最適な資産運用案をアドバイスしてくれる最近注目のロボアドバイザー

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ロボアドバイザーって何!?

金融庁が発表した報告書からはじまった「老後2000万円不足問題」は、マスコミで大きく報道され、世間で話題になりました。

 

今まで、年金を中心に将来を考えていた人たちにとって、2000万円不足というのはかなりショッキングな数字です。

かつては、1年物の定期預金で金利が3~5%という時代もありましたが、現在の1年もの定期預金の金利は、メガバンクでも0.002%です。

これでは、銀行預金で資産を増やすのは困難であり、老後2000万円不足問題をきっかけに、銀行預金以外で、資産運用を考える人が増えました。

 

といっても、どうやって資産運用すればいいのかわからないという人も多いでしょう。

 

最近注目されている、「ロボアドバイザー」についてご存じでしょうか。

名前は聞いたことがあっても、内容までは把握していないという方も、少なからずいると思います。

 

今回は、ロボアドバイザーとは何か、ロボアドバイザーの2つのタイプ、ロボアドバイザーのメリット・デメリットなどを紹介し、どんな人がロボアドバイザー投資に向いているかご説明します。

 

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ロボアドバイザーとは

現在、日本で運用されているロボアドバイザーには2つの種類があります。

 

一つ目はアドバイス中心のロボアドバイザーで、パソコンやスマートフォン上で、Webサイト上の質問に答えるだけで、資産運用についてのアドバイスをしてくれるサービスのことです。

質問内容は、ロボアドバイザーを運営している会社によって異なりますが、あなたの立場や収入、今後の見通しなどを参考に投資方針のアドバイスをしてくれます。

もともと、アメリカでつかわれていた仕組みですが、近年は日本でも見られるようになりました。

証券会社の中には、無料でロボアドバイザーによる運用アドバイスをしてくれるものもあります。

 

もう一つは、ロボアドバイザーに、投資行動そのものをゆだねる投資一任型です。

投資一任型は、アドバイスだけにとどまらず、資産の運用、管理、資産調整、バランスの見直しなどのメンテナンスも、すべて請け負ってくれる文字通り「自動」の投資手段です。

 

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ロボアドバイザーによる資産運用の流れ

ロボアドバイザーによる資産運用の流れは、3つの段階で行われます。

 

第一段階は、パソコンやスマートフォンで所定の質問に答えることです。

質問の目的は、投資家であるあなた方の年齢や投資経験、リスクにどのくらい耐えられるかを把握することです。

手堅い運用を好む人には、債券などを中心とした投資を提案し、リターンを重視する人には、リスクはあっても、大きなリターンを得られる成長株投資を提案するといった具合です。

第二段階は投資家の回答結果に基づき、最適な投資商品を選択することです。

第三段階は口座を開設して商品を購入し、運用を始めることです。

 

この3つのステップを踏むだけで、手軽に投資を始めることができます。

 

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投資一任型ロボアドバイザーのメリット、デメリット

投資一任型ロボアドバイザーのメリットは3つあります。

 

一つ目のメリットは、ほとんどすべての作業をロボアドバイザーがやってくれるので、文字通り「全自動」で投資を実行できることです。

普段の仕事が忙しく、投資戦略を練る時間がない人や、売買のタイミングをはかることが苦手な人にとって、日常的な資産管理を投資一任型のロボアドバイザーにお任せできるのは、とても大きなメリットといえるでしょう。

 

二つ目のメリットは、少額から投資できることもロボアドバイザーの大きなメリットです。

基本的に10万円から投資可能ですが、中には100円や500円といった金額から購入できるロボアドバイザーもあります。

 

三つ目のメリットは、インターネット環境があれば、窓口に行かなくても口座を開設できることです。

運用会社によりますが、すべての手続きをWeb上で簡潔させることも可能でありますが、デメリットは手数料が高いことです。

ロボアドバイザーの手数料は、年1%に設定されていることが多いです。

100万円投資しても、1万円は手数料となり実際は99万円を運用することになり、運用成績が必ず1%以上になると保証されているわけではないので、運用がうまくいかないと資産が目減りしたうえに手数料でさらに資産が減るということになります。

 

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ロボアドバイザーに向いている人、向いていない人

ロボアドバイザーに向いているのは、普段の仕事が忙しく投資に多くの時間を割くことができない人や、何に投資するべきか迷ってしまう投資の初心者です。

 

1%の手数料は決して安くありません。

しかし、何もわからずハイリスク商品を購入してしまうリスクに比べると安いともいえます。

 

また、ロボアドバイザーを利用することで、ハードルが高いと感じられがちな資産運用に気軽に参加できますので、投資に興味があるけれどもリスクは怖いという人にも向いています。

 

半面、自分でリスクをコントロールできる人にとって、手数料の1%はかなり高額な出費で、投資経験が豊富で、自分で運用・判断できる人は、投資一任型ではなく、アドバイザー型のロボアドバイザーを利用するのが良いでしょう。

 

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まとめ

ロボアドバイザーにはアドバイス中心のものと、投資一任型の二つがあります。

 

どちらの場合でも、Web上でいくつかの質問に答えると、その人にとって最適な資産運用案をアドバイスしてくれます。

 

投資一任型の場合は、実際の資産運用も自動で行ってくれます。

投資一任型ロボアドバイザーのメリットは全自動であること、少額から投資可能なこと、Web上でほとんどの手続きを行うことができることの3つです。

デメリットは他の投資方法に比べると手数料が高めであることで、ロボアドバイザーに向いているのは、忙しくて投資に時間をかけることができない人や投資の初心者です。

 

どうしても投資に一歩踏み出せない人は、ロボアドバイザーの助けを借りながら投資をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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4.資産運用

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