初めてのハワイ旅行計画
常夏の島、ハワイ。
女子旅や家族旅行、ハネムーンになどでも大人気の観光地の一つで、一生に一度は訪れてみたいと思っている方も多いはずです。
今回は初めてハワイに行く人のために、計画から滞在中の注意点まで詳しくお伝えしていきます。
ハワイってどんなどころ
ハワイ州はアメリカ合衆国の最後に加盟した州です。
ハワイ諸島は8つの島から成っていますが、観光を楽しめるのは首都のオアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、モロカイ島あたりでしょうか。
初めてハワイへ行かれる方が訪れるのがほぼオアフ島です。
オアフ島の中でもショッピング施設やホテルが、立ち並ぶエリアがワイキキというエリアです。
時差
日本とハワイの時差は19時間で、日本がハワイよりも19時間先行しています。
「日本時間に5を足し、マイナス1日する」と現在のハワイの時間を知ることができます。
到着日は無理なプランを立てず、ゆったりとしたプランで過ごすことをオススメします。
飛行機
日本からは東京(成田空港、羽田空港)、関西国際空港、福岡空港、中部国際空港、新千歳空港からホノルル国際空港までの直行便が就航しています。
当然、便が一番多いのは成田空港ですし、就航している航空会社も一番多いです。
直行便では往路は約7時間、復路は9時間ほど(季節によって変動します)。
日本を夕方から深夜にかけて出発する便がほとんどで到着時間は日本時間で深夜から早朝、ハワイ時間では早朝〜昼前になります。
機内でどう過ごすかによって到着日の過ごし方が変わってきます。
映画などは我慢し、できるだけ睡眠をとれるようにしましょう。
機内で少しでも睡眠をとることで、時差ボケ対策にもなりますし、到着日の疲れもグーンと減ってきます。
ESTAの申請をしよう
ハワイを含むアメリカを旅行するに当たって、ビザを持っていない人が絶対に忘れてはならないのがESTAの申請です。
ESTAとはアメリカの電子渡航認証システムのことです。
申請をし忘れるとアメリカ行きの飛行機に搭乗することができません。
仮に搭乗できたとしてもアメリカへ、入国できず強制送還されることになりますので、忘れずに申請しましょう。
ESTAの申請は、米国国土安全保障省のホームページからできます。
日本語表記ですが、全て英語での入力になります。
申請費用は14ドルで、クレジットカードかデビットカードでのお支払いになります。
大手旅行代理店(HISやJTBなど)でもESTA申請の代行手続きをしています。
申請費用に加え、手数料も払わなくてはなりませんが申請が初めてで、どうしても不安な方は代行手続きを、依頼するのも良いかもしれません。
米国政府が出発の72時間前までに、申請することを推奨されていますが、入力ミスなどで承認が拒否された場合、再申請できるのは10日後以降だそうです。
余裕を持って申請するようにしましょう。
ホテル
オアフ島に滞在する場合、ほとんどの観光客はワイキキに滞在しています。
コオリナ、ノースショア、カイルアなどのエリアにも宿泊施設はありますが、初めて訪問する際は何でも揃っているワイキキエリアに滞在することをおすすめします。
希望の滞在スタイルに合わせて選択できますが、旅慣れていない場合は設備が整っているホテルに滞在することをおすすめします。
一方コンドミニアムはキッチン、洗濯機、ダイニングなどの設備が充実しています。
部屋も広く、定員もホテルより多いです。
大人数で滞在する場合や旅慣れていて、暮らしているように滞在したい場合は、コンドミニアムにステイするのもおすすめです。
個人で宿を手配する場合は、ホテルの公式ホームページから予約するよりも「エクスペディア」や「じゃらん」などと、言った予約サイトから予約する方が、安く予約できる場合が多いです。
ワイキキ中心部、特にカラカウア通りのビーチ沿いに、並んでいるホテルは治安も良く、夜も賑やかですが値段は高めです。
同じワイキキでも少し中心部から外れたエリア、特にアラワイ運河付近は治安も不安ですので、ホテルを予約する際はそのエリアは避けたほうが無難です。
