心に栄養を与え人生を豊かにする読書体験は東京の近代文学館5選で!

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読書体験

東京の近代文学館5

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新宿区立漱石三房記念館

アクセス:東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩10分
住所:新宿区早稲田南町7
料金:一般300円、小中学生100円

おすすめポイント
・通常展示のグラフィックパネルや映像で生涯や人物像、新宿との関わりが学べます。
・有料展示で漱石関連の貴重な所蔵品を見学できます。
・書斎(漱石三房)を再現した部屋を見学できます。
・ブックカフェ「CAFE SOSEKI」でオリジナル商品の飲食ができます。
・周辺のまち歩きマップ(漱石の散歩道)で漱石ゆかりの地を散策できます。

 

 

夏目漱石(生没1867~1916):小説家

江戸・東京府(現在の東京都新宿区)に生まれて東京帝国大学英文科、同大学院で学びました。

1900年、文部省留学生として英国留学をしました。

帰国後に創作をはじめて「吾輩は猫である」を発表しました。

1907年、朝日新聞社に入社して「虞美人草」を皮切りに絶筆となった「明暗」まで一貫して近代人の不安と内なる他者を追究し続けました。

 

代表作品:吾輩は猫である、坊っちゃん、草枕、三四郎、それから、門、彼岸過迄、行人、こころ、明暗

 

 

文京区鴎外記念館

アクセス:東京メトロ千駄木駅より徒歩5分
住所:東京都文京区千駄木1-23-4
料金:一般300円、中学生以下無料

おすすめポイント
・亡くなるまでの30年間過ごした旧居・観潮桜の跡地に経つ記念館です。
・鴎外関連の所蔵数が日本一です。(約3000点の遺品資料、約6000点の森類旧所蔵品、約11000点の図書資料を所蔵しております。)
・2~3ヶ月毎に多彩な展示企画が行われています。
・「モリキネカフェ」で鴎外ゆかりの庭園を眺めながら飲食を楽しむことができます。

 

 

森鷗外(生没1862~1922):軍医、作家

石見国(島根県)津和野に生まれました。

東京帝国大学医学部卒業後、陸軍に入隊して独国に留学しました。

1890年に「舞姫」の発表を行い、翻訳、小説、評論、戯曲、詩歌など広く活躍しました。

1907年に軍医総監に就任しました。

「青年」、「鷹」、などの小説や「阿部一族」などの歴史小説、さらに「渋江抽斎」で史伝の作品も開拓しました。

 

代表作品:舞姫、ウィタ・セクスアリス、青年、鴈、安部一族、山椒大夫、高瀬舟、渋江中斎

 

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台東区立一葉記念館

アクセス:東京メトロ三ノ輪駅より徒歩10分、都バス竜泉より徒歩3分
住所:東京都台東区竜泉3-18-4
料金:大人300円、小中高学生100円

おすすめポイント
・一葉直筆の原稿や書簡、道具や遺品などの資料展示を見学できます。
・ライブラリースペースでは一葉の作品を読むことや調べることができます。
・一葉館付近には一葉が9ヶ月間過ごしてたけくらべを構想したといわれる居跡を見学できます。

 

 

樋口一葉(生没1872~1896):小説家

江戸・東京府(現在の東京都千代田区)に生まれました。

幼少時代は読書を好み双草紙の類を読みふけっていました。

私立青海学校高等科第四級を首席で卒業しました。

母・多喜が女性に学問は不要と考えており、上級に進まずに退学しました。

中島歌子の歌塾に入門して和歌や古典を学び、半井桃水に師事して小説の指導を受けました。

生活に苦しみながら、わずか1年半で次々と作品を発表して文壇から絶賛されました。

24歳6ヶ月で肺結核により死去しました。

 

代表作:大つごもり、ゆく雲、にごりえ、十三夜、たけくらべ

 

 

太宰治文学サロン

アクセス:JR三鷹駅より徒歩3分
住所:東京都三鷹市下連雀3-16-14
料金:一般300円、中学生以下無料

おすすめポイント
・太宰が訪れた銀座のバー「ルパン」の店内を模したカウンターがあり文献を読むことがでできます。
・ボランティアガイドが駐在しており、展示品の解説が行われています。
・三鷹太宰治マップで太宰ゆかりの地を散策できます。

 

 

太宰治(生没1909~1948):小説家

青森県北津軽郡に生まれました。授業料が払えなくなり、東京帝国大学フランス文学科を除籍にな

りました。若くして非合法の左翼運動に参加して挫折しました。喪失した自我を求め、自殺・情死

を繰り返しつつ創作に打ち込みました。破滅型の生き方のみならず「斜陽」、「人間失格」などの美

しい文体を持ち、今なお若い読者から熱烈に支持されています。

 

代表作品:富嶽百景、走れメロス、津軽、お伽草子、ヴィヨンの妻、斜陽、人間失格

 

 

新宿区立林芙美子記念館

アクセス:東京メトロ千駄木駅より徒歩5分
住所:東京都新宿区中井2-20-1
料金:一般150円、小中学生50円


おすすめポイント
・亡くなるまでの10年間過ごしたお屋敷を整備・保存した記念館です。
・書斎をはじめとするこだわりの生活空間を見学できます。
・庭園で四季折々の植栽を見ることができます。
・ボランティアガイドが駐在しており、展示品の解説が行われています。

 

 

林芙美子(生没1903~1951):作家

山口県下関(門司生まれの説もあります)に生まれました。

行商をしていた両親に従い各地を転々としていました。

尾道市立高等女子学校卒業後、上京しました。

関東大震災後の東京を舞台に、文学修業と男性遍歴を重ね、「放浪記」がベストセラーとなりました。

戦後には「晩菊」、「浮雲」を発表しました。

 

代表作品:放浪記、清貧の書、浮雲、めし

 

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まとめ

学生時代に様々な作品に触れる事や、日常生活を通じて文章は身近な存在です。

しかし、文豪や文学作品と聞くと難しいイメージをする方が多いのではないでしょうか。

 

昔も今も、作家は生身の人間であり、生活を送り、想像して書く、書いて、書いて、書きぬいて作品を完成させています。

 

読書体験は心に栄養を与え、人生を豊かにします。

そんな偉大な文豪たちの生き様を感じてみてはいかがでしょうか。

 

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