今さら聞けない、お得な仕組み「ふるさと納税」の活用と基礎知識はこれだ

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ふるさと納税の基礎知識

 

 

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ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、2000円の負担で各地方自治体に「寄附」を行い、好きな地方自治体を応援する仕組みのことです。

言い換えれば、現在住んでいる地方自治体以外の、個人が納税したい地方自治体に「寄附」という形で税金を納めることになります。

 

例えば、東京に住んでいる人が、自分の出身地の発展のために東京ではなく、出身の自治体に税を納めることが可能となりました。

費用として2000円必要ですが、寄附をした金額に応じて住民税が減額されます。

 

ふるさと納税は、どの地方自治体にもすることができますので、各地方自治体は、少しでも多くの寄附金を集めるため、ふるさと納税をしてくれた人に「返礼品」を贈るようになりました。

地方自治体にとって、「返礼品」を贈ることは、地方の特産物のアピールにもなります。

 

また、寄附金の使い道からふるさと納税をする地方自治体を探すこともできます。

例えば、岩手県宮古市の場合は、寄附金を東日本大震災からの復興や、台風19号による被害への対応に使うとしています。

財政が苦しい地方自治体にとって、ふるさと納税は税収を増やす大チャンスとなりました。

 

納税者にとっては、税金を納めるだけではなく、2000円以上の「返礼品」を獲得して、地方の特産品を手に入れることができるようになりました。

ふるさと納税は、地方自治体と納税者の両者にとってメリットがある仕組みです。

 

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ふるさと納税の流れ

ふるさと納税の流れは、いくつものサイトで詳しく紹介されています。

今回は「ふるなび」の説明を参考にしつつ、ふるさと納税の流れを整理します。

ふるさと納税のやり方は?ふるさと納税の流れ 基本的な利用方法を解説! | ふるさと納税サイト「ふるなび」
ふるさと納税の寄附から税金控除を受けるまでの流れをステップごとに詳しく解説します。手順に沿って申し込むことで、ふるさと納税は意外と簡単にできます!ワンストップ特例制度と確定申告の違いを比較表で確認し、条件にご自身を照らし合わせて税金控除の手続き方法を選びましょう。

 

ふるさと納税の5つのステップ、その1は寄附したい自治体と返礼品を決めることです。

ふるさと納税を紹介しているサイトに行くと、各地方自治体が提供する返礼品が紹介されています。

寄附の使い道から検索する方法や、地域ごとに検索する方法、返礼品で検索する方法などがありますが、どのサイトもほとんど同じ内容です。

返礼品から探す場合、肉、米、電化製品、果物、魚介類などのように、カテゴリー分けされた項目の中から、好きなものを選びます。



ステップその2は、自治体に寄附を申し込むことです。ふるさと納税を特集しているサイトから、各地方自治体に直接申し込むことができ、クレジットカード納税に対応している自治体の場合、ふるさと納税サイトのみ納税手続きを完了させることも可能です。詳しくは、各ふるさと納税サイトを確認してください。

 

ステップその3は、お礼の返礼品を受け取ることです。

申し込みから発送、到着まで時間がかかるケースがありますので注意しましょう。

 

ステップその4は、寄附金受領証明書の受け取り・保管です。

この書類は、ふるさと納税を完了させるためにする「確定申告」の手続きで、絶対必要となる書類です。

一番大切といってもよいので、受け取ったら2月中旬の確定申告開始までなくさずに保管しましょう。

寄附金受領証明書は、返礼品と一緒に届く場合と、返礼品の到着後の1~2か月後に、発送される場合とに分かれます。

別々に送られてきている場合は、他の郵便物に紛れないよう、しっかりと管理するようにしましょう。

 

