11月も半ばにかかり、街では年末に向けてクリスマスへの移行に大忙しといった感じです。
読者のあなたも、ハロウィンを楽しむことができましたか。
おこぼれをもらった人の中には、日頃食べないお菓子をいただき、満足された人もいるでしょう。うちでも、変わったお菓子がちょうどなくなったところです。
しかし、そんな楽しめたハロウィンですが、渋谷ではハロウィンイベント後のごみ問題が話題になっているようですね。
もう毎年のことなので、あまり驚かなくなりましたが、ハロウィンが話題になるようになった初めのころは、ニュースや情報番組で報道されるハロウィン後の凄惨な状態の渋谷スクランブル交差点の様子にびっくりしたのを覚えています。
今の若者たち(若者だけではないですが)ごみを持って帰ることのできない人って、意外に多いのですね。
ですが、ごみが大量に残されるのは、なにもこのハロウィンイベントだけではないように思います。
例えば、お祭りなんかもそうです。各地域で一大イベントといえば夏の花火大会ではないでしょうか。盛り上がる一夜である大規模な花火大会がありますよね。
観客を含めて参加する人が多く集まります。
そうなると、ごみが大量に出るのは当たり前なんですよね。
それを持って帰ることができない人が多くいて、お祭りの後は屋台が並んでいた通りや盆踊りに使用された公園にはごみが散乱しています。
人が多く集まるとごみが大量に出るのは、当然ですが。
このごみを持ち帰ることのできない人がたくさんいるということも、悲しい話ですが、当然このこと考えてイベントは企画しなければならないのだと思います。
イベントを企画する人は、大量にごみが出ることは想定済みです。
お祭り後はお祭りを企画した役所の人が、ボランティアの人を募って、大規模なごみ拾いをしています。
SNSなんかで見かけたのですが、青森のねぶた祭でも祭り後に清掃部隊が、ローラー作戦での清掃を行っているそうですね。
そのツイートをしていた方もおっしゃっていたのですが、やはりハロウィンイベントはほかのお祭りとは異なり、祭り後の清掃までをしっかりと見通せていないイベントなのではないかと思います。
ハロウィンはまだ世間に浸透して間もないイベントですし、個人参加型であるのもこういう始末になる要因ではないでしょうか。
せっかく楽しく過ごせるイベントができたなのなら、たたいてつぶすのではなく、一緒に盛り上げていく方が、いろいろなことのプラスになるように思います。
ごみが出るなら、みんなで掃除すればいい。
ごみを持って帰ることができない人もいれば、お祭り後にボランティアとしてごみを拾いに行くことができる人もいるはずです。
何事も楽しんだあとの片付けは大事ですよね。
来年は、ごみ問題などでせっかく楽しかったハロウィンの空気が終了直後に淀んでしまうことがないことを祈ります。
このゴミ問題で、ハロウィンの盛り上がりがなくなることが、一番悲しく地域社会にとっても経済にとっても面白くなくなってしまいます。
まずは一人一人が、このゴミ問題をどう考えるか。
個人でできるだけ処理して、できないところは、行政やイベントを企画したところが処理して、次回も大変盛り上がることが大事と考えます。
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