浜松名物「うなぎパイV.S.O.P」
このたび、友人が浜松旅行に行ったお土産に”話題の「うなぎパイV.S.O.P」を買ってきてもらいました。
知っている人は知っているかとも思いますが、この”うなぎパイ”は、普通のとは違うちょっと贅沢仕様なのはご存じですか。
購入価格も普通のに比べるとそこそこ高いのです。
どうして、この高価なものをお土産にしたのかを聞いて見ると、「この暑さで疲れてるかなと思い、買ってきたよ!!」とのことでした。
しかし、ウナギと言っても、”うなぎパイ”じゃあ、精力はつかないのでは無いかと思いましたが、好意にはうれしく思いました。
今回は、そんな”うなぎパイ”の中でも高級感あふれる「うなぎパイV.S.O.P」のあれこれを紹介していきたいと思います。
”うなぎパイ”とはなに
ご存じない方へ、”うなぎパイ”とは浜松の名物で、サクサク感とコクのある味がたまらないお菓子ですよ。
そう、うなぎが入った?、知る人ぞ知るお菓子うなぎパイです。
この”うなぎパイ”は、春華堂さんが昭和三十六年に発売を開始し、今でも浜松名物のお土産として大人気です。
つまり、”うなぎパイ”は古くから伝わっている由緒正しいお菓子なのです。
そもそも”うなぎパイ”って、皆さん何なんでしょうか。
人によっては、うなぎが入ったパイなんだろ とか、名前がそうじゃないか って言いそうですけど、そもそも”うなぎパイ”にうなぎは入っているかと言いますと、正解でもあり、不正解でもあります。
”うなぎパイ”にはうなぎエキスというのが含まれているそうです。
下記のホームページに詳細が載っていました。
“うなぎパイ”
昭和三十六年の発売より、ひとつひとつ丁寧に作り上げてあり、バターと厳選された原料に、うなぎエキス、ガーリックなどの調味料をブレンドした銘菓です。
実は、このうなぎエキスが含んだ”うなぎパイ”は、過去に壮絶な商標登録騒動があったとされています。
今回紹介する本家の春華堂(しゅんかどう)さんとは別に、「浜名湖うなぎパイ」というのがありました。
この両者にて、長い商標登録騒動があったとされています。
内容について簡単に説明しますと、うなぎの絵がメインで書かれていた春華堂さんのパッケージと同じように”浜名湖うなぎパイ”のデザインもうなぎがメインにかかれていたのです。
特許庁では、春華堂さんのパッケージに描かれていたうなぎの絵が、全国的にも知名度が高かったために、「浜名湖うなぎパイ」の知名度が上がったという判断を下し、先に”うなぎパイ”の申請をしていた春華堂さんに商標登録の権利を与えました。
この時”うなパイ”も取得したとされています。
さて、少し話が脱線しましたが上記にも書きましたように、”うなぎパイ”はうなぎエキスを含んでいるパイとなりますので、一応ですがうなぎは入っていることになります。
ちなみに、パッケージに夜のお菓子って書いてありますが、これにはきちんと理由があります。
元々のコンセプトがお土産で買って頂けたら、その日の夜に、家族と食べてもらうということを想定していたそうです。
と言うことは、夜があれば、朝、昼とかもあるんじゃないとかって思いませんか。
“お菓子のフルタイム”
「朝のお菓子すっぽんパイ」「昼のお菓子しらすパイ」 「夜のお菓子うなぎパイ」「真夜中のお菓子V.S.O.P.」
まずV.S.O.Pってなに?
