糖質制限をカットしたレシピ本や、糖質制限ダイエットがいかにいいかということを謳った本が、書店では多く並んでいるのを見かけます。
確かに糖質制限ダイエットの効果は素晴らしいもので、糖質制限ダイエットをすることによって、3か月で5キロの程度のダイエットに成功した人は多いと思います。
今現在ダイエットに取り組み、徐々に体重を減少させている人も多いと思います。
しかし、最初の1か月で落とした体重は2キロ程度でしょう。一般的に急にダイエットを行うと、体にも支障を起こすし、リバウンドも心配されます。
ある程度の糖質やカロリーをとらないと、リバウンドより体調面に問題が出てしまったからです。
特に糖質制限ダイエットで気を付けなければならないのは低血糖の症状です。
目眩や立ち眩み、意識が朦朧とするなどの症状が現れ、最悪の場合は死に至ります。
病院に行くほどではないですが、意識が朦朧とするという症状が出てしまった人の話をよく耳にします。
特に、仕事柄外に出ることが多い人は、ダイエットを始めてから、外を歩いていながら寝てしまうような感覚に襲われることが多くなります。
気づかずにいて、最初のうちは多忙な時期でしたので、「寝不足かもしれない」と簡単に考えていたのですが、寝ても寝ても眠い日々が続きます。
ある人に相談すると、なにか睡眠にかかわる病気よりも、食生活を指摘されました。
純粋に真面目にかつ徹底的にやってしまうタイプは特に要注意です。
糖質制限ダイエットもやると決めたからには、徹底的にやってしまうと特に危険です。
朝は生野菜のサラダ。
昼はしらたきのパスタサラダ。
夜は茹で野菜と豚もも肉。
その生活を数日間続けた結果、その人の身体は低血糖状態に陥りかけていたようです。
最初に家族や周りの人に低血糖の可能性を指摘されたときには、「まさか」と思いますが、あるとき、意識が朦朧とするような感覚に陥ったときにチョコレートを一粒食べると、途端に頭がスッキリしりするものです。
体が糖分を欲していたことを感じて、まったく自覚はなかったものの、このような状態になって、初めてダイエットをやりすぎていたことを自覚するものです。
一日の始まりである朝は我慢せずに、食事をとっていくことをおすすめします。
メロンパンやチョコレートパンなどや、米類といった、炭水化物を十分にとってから職場に行くようにしましょう。
仕事の能率も落ちてしまいます。
昼間の外出中に眠くなって足元がおぼつかなくなったり、車の運転中に眠くなったりして、食の大切さを痛感する事件となったら取り返しがつかなくなります。
失敗や、うっかりが増えて、上司や周りの人たちに迷惑をかけてしまってからでは遅すぎます。
ダイエットで減量が順調に進んでいるときは、あまり自分のダイエットがやりすぎだということには気づかないものです。
体調不良がダイエットのせいだという風に考えることも、なかなか受け入れられません。
食事を制限したり、いつものものから変更するということは当然体も変わるということです。
ダイエットをする際には自分の体調に注意しましょう。
特に、今はやりの糖質ダイエットは効果抜群ですので、より注意して低血糖などの症状を見逃さないようにしてくださいね。
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