ステップその5は、確定申告に行くことです。一般的なサラリーマンなら、「年末調整」を会社が行ってくれるので、個人にて税務署に行く必要はありません。

しかし、ふるさと納税を完了させるためには、税務署で確定申告しなければなりません。

寄附金受領証明書を添えて、確定申告をおこないましょう。

確定申告時にふるさと納税を申告する方法は、各都道府県の窓口や公式サイトで確認可能ですが、よくわからない場合は、必要書類だけ以って税務署の確定申告会場で書類を作成することもできます。

この場合は、税務署員のアドバイスをもらいながら書類を作ることができますので、初心者でも安心です。

 

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便利なワンストップ特例制度

ふるさと納税をしてみたいけれども、確定申告のやり方がよくわからない。

 

そんな人にとって頼りになる仕組みが「ワンストップ特例制度」で、ふるさと納税をする人のうち、以下の人は、ワンストップ特例制度を利用することで確定申告に行かなくてもよくなります。



条件一つ目、ふるさと納税以外の確定申告が不要な給与所得者。条件二つ目、ふるさと納税の寄附先が5つ以内であること。
つまり、会社からの給与以外に所得がない一般的なサラリーマンで、寄附先が5つ以内ならワンストップ特例制度が利用可能だということです。ワンストップ特例を申請する場合、寄附の翌年1月10にまでに寄附先の自治体に、書類を提出しなければなりません。「ふるなび」などでは、特例申請書をある程度記入した状態でダウンロードすることが可能です。

 

特例の申請には、特例申請書とマイナンバーカードまたは、運転免許証などの本人確認書類が必要となりますので、事前に用意しておきましょう。

これで、確定申告をしなくても、ふるさと納税の手続きを完了させることができます。

 

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2020年5月の人気自治体トップ3

ふるさと納税サイト「ふるなび」での人気第1位は新潟県燕市です。

 

新潟県燕市は、金属加工を中心とした職人の町として発展してきました。

電子レンジやサイクロン式クリーナーなど家電製品が、返礼品として人気となりました。

 

第2位は宮城県角田市です。

アイリスオーヤマの本社があるため、アイリス製品が返礼品として人気です。



第3位は山形県山形市です。

フルーツ王国山形だけに、ラ・フランスやさくらんぼなどの果物が大人気です。

山形牛や山形県産のブランド米など、グルメ王国山形の面目躍如です。

 

ふるさと納税では、家電製品やグルメが注目されているのがよくわかるランキングです。

 

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まとめ

ふるさと納税とは、2000円の経費と引き換えに、自分の好きな地方自治体に寄付の形で納税することができる仕組みでした。

 

各地方自治体は、魅力的な返礼品を取り揃えて寄附を募ります。

 

「ふるなび」、「さとふる」、「ふるさとチョイス」といったサイトには、各地方自治体の返礼品がカテゴリー分けされているので、どんな返礼品があるか知りたい人はそちらもご覧になると良いでしょう。

ふるさと納税サイト【ふるなび】AmazonギフトカードやPayPay残高等がもらえる!
ふるさと納税サイト【ふるなび】なら、AmazonギフトカードやPayPayなどに交換可能な「ふるなびコイン」がもらえて、「ふるなびトラベル」「ふるなびカタログ」などのオリジナル返礼品も選べます!
https://www.satofull.jp/
【ふるさとチョイス】お礼の品掲載数No.1のふるさと納税サイト
お礼の品 / 自治体掲載数『日本一』のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」。ふるさとチョイスの新ポイント「チョイスマイル」はふるさと納税のお支払いや様々なポイントへ交換できる。お肉・お米などの全国の特産品55万品目をご紹介。チョイス限定のお礼の品も数多く掲載中。

 

ふるさと納税をするためには、返礼品到着と同時、あるいは到着後に送られてくる寄附金受領証明書が必要です。

確定申告不要な人は、ワンストップ特例を利用すると、気軽にふるさと納税を利用することができます。

 

せっかくのお得な仕組み「ふるさと納税」を活用してみてはいかがでしょうか。

 

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