そもそも、「うなぎパイV.S.O.P」に入っている、「V.S.O.P」ってなんだかご存知ですか。
下記に示すサントリー社に詳しく書いていました。
“V.S.O.P”
ブランデーの「V.S.O.P」は、【Very:非常に、Superior:優良な、Old:古い、Pale:透きとおった】の略語です。
上記から、”非常に優良な古い透き通ったブランデー”と書いていているので、「うなぎパイV.S.O.P」にはブランデーの一種であるV.S.O.Pが入ったうなぎパイってことになります。
お酒とは書いていますが、子供さんたちが食べても大丈夫だそうです。
実際に食べてみた感想は
箱からみて、なんだか贅沢そうに見える独特な雰囲気漂う黄金色です。
箱の横側の「うなぎパイV.S.O.P」という文字の下には、なにやら色々な英語が書いてありました。
書いている内容は、英語でかなりの長文ではありますが、簡潔に言いますと”浜名湖名産である”うなぎパイ”に高級ブランデーを含ませた最高級のパイ”的なことが書いてありました。
つまり、最高級のうなぎパイ ということなのです。
箱を開けますと、中には5枚のインゴットではなく、5枚のゴールド包装されたうなぎパイが格納されていました。
英語文章の日本語版がうなぎパイを包む包装にしっかりと書いてありました。
中身を開けると、ほんのりと果汁な香りがして、多分これがブランデー要素なのでしょうか。
普通の”うなぎパイ”に比べると、縦に長くて横に太いです。
食べてみると、普通の”うなぎパイ”に比べるとあまり甘くない味に感じます。
先程も言ったように、果汁の香りが結構して、凄いサクサクとても贅沢な味です。
これで疲労回復は市内と思いますが、精神的なリラックスは感じると思います。
「うなぎパイV.S.O.P」を使った料理レシピ
ここで、「ブランデーなら料理に使えるだろう」という安直な考えで、実際に頂いた「うなぎパイV.S.O.P」を使って簡単な料理に挑戦して、これがまた結構いけると思われたので、今回それも紹介していきたいと思います。
アイスクリーム+うなぎパイV.S.O.P
この暑い季節には、やっぱり冷たいアイスが恋しくなります。
大人の食べ方になりますが、アイスクリームにブランデーと言うのも良くある組み合わせで、もしかすると、「うなぎパイV.S.O.P」も合うのでは無いかと、アイスクリームと組み合わせたいと思います。
まず、「うなぎパイV.S.O.P」を6等分(適当に)砕きます。
これをアイスクリームの上に乗せます。
これで完成であり、こんな簡単な割には、味はとても贅沢、甘み控えめのうなぎパイがアイスクリームの甘みととてもマッチします。
多分、通常の”うなぎパイ”だったら、ここまで美味しくならないんじゃないのかと思います。
何種類か試しましたけど、一番美味しいと感じたのはバニラアイスでした。
☆レシピ
▼バニラアイス 1個
▼「うなぎパイV.S.O.P」 1枚
リゾット+うなぎパイV.S.O.P
もしかすると、「うなぎパイV.S.O.P」はチーズにも合うのではないかと考え、「うなぎパイV.S.O.P」を入れたリゾットを作ることにしました。
基本的には、リゾットと同じ作り方をします。
- 玉ねぎはみじん切りにします。
- その後ベーコンを角切りにします。
- フライパンで1と2の素材を炒めます。
- ここで、一度味を整えるためにイタリアンハーブミックス(ソルト入り)を使います。
- ここでコーンスープの素とお湯をフライパンに入れていきます。
- 素材と混ざり、玉ねぎがしんなりしてきたらご飯を入れてなじませて行きます。
- ここから粉チーズと「うなぎパイV.S.O.P」を小さくまで砕いたものを混ぜ込んでいきます。ここで少し水分とか足りないと感じたら水を入れましょう。
- これでお皿に盛り付けたら完成です。
☆レシピ
▼コーンスープの素 1袋
▼お湯 250 mlほど
▼角ベーコン 1本
▼ご飯 1膳
▼「うなぎパイV.S.O.P」 1枚
ちょうど家にコーンスープがあったのでこれを使い、熱々のちょっとサクサクの感じのときに食べると、これが最高で皆さんも試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したのは、浜松の名物であるうなぎパイの高級版「うなぎパイV.S.O.P」です。
まず、高級感漂う黄金の箱に驚かされ、箱の横には英語で書かれたなにやらカッコイデザイン、そして、そしてこの「うなぎパイV.S.O.P」は創作料理でも使えそうです。
特におすすめは、うなぎパイリゾットではないかと考えますので、この記事を参考に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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