読書家さんにおすすめ~読書メーター~
読書メーターとは
単純に読んだ本の記録をするアプリです。
感想を書くことで、多くの読書家さんから「いいね」、コメントがもらえ、本の感想を共有できる仕組みになっています。
感想
感想は255文字とボリュームが少なめで、あらすじや簡単な感想を記載するだけです。
結末まで書いてしまいたい方には、ネタバレ防止機能がありますので、他の読書家さんはそちらをクリックしないと内容が見えない網掛けの状態になります。
感想には、いいねやコメントができるので、自分の読んだ本の感想を多くの方と共有することができます。
読書データ
読了日が記録できるので、その月に読んだ本の冊数が、一目でわかる仕組みになっています。
一か月ごとに集計ができ、先月読んだ本のまとめとして、冊数・ページ数・いいねをもらった数を分かりやすく表記することができます。
本棚
自身で本棚を作ることができ、用途は様々です。
それぞれ使いやすい、見やすい本棚を各自作成できます。
作成例としては、自身の評価を5段階評価としたとき、段階ごとの本棚を作成し、お気に入りの本を一目でわかるように管理することができます。
他の読書家さんへ向け、〇〇年のオススメとして、本棚をまとめておられる方もいます。
読んだ、読んでいる、積読、読みたい本
読んだ本や、読んでいる本はもちろんのこと、現在積読している本や今後読みたい本を記録することも可能です。
積読本はつい忘れてしまい、次に新しい本を手に入れたなどの理由で、たまっていくこともあります。
たまには、2度買いしてしまうこともあるでしょう。
しかし、こちらで管理をすると備忘することができます。
読みたい本は、アプリ内で気になった本を簡単に登録し、今後の読書に役立てることができます。
共読本
自分が読み終えた本を登録しておくと、同じ本を読み感想を登録している人の感想を見ることができます。
これは、同じ本を読んでいる割合でマッチ率が表示され、すべての本が一緒だと100%、半分が同じだと50%という風に表示されます。
同じ本を読んでいる人の読書記録を見ていると、読書の傾向が似ているので読みたい本が次々に出てきます。
お気に入り、お気に入られ
共読本のマッチ率や、感想がためになる読書家さんを、お気に入りとして登録することが可能です。
こちらを登録しておくと、その読書家さんが読んだ本の感想が、随時タイムラインに表示されることになり、リアルタイムで気になる本のチェックが可能となります。
また、逆もしかり、お気にいられをされることもあります。
自分の感想が役に立てていると思うと、自然と感想を分かりやすく工夫したりするきっかけになります。
新刊チェック
好きな著者を登録していると、その方の新刊が発売された際に、お知らせを受け取ることができます。
忙しい毎日で、つい新刊を見逃してしまうこともしばしばなので、これも嬉しい機能です。
ランキング
読書メーターの中で、独自のランキングがあります。
文庫本、単行本、コミック、ライトノベル、その他のランキングが1位~50位まで表示されるので、今どんな本が人気なのかもすぐに分かります。
献本プレゼント
読書メーターが、献本をプレゼントしてくれる企画があります。
頻度は高めで、応募してから当選すると、本が届く仕組みになっています。
なかなか当たらないのか、私は一度も当たったことがありません。
イベント
読書のイベントの告知と出席確認ができます。
開催する方へはもちろん、参加したいという方にも検索しやすい仕組みになっています。
読書会というと、すこし敷居が高いイメージがありますが、こちらは開催数が多く自身で好みのイベントを選択することができます。
地域別で検索することができ、イベントの参加人数も随時表示されているので、人気のある読書会は一目でわかります。
自分の好きな本を紹介する会や、課題本のある会など様々で、一人で読書をしている人には気分転換にいい機会になるかと思います。
最後に
読書メーターが普及する前は、自身で読書本を作成してあらすじ、感想を記入していました。
アナログだったため時間がかかることが多々ありました。
SNS上で感想をつぶやき、共感してくれる方などと交流を深めたこともありましたが、やはりデータ化もでき、共有もできる読書メーターは従来の方法に比べとても管理がしやすく見やすい作りになっています。
実際に、このアプリを利用し始めてから気になる本がたくさん増え、読みたい本の登録が止まらなくなったという意見を多く聞きます。
どの読書家さんも読みたくなる感想文や、率直に面白い、面白くないを書いてくださるので、とても参考になるのではないでしょうか。
やはり共読率が高いと、それだけ本の趣味傾向も似てきますので、共読率の高い読書家さんをお気に入りに登録しておくと、タイムラインに表示された本を見ただけで、次に読む本を決められるくらい簡単に、自分の好きな本に出会うことができます。
面白い本との出会いは、なかなか難しく売れているから自分に合う、書店の平置きで目に留まったから手に取ってみた、という出会いで本当に面白いと思えることは、少なかったように思います。
自然と、同じ著者の本に手が伸び、同じようなテイストの本ばかりを読んでしまうこともしばしばあると思いますが、これを機会にたくさんのジャンルの垣根を越えて、面白い本に出会うことができるのではないかと思います。
このように自身の読書データを管理するだけでなく、様々な本との出会いも助けてくれる読書メーターは、読書好きな方にとてもおすすめです。
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