東京ぶらり美術館巡り日本画を観るならここ! 広尾の「山種美術館」

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東京ぶらり美術館巡り「山種美術館」

平日の午後、東京の美術館をぶらり巡ります。

東京には個性豊かな美術館があります。

美術館を訪れる時には、美術館までの道のりや、近くのカフェ、レストランで食事をすることも楽しみの一つです。

心がリフレッシュする素敵な美術館巡りをご紹介します。

 

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山種美術館

今回ご紹介するのは渋谷区広尾にある「山種美術館」です。

山種美術館は、1966年に開館した、日本初の日本画専門の美術館です。

 

  • 山種美術館の基本情報

住所:東京都渋谷区広尾3-12-36

開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

休館日:毎週月曜日(祝日は開館、翌日火曜日は休館)

展示替え期間、年末年始

入館料:「通常展」大人1100円、大学生・高校生900円、中学生以下無料(保護者同伴)

「特別展」展覧会により異なる

 

 

美術館までの道のり

恵比寿駅から美術館の館内までの道のりをご紹介します。

 

  • 駅からのアクセス

恵比寿駅を降りて西口を出ると、ちょこんと座る恵比寿像が出迎えてくれます。

恵比寿様にちらりと目をやり、歩き始めますと、山種美術館は、恵比寿駅から歩いて10分ほどです。

歩道橋を渡って駒沢通りに入ると、上り坂になっています。

 

東京は世界に誇る坂の都です。

東京の坂が多く登場する夏目漱石の恋物語『それから』に思いを馳せて坂を上がります。

落ち着いた町の雰囲気を感じて進むと、「山種美術館前」の交差点が現れます。

 

横断歩道を渡って右手の石造りの大きな建物が山種美術館です。

  • 館内

中へ入ると、1階は解放感のあるロビーです。

 

ロビーには「ミュージアムカフェ Cafe 椿」があります。

どんなメニューがあるのかしばし下見をして、まずはチケットを購入し、地下1階の展示室へ移動します。

 

山種美術館のコレクション

山種美術館では、日本画をメインに収集・所蔵をしています。

明治から現代までの作品が中心です。コレクションの元になっているのは、山種証券(現SMBC日興証券)の創業者である山崎種二が個人で蒐集したコレクションです。

 

種二さんの存命中の1966年より美術館をオープンし、二代目館長とともに旧安宅コレクション*の作品を一括購入したり、画家に作品制作を依頼するなどして、コレクションを増やしてきました。

 

速水御舟(はやみ・ぎょしょう)の作品は、全作品の600点のうち120点を所蔵、川合玉堂(かわい・ぎょくどう)の作品は70点、奥村土牛(おくむら・とぎゅう)の作品は135点を数えます。

 

*旧安宅コレクション‥総合商社の安宅産業が蒐集したコレクションです。

安宅産業は、戦中・戦後の10大総合商社の1つでしたが、1977年に伊藤忠商事に吸収されました。

 

 

山種美術館所蔵の重要文化財

山種美術館では、重要文化財に指定されている以下の作品を所蔵しています。

重要文化財に指定されている絵は常設ではなく、特別展で公開される時のみ見ることが出来ます。

 

  • 岩佐又兵衛(いわさ・またべえ)《官女観菊図》

江戸時代の画家で、平安時代を思わせる女性たちが、牛車の中から菊の花を見物する様子が描かれています。

 

  • 椿椿山(つばき・ちんざん)《久能山真景図》

江戸時代後期の画家で、久能山の山や木々が描かれ、山頂へと登る僧侶と1人の男の姿が見えます。

 

  • 竹内栖鳳(たけうち・せいほう)《班猫》

明治から大正期の画家で、まだら模様のある1匹の猫を丹精に描いています。

 

  • 村上華丘(むらかみ・かがく)《裸婦図》

明治から昭和にかけての画家で、観音や菩薩を思わせる、美しい裸婦を描いています。

 

  • 速水御舟(はやみ・ぎゅしょう)《炎舞》《名樹散椿》

明治から昭和にかけての画家で、《炎舞》は特に有名な作品であり、飛んで火にいる蛾を美しく印象的に描いています。

《名樹散椿》は名前の通り、樹齢400年の名樹の椿の花びらが散る構図を描いています。

 

展覧会

展覧会は、年に6回ほど企画されています。

春は桜、夏は水など、季節に相応しいテーマの企画展が人気を呼びます。

 

室内でゆったりと日本の季節を楽しむことが出来ます。

その他、一人や複数の画家に焦点を当てた展覧会も毎年行われています。

 

山種美術館の魅力

山種美術館の魅力は、日本画を通して「日本の美意識」「日本の自然」を堪能できることです。

日本画は、岩絵具や和紙など、自然の素材を用います。

 

作品の主題となるものも、自然の美しさや季節感が大切にされています。

 

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美術館その後に

鑑賞後の一休みに「カフェ」と「レストラン」を紹介します。

 

おすすめのカフェ

美術館鑑賞後に一息つけるおすすめのカフェをご紹介します。

 

  • ミュージアムカフェ Cafe 椿

山種美術館は、館内にカフェがあります。

「Cafe 椿」では、オリジナルの和・洋菓子をいただくことが出来ます。

 

和菓子は、青山にある和菓子屋「菊家」に特別にオーダーしていて、展覧会ごとにちなんだ菓子を楽しめます。

また、机や椅子はイタリア・カッシーナ・イクスシー社の家具を使用していて、心地良いひとときを過ごすことが出来ます。

 

おすすめのレストラン

誰かと一緒に美術館へ行くのなら、食事も一緒に取りたいという方におすすめのレストランをご紹介します。

 

  • caffè trattoria D’oro

山種美術館から恵比寿駅の方へ坂を下り、渋谷橋の歩道橋がある所を左に曲がると、「caffè trattoria D’oro」があります。

ピザやパスタがいただけるイタリアンレストランです。


一休.comでネット予約すると、ランチは1500円~、ディナーは3000円~と、リーズナブルです。

山種美術館で働いている方もよく利用されているようで、以前のブログで紹介されていました。

 

堅苦しくなくカジュアルな空間で、お腹が満たされて、話も弾みます。

 

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まとめ

東京ぶらり美術館巡り第1回は、広尾にある「山種美術館」をご紹介しました。

 

東京で日本画を観るならここ、と言える美術館です。

日本画の美しさを感じられる作品ばかりで、コレクターの目利きの良さを感じます。

 

美術館の館内で、快適に日本の美に触れることが出来ます。

駅から歩いて行く道のりには、おしゃれな建物が見えたり、昔ながらの建物があったりと、目を楽しませてくれます。

 

恵比寿・広尾という土地柄、食事をする場所にも事欠きません。

美術館にあまり行かない方でも、楽しめる美術館巡りになることでしょう。

 

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