害虫(ムカデ・ヤスデなど)対策は、この方法で退治するのがおススメです。

スポンサーリンク

 

ムカデ対策

ムカデは強い毒性を持つ虫で、見るだけでも気持ち悪く、部屋の中を這っているのを見つけると家族中で大騒ぎになります。

しかも、少し目を離すとどこかへ入ってしまうので、とにかくすぐに動きを封じて、退治しなければなりません。

 

さらに、ムカデは触れたものには何でも噛みつくので、退治方法にも注意が必要です。

 

古き昔は、とりあえず重いもの(部厚い本を数冊)を上に乗せて、ムカデが弱ってくるまでそのままで置いておき、弱ってきたらトイレなどに流す、と言うのを聞いたことがあります。

 

普通のスプレータイプの殺虫剤では、吹き付けてもなかなか死なないですが、凍らせるタイプは効果的です。

この2種類のスプレーを、近くから吹き付けることで、退治できるかもしれませんが、どちらにしても遠くからだとほとんど効きません。

 

ムカデを殺虫剤を使わずに、割りばしでスーパー袋に入れたとしても、そのムカデは、入れた袋の中から噛んできますし、いくら小さいムカデでも、腫れてたいへんなことになります。

 

ムカデが出てきたら、噛まれないように対処することも大事ですが、屋内に出てこないようにするのが一番の対策だと思うので、その対策でお勧めの方法を紹介したいと思います。

 

スポンサーリンク

シャットアウトSE

こちらは外に撒く粉剤で、ムカデだけではなく、ヤスデやダンゴムシやアリなど、歩き回る虫にも効果があります。

ムカデやヤスデが撒いたシャットアウトSEの上を歩くと、薬が体に付着し、その薬が表皮に溶けることで体内に侵入して殺虫効果を発揮します。

 

ダンゴムシなどは、きれいにするために自分の体をなめるので、口から体内に薬が取り込まれます。

よって、比較的早く効果が出ます。

虫にとっては殺虫剤ですが、人や家畜にとっては安全性の高いものとなっています。

 

使い方としては、家の周囲に5~10cm幅で散布するか、発生する場所全体に撒いて下さい。

重質粉剤のため、撒く時に飛散する心配が少なく、吸い込む危険もあまりありません。

 

出来れば、雨のかかりにくい場所に撒くのがお勧めですが、外に撒くものなのでどうしても雨が降れば流れてしまいます。

それでも1~2か月は効果が持続するので、雨が多い時期には1か月程度で散布を繰り返すと効果が続きます。

 

撒いて数日は、まだムカデに遭遇することがあるようですが、その後は見かけることはなくなります。

 

スポンサーリンク

イカリ消毒 ムシクリン ムカデ用エアゾール

こちらは屋内で使える駆除剤です。

ムカデが出てきた時に吹き付けるのはもちろん、侵入防止にも使えます。

生息していそうな場所や、窓枠やサッシ、扉のレール部分などに吹き付けておけば、侵入を防ぐことができ、効果は1週間程度のようです。

 

こちらもムカデ・ヤスデ・ダンゴムシ、そしてクモやカメムシにも効果があります。

 

スポンサーリンク

ムカデに噛まれた場合

対策を色々していても、それでもムカデに遭遇し噛まれてしまった場合、基本的には炎症を起こして赤く腫れます。

 

針で刺されたような痛みとかゆみが出てくるのが一般的ですが、体質によっては発熱したり、頭痛が起こったり、吐き気がすることもあります。

 

一度噛まれた人が2回目に噛まれると、アナフィキラシーショックを起こして呼吸困難に陥ってしまう場合もあるらしいので、ムカデに噛まれた場合は病院で診てもらうのが一番です。

アナフィラキシーショック
外部からアレルゲンが体内に入ることで急激に引き起こされる全身性の強いアレルギー反応のためにショック状態になること。
ハチに刺されたり、特定の食物を口にしたり、あるいは薬物の投与、ラテックス(ゴム)との接触などが原因となる。

 

ムカデに噛まれた時の応急処置としては、43~45度のお湯で洗い流すことが良いようです。

蜂もそうですが、ムカデ毒はタンパク質で出来ていて、熱湯で分解されていくそうです。

シャワーで10~20分流し続けるのが効果的です。

 

ただ、小さいお子さんにとっては熱すぎる温度となりますので、お子さんが噛まれてしまった場合には、とにかく早めに病院へ連れていってあげて下さい。

 

その後、噛まれた場所にかゆみだけが残っている場合は、ムヒアルファEXを塗るのがお勧めです。

こちらはステロイドを含んでいて、炎症を押さえることに力を入れています。

 

さらに痒みをしっかり抑えるジフェンヒドラミン塩酸塩も含んでいるので、ムカデだけではなく、ダニやノミなどにも対処できます。

 

どちらにしても、早めに病院でお医者さんに診てもらうのが、一番安心です。

 

スポンサーリンク

まとめ

ムカデの生息地は北海道以外の日本全国に渡るといわれ、比較的温暖な土地を好み、雑木林など湿っていてえさに困らない場所を住処にしています。

夜行性のため日中は日光の当たらない落ち葉や石の下に隠れていますが、夜になるとえさを求めて活動し始めます。

 

どんな虫も同じだと思いますが、一匹を退治しても同じ環境内で育っている虫は周りにたくさんいるので、一匹見かけるとほぼ確実に他の虫も出てきます。

 

入ってくる隙間をなくせばいいという話もありますが、家が古い家だったので、隙間をなくすというのは全く現実的ではなく、侵入経路も特定できず対処のしようがありません。

 

家の周りにシャットアウトSEを散布し、軒下やエアコンの通気口にムシクリン ムカデ用エアゾールをスプレーしておくようにしたところ、それ以降ムカデやヤスデを見かけなくなると思います。

 

ムカデは、冬以外いつでも発生します。

今はまだ活動の少ない時期なので、活動がすくないかもしれませんが、これから暖かくなってくると、大変なのでこの方法をぜひ試してみてください。

きっと、効果があると思います。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
6.おすすめ 

コメント