行けと、ネチネチお小言もあると思います。
そこで、今回ご提案するのは工場見学です。
この工場見学には夏休みのお父さんのニーズのも答えることができますし、お子様のニーズにも十分対応することができます。それではご紹介しましょう。
お父さんへのメリットは涼しいし、場所によっては美味しい
工場見学というのは当たり前ですが、室内です。
外部の人間が入ることができる工場の見学というのは、環境がとてもよく、冷暖房完備されています。
階段はなしで、エスカレーターやエレベーターで昇降することができるというかなり、見学者にとって良い環境となっている所が多いです。
そして、見学をすると、必ず見学した商品の試食などがあります。
もちろん食品関係の工場見学に限られますが、これがまたとても楽しいです。
中にはアルコール類などの試飲もあります。
夏休み、8月の熱い中、涼しい工場の中を30分位かけて見学し、その後試飲のビールを飲みながらおつまみで乾いた喉を潤す。
そういった楽しみが、工場見学にはあります。
お子さんのメリットは、楽しい・美味しい・勉強になる
お父さんのメリットを見ていると、「子供はアルコールが飲めないじゃないか」という文句がでてくるかもしれませんが、ご安心ください。
工場見学というのは子供がメインのものです。
なので、例え大人の嗜好品を作っている工場であったとしても、子供にも優しくなっています。
例えば飲料系の工場であれば、ジュースなどが試飲できます。
先程工場見学は子供がメインという書き方をしましたが、小学校でも理解することができるコンテンツがあります。
中学生や高校生でも勉強になるような説明もありますので、小学校の夏休みの宿題のネタだけではなく、中学生や高校生であれば豆知識として知っていても全然悪くない内容ですので、とてもためになると思います。
おすすめの工場見学3選
次に、おすすめの工場を3つご紹介します。
子供、大人どちらも楽しむことができる工場です。
株式会社かねふく めんたいパーク
めんたいパークは明太子を製造、販売している「株式会社かねふく」という会社の工場です。
めんたいパーク 大洗
めんたいパーク とこなめ
めんたいパーク 神戸 三田
めんたいパーク 大阪ATC
明太子の製造を無料で見ることができます。
また工場で作った明太子を食べることができます。
試食は明太子だけというちょっとこれだけ食べるのは、子供では辛くてしんどいかもしれませんが、大人であれば美味しく食べることができます。
また子供であっても、フードコーナーがあり、そこで明太子おにぎりや、なんと明太子ソフトクリームも食べることができるんです。
明太子というちょっと工場見学のネタとしては、パンチが効いていないと思ってらっしゃる方もいるかも知れませんが、明太子の選別やパッケージングなどこうして明太子って販売所に並んでいるんだというちょっとした勉強になることうけあいです。
株式会社明治 (明治製菓)
お菓子の工場は、子どもたちには大人気の工場の1つです。
特に明治製菓はお菓子と乳製品の工場があり、お菓子の工場であれば大阪府、静岡県、埼玉県などがあります。
*すべての見学施設につきまして、事前の予約制となっております。
特に大阪府高槻市にある工場の外壁は、まるで明治の板チョコのようになっており、JRの電車からそのチョコレートのような外壁を見ることができ、ちょっとした電車の楽しみになっています。
工場によって見ることができるコンテンツは違っているのですが、基本的にはチョコレートの工場であれば、カカオについての説明を受けることができます。
特にカカオの香りを直接かぐことができるのは、子供だけではなく大人も興味をひく見学内容だと思います。
大阪府高槻市の工場では、たけのこの里ときのこの山の製造工程を見ることができます。
たけのこの里もきのこの山も、大阪府の工場だけの見学コンテンツになります。
サントリーホールディングス株式会社
大人も子供も楽しむこととができるのがビール工場です。
サントリーは東京、京都、熊本に工場があります。
なぜ、複数あるビール工場の中からサントリーをご紹介したかというと、アルコール以外の飲料が充実している点と、アルコール飲料と非アルコール飲料の両方が、1つ工場で作られており、試飲できるのがサントリーだからです。
麦のいい香りがする工場の中は、麦芽が酵母の力によってアルコールに変わる様子を見ることができます。
こうした酵母による発酵の話は、小学生の自由研究の題材としても面白いと思います。
また、中学生や高校生は今後自分が飲酒をする上で、ちょっとした小ネタになると思います。
大きな工場の機械や入り組んだ配管を見るのもとても楽しいです。
食品製造業ですが、製造機械の剛健さと緻密さは、工場好きにもとても満足の行くものだと思います。
まとめ
夏休みに是非行ってもらいたい場所として、工場見学をご紹介しました。
当然試食は工場見学にとって、とても重要なファクターになりますが、工場のしくみをしる、自分が口にするものが、どういった過程で作られているのかということを知る、という意味でもとても意義のあることだと思います。
ぜひ今年の夏休みは、家族揃って工場見学に行ってみてはいかがでしょうか。
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