草津温泉オススメ旅館
温泉と言えば、『草津!』というほど人気の温泉街、草津温泉ですが、いざ行こうと思っても、どの旅館を選んだらいいのか分からないという方は、けっこう多いのではないでしょうか。
今回は、草津温泉のオススメ旅館をご紹介いたします。
ハイクラスな旅館から、お手頃価格の旅館、またリーズナブルで高品質な旅館まで紹介しますので、旅行の目的にあった旅館を選ぶ参考にしてみて下さい。
奈良屋:言わずと知れた、老舗旅館
まずは、高級ハイクラス旅館から紹介します。
オススメなのは、なんと言っても「奈良屋」さん。
こちらは、草津の中心、湯畑からも徒歩1分という立地で、草津の中心の本当に中心の温泉旅館です。
外観も老舗旅館の赴きたっぷり!とあり、昼間も素敵ですが、夜はライトアップさらに旅情がグッと深まります。
こちらの旅館のオススメは、なんと言っても温泉ですが、「温泉なんだから、温泉がオススメなのは当たり前」と侮ることなかれ、奈良屋さんには、「湯守さん」という、温泉を管理する方が常駐していて、湯守さんが作る奈良屋の温泉は、お湯がまろやかで適温、他の旅館とは一線を画した質の良い温泉なのです。
浴室もまた、木のぬくもり溢れ、「ザッツ老舗」という重厚な作りです。
この温泉に入っただけで「極楽というのはこういうことか」と思うこと請け合いです。
他の設備もとても素晴らしいのですが、特筆すべきはお部屋で、廊下が全て「畳敷き」ということです。
スリッパいらずで、湯上がりの素足で歩く心地よさが味わえます。
この畳へのこだわりは旅館の細部まであり、なんと、エレベーターの中まで畳敷きです。
お食事は、ボリュームのある夕食、朝食も「ザッ・和定食」のバランスの取れたもので、お腹も心を満たされます。
奈良屋さんは、老舗旅館の素晴らしさを存分に味わえる宿です。
金みどり:女子旅にオススメ
次にオススメする旅館は、女子旅にオススメの旅館「金みどり」です。
こちらの旅館は、女性にうれしいオモテナシが満載なのです。
場所は、湯畑から5分ほどで、1本道に入った静かな場所にあります。
エントランスを抜けてロビーに入ると、かわいらしい内装が迎えてくれます。
こちらの最初のオススメポイントは、色浴衣で、とてもかわいらしい色浴衣が無料で選べるんです。
草津温泉は温泉街が素敵な所なので、この色浴衣を着て湯畑に行き、足湯に浸かればグッとテンションが上がること間違いナシです。
そして、女性に嬉しい二つ目のポイントは、お食事です。
繊細できめ細かい味が楽しめるお夕食は、ボリュームもたっぷりで、彩りもキレイで、女子旅の楽しさを盛り上げてくれます。
ついついお酒が進んで明日の朝はお寝坊さんになるかもしれません。
けれど、それも旅の醍醐味であり、温泉は、少々熱めなので、じっくり浸かれば、旅の汗をすっきり気持ちよく洗い流すことが出来ます。
色浴衣を着て、おいしい食事を楽しみ、気持ちのよい温泉に浸かる。
三拍子そろったお宿で、この旅館に仲の良い友だちと泊まれば、更に友情が深まること間違いなしです。
綿の湯:ハイセンスでリーズナブルなお宿
こちらは、湯畑から「西の河原通り」を歩いて7分ほどの場所にある旅館です。
老舗旅館「草津ホテル」の別館として建てられた旅館で、シンプルで清潔な外観は「無印良品」を思わせるハイセンスな作りです。
お部屋にはベッドが置かれ、部屋からは西の河原温泉が見渡せます。
こちらの旅館は、おもてなし、お風呂、お食事、すべて「シンプルイズベスト」で、さまざまな用途で泊まれる旅館です。
友だちグループよし、カップルよし、またお一人さまの旅にも、もってこいのお宿です。
従業員の方も必要最低限のサービス&距離感なので、都会の喧噪に疲れて癒やされたいという方に特にオススメです。
浴室は、少し小さめではありますが、歩いてすぐの所に、「西の河原温泉」があります。
こちらは、大露天風呂から草津の雄大な景色が望めます。
また、徒歩一分の所には、片岡鶴太郎美術館があり、こちらの美術館は外観もすばらしく、また静謐で、温泉で身体を清めた後に訪れると、心まで清められるような素敵な美術館です。
温泉に来て、静かな空間に癒やされたい方に、ぜひオススメの旅館です。
平日は1万2000円からのプランもあるリーズナブルな旅館ですので、急にお休みが取れて「ふらりと草津へ」と思った時に、もってこいの旅館です。
最後に
みなさん、行きたい宿は見つかりましたか?
「いや、どれも素敵で選べない」という方、草津は1度ならず「何度でも」行って楽しい温泉です。
この際、ぜんぶ制覇していてはいかがでしょうか? というのも、草津には温泉だけではなく、楽しいアクティビティが沢山あるのです。
湯もみ見学、温泉らくご、コーヒーの美味しい喫茶店、白濁の湯が楽しめる立ち寄り湯、などがあって1度では満喫出来ない楽園地です。
かつて草津を訪れた世界的アーティスト・岡本太郎氏は、「草津温泉は人間解放のレクリエーションの場」であると言ったそうで、さすがはアーティスト、なんと意味深な言葉でしょうか。
皆さまも是非、草津温泉で「人間解放」してみてはいかがでしょうか。
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