ハロウィン
11月となり、10月にハロウィンが盛大に行われていることに対しての思いがあります。
ハロウィンパーティーは、今やいろいろな場所で開催されて、一大イベントとなりました。
私の年代では仮装してはしゃぐというのは、かなり恥ずかしいなと思いますので、ハロウィンにかこつけて職場にお菓子を持ってくる若い人たちから、昼休みにいただいたくらいです。
ハロウィンといえば、派手仮装。
吸血鬼・魔女・ミイラ男にゾンビ、今年は芸人のブルゾンちえみさんのコスプレもあるのかなというイメージだったのですが、ツイッターのトレンドに地味ハロウィンという言葉が出ていました。
私は初めて知ったのですが、渋谷駅のスクランブル交差点近くcocotiという場所で「地味な仮装」限定のハロウィンイベントがやっていたのだそうです!
ツイッターでは、まとめもあがっていて、いろいろな独創性あふれる素敵な地味仮装をしている写真を見ることができました。
「次の授業に移動する女子高生」「SNSで知り合った男に初めて会いに来た女」「職場でパン祭りのシールを集めてると言ったら思いの外集まりすぎて困ってる人」「全部忘れた子どもを追いかけるお母さん」「ビックカメラからソフマップに出向になった店員」などなど、発想の勝利としか言いようがないおもしろ地味仮装がたくさんありました。
ツイッターで#地味ハロウィンというタグで検索するだけで、楽しい地味仮装をたくさん見ることができます。
特別な服を着ているわけではなく、普通の服を着てコスプレをしている人が、ほとんどなのが地味ハロウィンの仮装の特徴です。
ハロウィンカラーのオレンジと黒が主張された衣装でもない、ただただ普通の地味な仮装やよく見かける学校や企業の制服でいいのです。
ですが、この地味ハロウィン仮装のおもしろいところは全部「あー、いるいる」「見たことある」「わかる」と共感ができてしまうところじゃないでしょうか。
日常で見かける人々をわざわざハロウィンの仮装で、しかも忠実に表現しているところが笑いを誘います。
派手なハロウィンイベントも渋谷のスクランブル交差点で毎年行われて、問題が生じてニュースにまでなっていますよね。
はしゃぎすぎて問題を起こしてしまうのはいけないことですが、こうしてみんなで大騒ぎするイベントも若者には楽しいのでしょう。
ですが、年齢にもよりますし、性格的に地味な人間は、こうした個人の独創性を楽しみ、その場でいろいろな人と交流できるイベントの方が合っていると思います。
大きな声で言いたい。
どこかで見かけたことがあるような普通の人を演じるのもまた仮装!
楽しさいっぱいの地味なハロウィン仮装写真が、「ハロウィン仮装」の新たな一面を見せてくれました。
この地味ハロウィンは毎年開催されている様子です。
私は今まで知りませんでした。
この独創性あふれる場所に、飛び込んでいく勇気は湧かないでしょうが、勇気ある人はいつかは、参加してみたいと思えるほど楽しそうなイベントです。
来年も#地味ハロウィンのタグがツイッターで盛り上がることは間違いないはずです。
参加者の皆さんの独創的で素敵で「いるよね、こういう人」という笑いを誘ってくれる地味なコスプレが来年も楽しみです。
毎年のように盛り上がっていくことは、経済的にもいい傾向ですので、皆さんは勇気を持って参加してほしいと思いました。
コメント