本日(6/15)、早朝4時頃、イエレン議長から利上げの発表があった。(0.25%)
また、正式に年内保有資産縮小も同時に発表されたが、ある程度予想されていたことから、マーケットに大きな動きはなかった。
この後、年内に利上げできるのか、また、保有資産縮小も出来るのかは、すべて物価上昇(インフレ率)にかかっている。
まあ、アメリカ労働市場は好調なので、次の利上げがいつなのか、来年の利上げは何回あるのかで、ドル=円、日経平均が動いてくる。
とりあえず、本日、ダウは上昇、ナスダックは下落、S&Pも下落。
物価はそれほど上昇はしていないにもかかわらず、すでに市場が織り込んでいたので、利上げの発表を見送ることは難しかったのだろうが、本当に今上げるべきなのか?
答えは誰にも分からない。ただ、「将来あのときなぜ?」って事にならないことを望む。
いったんは、ドル安円高となり108円台を付けたが、今は戻して110円に戻す動きでそのあたりをウロウロしている。
ここから、今日明日の日銀の動きがどうなるのか、興味がある。
さて、日本株がここから上昇するためには?
よく言われているのは、日本株は出遅れと言っているがセクター別に見ると、自動車関連と金融関連が遅れている。これらが上がるためには、やはり円安とインフレ率が鍵を握っているのではないか。
アメリカの自動車販売とドル=円の安定と円安。
インフレ率 1%程度の安定によるマイナス金利の終焉。
それまでは、内需関連と中小型株、バリュー株が売買の主役対象か!
がんばれ、黒田総裁!!
コメント