日本人になじみの深い「梅干し」の知られざるパワーと活用法は?

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救世主!「梅干し」の知られざるパワー

 

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暑い季節に効く?「梅」の基礎知識

梅干しは、日本の古くからたいへん親しまれてきた食べ物です。

おにぎりの具材などでポピュラーな、かつお梅干しやカリカリ梅干しといった味付き梅干しなどは、実にさまざまなのです。

 

一口に梅と言っても、およそ400種類の品種がありますが、最も有名な梅は何といっても、和歌山県が生産第一位を誇る「南高梅」なんこううめでしょう。

その見た目の鮮やかさと果肉の柔らかさ、桃のような香り高さは、梅の王様とも呼ばれています。

 

そんな日本人に馴染みの深い「梅干し」に、驚異的な多くの秘められたパワーがあることに注目しました。

ジメジメしたイヤーな梅雨時期が到来すると、少しでも傷みを防ぐためにお弁当に梅干しをのせたり、熱中症予防や疲労回復に効くからと、あの「すっぱさ」を味わった方も多いでしょう。

どうやら梅干しには、好みに合わせて楽しむ食べ物という以外にも、梅に含まれる成分にビタミンEやクエン酸などがあり、一日一粒食べれば医者いらずと言われるほどの素晴らしい効果があるのです。

 

ここではおススメの「梅干し」の活用法を紹介しましょう。

目的に合わせて最適なものを選べば、この夏ひとときの梅パワーを実感するはずです。

 

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一日一粒取り入れて健康効果

梅干しには、近年さまざまな栄養成分が含まれていて、病気の予防にも多くの効果があるのです。

 

最近の動物実験の結果では、持久力に関わる筋肉増加の分野まで拡大していて、人間での「梅干し」検証はこれからだと言われています。

では、梅干しにはまずどのくらい病気予防に効果があるのでしょう。

 

まとめたら、なんとおよそ10種類の健康効果がみられるのです。

  • 疲労回復
  • 便秘改善
  • 老化防止
  • 脂肪燃焼
  • 胃がん予防
  • 高血圧予防
  • 糖尿病予防
  • 血液サラサラ
  • インフルエンザ予防
  • 骨粗しょう症予防

とはいえ、いくら健康のためだからと、毎日梅干しを食べるのは考えものです。

しかし、一日一粒で良いならば、続けられそうな気がします。

 

ところで、「梅はその日の難逃れ」という日本古来のことわざがあるそうです。

梅干しを朝食べておくと、その日一日は災難にあわなくて済むとかで、今でも各地の旅館の朝食に梅干しが出るのはそのためと言われています。

 

むかしの旅人が出かける前に梅干しを食べていたようで、各地の違う病気にかからないようにしたことが、ことわざの由来のようです。

 

もちろん食べたからといって、すぐに効果が現れる食べ物ではありませんが、こんなにも続けやすい健康効果のある「梅干し」を取り入れないのは、考えものです。

よって、これからの夏バテ対策の準備にお役立てください。

 

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梅のPR活動とは?

梅干しには多くの秘められたパワーが潜んでいるということは記述のとおりです。

 

近年では、梅農家の方々や梅を加工する企業が協力し合い、子どもたちに梅の良さを全国にもっと広く知ってもらいたいと、PR活動がさかんに行われています。

梅のあらゆることについて知る楽しい出前授業では、梅の栽培や収穫・栄養素などさまざまなことが学べます。

 

教えてくれる人は、梅の産地で梅つくりに関わっている方々です。

梅食品の試食タイムなどもあり、梅干しはもちろん梅ジュース、梅ジャムなど初めて知る味に、子どもたちの歓喜の声が上がり、「おいしい!」と、あちらこちらから声が上がるのです。

あらゆる梅パワーが伝われば、瞬く間にどんどん広まります。

「健康的でおいしい」だけでは終わらない、これからのさまざまな梅干しの可能性に、この機会に深く掘り下げてみませんか。

 

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しょっぱい梅干しの正体

全国には梅を加工する工場がいくつか点在していますが、そこでは主に農協が加工していて「調味梅干し」や梅肉なども作っています。

 

梅肉とは、いわゆるコンビニエンスストアのおにぎりに使われる「梅干しの実をペースト状にしたもの」です。

まず加工場に運ばれてくる梅干しは、地元の農家さんが作った「白梅干し」と呼ばれる塩分濃度が20%で作られた、いわゆる食べるとしょっぱい梅干しです。

その運ばれてきた白梅干しを洗い、汚れなどを取り除き、その後水につけて塩分を抜き、例えば、はちみつ味やしそ味、うすしお味といった調味液に3週間以上つけると、お馴染みのおいしい味付け梅干しが完成するのです。

 

このあと手作業にてパック詰めをし、厳しいチェックを経ての製品となるのですが、環境を守るために、JA紀南梅製品の加工場では、工場から出る排水を98.5%リサイクルしているなどの工夫も取り込んでいるようです。

 

ただ梅干しを作るだけではなく、終わりのことも考えているからこそ、環境へのやさしさなのかもしれないです。

ここまで梅について掘り下げましたが、梅干しを摂取するときの注意点も書いておきましょう。

 

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梅干しを楽しむときの注意点

日本人のソウルフードである梅干しに、新しい発見があったかもしれませんが、楽しく健康的に美味しく味わうためにも、次の2つに気をつけると良いと言われています。

 

白梅干しは塩分濃度20%で作られているが、梅に含まれているカリウムには、塩分を体の外に出す働きがあります。

思うほどの塩分取り過ぎにはなりませんが、塩分を気にする場合は、塩分を減らした減塩梅干しに変えてみよう。(但し賞味期限は半年間となります)

 

もし、寝る前に梅干しを食べた場合は歯磨きを忘れずにすることです。

梅干しの酸っぱさが歯に影響するからで、梅干しに含まれる酸には歯を溶かす酸なども含まれるので、注意しましょう。

 

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まとめ

いくつかエピソードを語りながら、梅干しのあらゆる効能などについて紹介しました。

知っていると、少しでもいつもよりおいしく梅干しが味わえるはずです。

 

梅のやわらかで芳醇な香りを、今日からさっそくお試して、暑い夏を乗り切りましょう。

 

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