レンタカーを借りてみよう
ハワイ滞在時は、レンタカーを利用するのが断然便利です。
ワイキキ周辺を中心にトロリーと呼ばれるバスが走っていますが、少し離れたエリアに行く時やスーパーで買い物する時は、レンタカーがあった方が便利ですし時間の節約にもなります。
美しい海岸線を走るのも、レンタカーなしでは味わえないので、是非チャレンジしてみましょう。
ハワイでレンタカーを借りる場合は、日本からネット予約することができます。
現地でも空きがあれば予約可能ですが、日本で事前に予約していくのがベストです。
アラモレンタカー、ダラーレンタカーなど多数のレンタカー会社のホームページから日本語で予約が可能です。
ホノルル空港や、滞在エリアになるであろうワイキキエリアなどで、レンタルできるので滞在中のプランを照らし合わせて、どこでレンタルするか検討してみて下さい。
ハワイでレンタカーを利用する場合は、国際免許証を取得する必要はありません。
日本の免許証があればレンタル可能です。忘れずに日本の運転免許証も必ず持参して下さい。
ただ、違反をしてしまった場合や事故などのトラブルに巻き込まれた場合は、国際免許証があった方がスムーズです。
ハワイの道路は日本とは反対の右側通行ですので、当然ハンドルも逆になります。
右折・左折の時に車線を間違って入ってしまう方が多いです。
あらかじめイメトレをし備えておきましょう。
また、アメリカでは目の前の信号が赤信号でも右折することができます。
こちらも慣れないうちは、停車してしまうことがあると思います。
ただし「NO TURN ON RED」という標識がある場合は、右折禁止になりますので注意して下さい。
緊張するとは思いますが、ハワイ在住の方は非常に運転マナーが良く、穏やかな運転をする方が多いです。
道も広いので慣れてしまえば、スムーズに運転できると思います。
ハワイ滞在中の注意点・ルール
ハワイ州はアメリカです。
観光客であっても当然アメリカの法律に従い、滞在しなければなりません。
ハワイ州独自で定められているルールもあります。
代表的なルールを以下に解説していきます。
公共の場での飲酒は禁止
ビーチや公園などの公共スペースでの飲酒は禁止されています。
違反した場合は罰金を科せられます。
またハワイ州では飲酒が認められている年齢は21歳となります。
バーなどでは身分証明証の提示を求められます。
ラナイには洗濯物を干さない
ホテルが多く立ち並ぶワイキキエリアでは、ラナイ(ハワイ語でベランダの意味)に洗濯物を干すことが禁止されています。
街の景観を損ねるためこういったルールが定められています。
思わず濡れたタオルや水着などを干したくなる気持ちは分かりますが、バスルームなどに干すようにしましょう。
子どもを一人にしてはいけない
アメリカでは法律で12歳以下の子どもを、13歳以上の保護者の付き添いなしに、一人にすることが禁止されています。
子どもをホテルの中で留守番させたり、一人で買い物に行かせることももちろん禁止です。
逮捕されるケースもあるようです。
日本では当たり前に行われている行為ですが、アメリカでは虐待や放置と見なされ、厳しく取り締まられているようです。
歩きスマホ禁止
日本でも社会問題になっている歩きスマホですがこれも禁止です。
ホノルルでは、今年の10月からスマホやタブレット、カメラを覗きながら道路を横断することが禁止されました。
違反した場合は罰金を科せられます。
ついつい街の写真や動画を撮ったり、地図を見たりやってしまいがちですが、自身の安全のためにも注意して下さい。
日本では当たり前のことでも、外国で通用しないことがたくさんあります。
気持ちよく旅行ができるように、その国のルールを守って罰金など払うことのないよう、滞在していたいものです。
最後に
初めてハワイを滞在する方のために、役に立つ情報を書き出してみましたが、いかがだったでしょうか。
素敵なハワイ旅行計画のお役に立てれば幸いです。
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