皇室のご結婚
眞子様のご結婚延期
2月6日、宮内庁は「眞子様のご結婚に関する儀式が全て延期される」と発表しました。
2017年5月眞子様と小室圭さんの婚約検討が報じられ、9月3日に婚約内定会見が開かれました。
その会見からわずか5か月の間に何があったのでしょうか。
6日の宮内庁の会見は、一般の結納にあたる「納采の儀」まで1か月を切っています。
そして11月4日に帝国ホテルで予定されていた結婚式に至るまで、一切の諸行事の延期の決定を発表しました。
その理由について「結婚に関する諸行事について、色んな事を急ぎすぎて、考える時間に余裕がない」と感じていること、小室さんに関する週刊誌報道とは関係ないと言及した上で、ご結婚の意思に変わりがないことを告げました。
ご結婚のタイミングとしては2020年とされています。
天皇陛下の生前退位などを配慮したと考えられますが、この2年の間の具体的な儀式の計画などは公表されませんでした。
小室圭さんの報道
2017年12月下旬、眞子様の婚約者・小室圭さんについて週刊誌が報じました。
内容は小室さんの母親の金銭トラブルです。
母親は元恋人に約400万を借金しているというものです。
しかし、このお金について小室さんの母親は、婚約中に援助してもらったお金であって、譲渡と認識しているので、別れたからといってそれを返せというのは納得できないと主張しています。
この金銭トラブルの報道以前にも、小室さんのお父さんが自殺しているという報道もあり、小室さんの「家柄」が眞子様にふさわしいかと疑問を抱く関係者もいます。
12月上旬、眞子様と小室さんは、神奈川県のレストランでお忍びデートをしていますが、この金銭トラブルの週刊誌報道の後は、外では会われていません。
週刊誌報道後の関係者
金銭トラブルの報道後、小室さんは6回、小室さんの母親は数回、秋篠宮邸を訪問しています。
おそらくそこで報道に関する話し合いがもたれたと思われます。
また、1月には、秋篠宮ご夫妻と眞子様が複数回、天皇皇后両陛下を訪ねています。
すでにご結婚延期に向かって話が進められていたのかもしれません。
小室さんの父親の死の事情や、金銭トラブルから浮き彫りになる貧しさ、父親亡き後、時給800円のバイトをしていたことなど、その「家柄」を眞子様のお相手として快く受け入れられない関係者も多いようです。
そして、秋篠宮夫妻は小室さんについて「小室さんはこちらにいらっしゃっても、すぐに眞子の部屋に閉じこもってしまう。二人だけで結婚の相談をしているのでしょうけど、人の意見を聞こうとしない」と、皇室関係者に漏らしたといいます。
こういった人柄であったり、家柄、昔「海の王子コンテスト」に出場したり、あまり皇室にふさわしくない小室さんには強い逆風が吹いています。
皇室記者は「このまま破談もありえる」という見解を持っています。
疑問点
宮内庁は週刊紙報道とご結婚延期は無関係としていますが、タイミングや眞子様、小室さんの行動からしてもどうにも無理があります。
しかし金銭トラブル報道について、小室さんの母親の主張が真実であるなら、そこまで問題視され、ましてやご結婚の延期に影響するようなことでしょうか。
マスコミにこの件をリークしたのはおそらく母親の元婚約者ですが、その元婚約者の主張を一方的に報道しているように感じます。
その証拠に多くの報道で「金銭トラブル」ではなく「借金トラブル」と言われています。
仮に返すべきお金だったとしても、ご結婚が望まれ、祝福されているなら、ここまでの報道に広がる前に手を打てたように思います。
そう考えると、この金銭トラブルの報道は、眞子様のご結婚に疑問を抱く関係者の背を押すきっかけとなったのではないでしょうか。
これをきっかけにご結婚を考え直す方向に持っていきたいという思惑を感じます。
もう少し深く考えるなら、報道が出ること自体、何らかの力が働いたのではないかと疑いたくなります。
まとめ
皇室のご結婚は、一般のそれとは大きく異なります。
婚約を公表してからの諸儀式も多忙を極めます。
そして何より、本人の気持ちよりも体裁に重きを置きます。
一般人であれば、過去に父親が自殺していようと、家に金銭トラブルがあろうと、当人同士の気持ちが尊重される場合が多いですし、もし周りに反対の声があっても押し切って結婚に至ることなど珍しいことではありません。
しかし皇室となればそうはいかないのが現実です。
仮にスムーズにご結婚に至っても、その後で一般と皇室との違いに悩むこともあります。
雅子様はそのことで適応障害と診断されました。
眞子様も小室さんも気持ちは確かに向き合っているかもしれませんが、生きてきた環境が違いすぎると、向き合ったその二人の距離は遠く離れてしまうこともあります。
ご結婚に向かうにしろ、破談になるにしろ、結婚することがゴールではないと理解したうえで、今後のことを決めるべきだと思います。
まだ若い二人には酷なようですが、これが皇室のご結婚ということです。
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