これからの季節に最適
滞在するには快適な飛騨のキャンプ場厳選2選
自然に囲まれた環境のなか、ホテルや旅館に泊まるのとは違った体験が楽しめるキャンプ。
日本には各地に様々なキャンプ場がありますが、真夏でも気候がよく、見どころも豊富で他のアウトドアも一緒に楽しめるキャンプ地と言えばやはり信州方面(飛騨)です。
そこで、今回はキャンプ初心者でも安心して使えて、滞在にも最適な居心地の良い飛騨のキャンプ場を2つご紹介します。
設備が整っており、備品の貸し出しも行っているのはもちろん、バンガローといった点と無しで泊まれる宿泊場所もあるキャンプ場ばかりですので、この機会に家族や友人たちと楽しいキャンプを始めてみませんか?
テントサイトの3つのタイプを知っておこう
キャンプ場の紹介に入る前に、まずはキャンプ場を選ぶ際に、必ず知っておくべきキャンプ場のテントサイト(テントを張って宿泊する場所)のタイプの違いを解説します。
1:オートサイト
一般的なキャンプ場でよく設置されているタイプで、自分に割り当てられた区画に車(またはバイク/自転車などの自分の乗り物)を直接乗り付けることができるのが特徴です。
テントを張る場所はあらかじめ決められた区画内となっており、登山の途中などで宿泊するために設置されているキャンプ場以外は一般的にこのタイプが多いです。
自分たちで揃えた装備でキャンプをする際は、荷物が大量になることが多いため、最も人気で利用者が多いタイプのテントサイトです。
2:フリーサイト
フリーサイトは前述したオートサイトとは違い、テントを張ることを許可された一定範囲内で、自由にテントを設置できるタイプのサイトです。
敷地が大きく、自然豊かなキャンプ場で、特に多くみられるタイプのテントサイトです。
利用者が多い場合には、場所の取り合いになってしまう反面、自由な場所にテントを設置でき、他の宿泊者のテントとの距離も取れるため、自由度の高いキャンプを楽しみたい方や、一つのキャンプ場に滞在する方に向いています。
敷地が大きいフリーサイトは、オートサイト同様、車の糊付けが認められていますが、場所によっては、車は駐車場に止めて歩かなければならないこともあるため、事前に確認が必要です。
3:上記以外(車の乗り付け不可)
最後にご紹介するのは、車の乗り付けが認められていないテントサイトです。
こちらは一般的な名称が存在しませんが、大抵はあらかじめ決められた区画に、テントを張ることになるため、車などの乗り物を乗り付けられないという点を除いては、オートサイトに近い存在です。
登山の途中での宿泊などではなく、キャンプそのものを目的として運営されているキャンプ場は、オートサイトやフリーサイトが主流であるため、数は少ないタイプです。
登山中に利用するキャンプ場の多くは、このタイプである他、「自然の家」などの施設に設置されているキャンプ場を中心として、このタイプのテントサイトを採用しているところも少なからずあります。
そのため、荷物を運ぶ手間をできるだけ減らしたい方は、予約前にオートサイトであるかを確認するようにしましょう。
快適な飛騨のキャンプ場厳選2選
1.平湯キャンプ場
平湯キャンプ場は、岐阜県の奥飛騨温泉郷にあるキャンプ場で、ほとんど手つかずの広々とした森林の敷地内に、自由にテントを張れるフリーサイトとして運営されています。
広い敷地内に限定200台の入場のみを受け入れるシステムであるため、思い思いの場所に自由にテントを張ってのんびりと快適に過ごせるのが魅力のキャンプ場です。
敷地内は、ほとんど手つかずの森林であるものの、水道とか窓がある炊事場や、水洗トイレが複数設置されており、どこにテントを張っても快適に過ごせます。
キャンプ場の大部分は、フリーサイトですが、バンガローや常設テントもいくつかあるため、キャンプ道具を持っていない場合であっても宿泊できます(※要予約)。
また、立地もかなり良く、車で15分程で迎える範囲内にスーパーが2つあります。
徒歩5分の所には、平湯の森という温泉と上高地や乗鞍岳に向かうバスの乗り場(マイカー規制があるためバスが必須)あります。
そのほかにも、いくつかの観光地が周辺にあるため、ハイキングの拠点はもちろん、特別な目的なしに滞在する時でも退屈しないだけでなく、必要な物もすぐに調達できる環境が整っているので、安心して利用できるキャンプ場です。
リピーターが多いことでも知られている人気のキャンプ場ですので、飛騨高山でキャンプをすることを考えているならぜひ検討してみてください。
2.ひるがの高原キャンプ場
ひるがの高原キャンプ場は、岐阜県の郡上市高鷲町のひるがの高原に位置するキャンプ場で、こちらもフリーサイト(車の乗り付け可)となっています。
先程紹介した平湯キャンプ場と同様に敷地が広く、フリーサイトであるにもかかわらず驚くほどプライバシーが確保できるスペースを備えており、こちらも水道や水洗トイレが設置されているため快適に過ごせます。
ただ、水道やトイレは、敷地の大きさを考えると数が少なく、トイレに関しては奥のほうに行くと一切設置されておらず、事務所の近辺に戻らなければならないのが欠点です。
なお、周辺には観光牧場である「牧歌の里」や、ワイヤーケーブルを移動する、ジップラインアドベンチャーというアトラクションを体験できる「花の駅ひるがの高原コキアパーク(冬季はひるがの高原スキー場)」などがあり、温泉も車で15分以内のところに複数あるため、日中の活動には困りません。
こちらもバンガロー(11棟)が用意されているため、キャンプ道具が無くても利用できます。
まとめ(信州方面のキャンプは岐阜がおすすめ)
いかがだったでしょうか?
信州・飛騨にはたくさんの見どころがありますが、キャンプでゆったりとした時間を快適に過ごしたいときには、比較的設備がよく、近辺に程よく見どころも集まっている岐阜県のキャンプ場がおすすめです。
今回ご紹介した2つでは、平湯キャンプ場が特におすすめですので、日常をを忘れてゆっくりとしたいときには、ぜひ利用してみてください。
キャンプに必要なものは
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