信州と言えば上高地だけじゃない!天空の高原「美ヶ原」をオススメする理由

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観光都市信州「松本市」

 

国内や国外からの観光客で賑わっている長野県松本市です。

雄大な日本アルプスの景観を楽しめたり、古めかしい日本の街並みを味わえる、魅力に溢れた街です。

 

 

新宿から特急電車一本(狩人の「あずさ2号」が有名ですね)で来れますし、空港だってありますから、なかなかアクセスの良い所です。

 

中でも松本城、上高地は地名度が高く、例年たくさんの観光客が訪れます。

 

松本城付近を歩いていると、かなりの確率で外国人観光客の方を見かけます。

 

上高地においては外国人の方はもちろん、国内の中高年の層にも人気がありますね。

いまや元気な高齢者たちは、遠方でありながらも数年に一度は訪れています。

 

 

でも、松本市は松本城や上高地だけじゃないんです。

それらの絶大な人気に埋もれてしまっているような気がしますが、とってもオススメの場所があります。

 

それは、「美ヶ原高原」です。

 

本記事では、美ヶ原高原の魅力についてお伝えしていきます。

 

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上高地

美ヶ原高原について紹介する前に、同じくレジャー系の観光地として上高地と少し比べてみたいと思います。

 

 

上高地へのアクセスは決して悪くはありません。

しかし、松本駅から行く場合、電車とバス、もしくは車とバスを乗り継いで行かなくてはなりません。

途中からバスを経由することが必須です。

 

 

というのも環境保護のため、自家用車での乗り入れが規制されているからです。

そのおかげで美しい景観がいつまでも楽しめるんです。

 

 

交通費について、松本駅から片道で電車が700円、バスが1950円です。

電車とバスがセットになったクーポンを利用すると、2450円(往復チケットは4550円)となります。

交通費も結構バカになりませんね。

 

 

ちなみに所要時間は電車が30分、バスが65分ほどです。

乗り換えの時間が20分ほどと考えると、合計2時間ほど移動に時間がかかります。

往復で4時間はかかると見積もっていた方がいいでしょう。

 

 

移動時間が長いので、上高地に行くとなると1日それで埋まってしまいやすいです。

時間に余裕があったり、上高地で一泊するようなゆっくりできる行程の場合は問題ないでしょう。

 

 

しかし、旅行にかけられる日数が少ないと「せっかくだから他の所もたくさん行きたい!」という希望があると、なかなか難しいのではないでしょうか。

(それだけの価値がある素晴らしい場所ではありますけどね)

 

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美ヶ原高原の魅力

ここからは、私がオススメする「美ヶ原高原」の魅力についてお伝えしていきます。

 

 

アクセスのしやすさ

美ヶ原は自家用車での乗り入れが可能です(高原内を除く)。

そのため、レンタカーを借りてドライブがてら行くことができます。

 

 

所要時間は、松本駅付近から車で1時間10分ほどです。

 

ただし、ただの移動だとあなどることなかれ。

この移動時間が醍醐味だったりします。

 

美ヶ原は標高2034mの高原です。

ぐんぐん登って行くと、それに伴って空が近くなり、街を一望できるようになります。

道中に垣間見える景色は心が高鳴るような素晴らしいもので、移動時間も楽しめるのです。

 

 

そしてレンタカーならでは、好きな時間に行き、好きな時間に帰ることができます。

朝8時くらいに出発すれば、9時過ぎに美ヶ原に到着し、そこで3時間過ごして市内に戻ってきても、まだまだお昼の2時前です。

 

 

そこから安曇野のわさび農園に行ったり、諏訪湖まで足を伸ばしたり、他のプランも実行できてしまうのです。

 

 

そういったアクセスの良さが美ヶ原高原の魅力の一つです。

 

ちなみに夏は松本駅から直行バスが出ています。

バスの所要時間は約75分で、運賃は片道1000円と、気軽に行けてしまいます。

 

 

バスで行くときに注意した方がいいのは、到着場所です。

バスだと美ヶ原高原の北西側にある「美ヶ原自然保護センター」に到着します。

そこから高原の方に出るためには、徒歩で山道を20〜30分ほど歩きます。

まぁまぁ登るので、心しておいた方がいいでしょう。

 

 

そのことを知らずに、困った人たちを見かけます。

バスが到着する自然保護センターには動物の剥製などが展示されていたり、美ヶ原高原の全体像の模型があり、なかなか見応えがありました。

 

 

しかし山道を登って汗をかいた分、王ヶ頭(おうがとう)ホテルで食べたソフトクリームは。ものすごく美味しく感じると思います。

 

バスであればこそ、道中が楽になりますし、浅間温泉にも立ち寄るので温泉街の雰囲気を味わえますよ。

 

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なんとも言えない開放感

標高2000mを超える場所に、東京ドーム21個分ほどのまっさらな高原が広がっています。

かなり広大です。

 

 

私は初めて行った時、「山の上にこんな大草原があるの!?」と驚きました。

牛や馬が放牧されており、非日常的な、とってものどかな雰囲気を味わえます。

 

 

そして、標高が高いので風がとても気持ちいいです。

夏場は日差しに当たるとやはり暑くはなりますが、日陰に入るとかなり涼しい風が吹いてきます。夏でも上着を持って行くことをオススメします。

 

 

5月頃に半袖で行くと、冷蔵庫の中にいるようで、とんでもなく寒い思いをする時があります。

夏以外はダウンとウィンドブレーカー推奨です。

 

美ヶ原高原の開放感は、なかなか他の場所では味わえないものだと思います。

 

圧倒的な景観

車で行った場合、駐車場から歩いて行くと「美しの塔」があり、その先に「王ヶ頭」、さらに端っこには「王ヶ鼻」というスポットに行き着きます。

 

 

「王ヶ鼻」は少々遠く感じられるかもしれませんが、行くことを強くオススメします。

王ヶ鼻は美ヶ原の西の端に位置する、松本の街並みと北アルプスを一望する絶景ポイントだからです。

 

加えて「美しの塔」から「王ヶ鼻」に向かうコースはいくつか分かれているのですが、「アルプスコース」というコースで行くことをオススメします。

 

その名の通り、アルプスの山々が見えるのはもちろん、断崖絶壁の風景を楽しめます。

ちょっとスリリングで、運が良ければ富士山が見えます。

 

 

何もないまっさらな高原、アルプスの雄大な山、眼下の松本平……

そんな絶景たちが待ってます。

 

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まとめ

いかがでしょうか。

アクセスの良さ、開放感、景観、その全てにおいて美ヶ原高原には優れたものがあります。

 

美ヶ原の魅力が少しでも伝わっていると嬉しいです。

 

松本を観光する時、松本近辺をドライブするときにはぜひ行ってみてください。

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