初めてのアメリカ旅行
最初に
みんなが大好きなハワイやグアムは、日本から数時間で訪れることが出来る人気のリゾート地です。
アメリカ本土には、ニューヨークや、ロサンゼルスといった有名な観光スポットがあり、毎年多くの観光客が訪れる人気の国がアメリカです。
そんなアメリカには、同時多発テロ以降、入国する際、他の国とは違った注意が必要となりました。
今回は、初めてのアメリカ旅行の方に注意点をいくつかご紹介します。
日本出発前にESTAに必ず事前登録
日本国籍の方の場合、90日以内の滞在であればビザは不要です。
今までは、機内で受け取るI-94Wの条件をクリアしておけば良かったのですが、現在はESTAに事前登録が必要となっています。
ESTAだけで入国するには、いくつかの条件をクリアする必要があります。
まずパスポートです。
日本国内で発給された有効なパスポートをお持ちの場合は、既にICチップが入っているので問題ありません。
万が一海外で発給されたパスポートでICチップが入っていない物をお持ちの場合は、機械読み取り式であれば条件をクリア出来ます。
パスポートに問題がないことを前提に、出発までにアメリカの電子渡航認証システム(ESTA)に登録をしましょう。
日本語公式サイトがあるので、簡単に登録出来ます。
登録が完了したら、必ず認証画面をプリントアウトするか、認証許可番号を控えるのをお忘れなく、入国審査の際に提示が求められます。
入国審査の際、他に必要な書類は税関申告書です。
こちらは、機内でCAさんが配ってくれるので、機内で記入しておきます。
それと帰りの航空券です。
アメリカの滞在日数を証明するのに必要です。
スーツケースに入れてしまったということないよう、必ず手元に準備しておきましょう。
スーツケースについて
アメリカ行きの場合、気を付けたいのがスーツケースです。
同時多発テロ以降、預ける荷物は厳重にチェックされています。
その為、航空会社に預ける際は、スーツケースに鍵をかけて預けないように案内されています。
万が一検査対象になると、鍵を壊されてしまうからです。
その為、アメリカ行きのスーツケースで主流となったのが、TSAロックという特殊な鍵のスーツケースです。
この鍵のスーツケースのみ、施錠されていても、米国の保安局が特殊なキーを使って開けることができるとされています。
ただ、最近、TSAロックのスーツケースにも関わらず、面倒だったからか、TSAロックを壊して開けれらたという事例も多数上がっています。
「TSAロックのスーツケースでも鍵を開けておくほうが良い」というのが常識になりつつあります。
スーツケースが開けられて、検査される可能性は約50%です。
また、ターンテーブルから荷物を受け取る際、自分のスーツケースの目印に役立つベルトも、保安員に手間をかけるので、手荒く取り扱われる可能性があります。
スーツケースに鍵はかけず、ベルトもつけない!といった、シンプルな形で預けるのが無難なようです。
貴重品はスーツケースに入れず、手荷物品として機内に持ち込みましょう。
乗継について
アメリカの場合、たとえ乗継であっても、必ず最初の到着地でアメリカの入国審査が行われます。
例えば、ニューヨークを経由してオーランドへ行く場合、ニューヨークで、アメリカの入国審査と税関申告があるので、税関申告書を機内で準備する必要があるのでご注意下さい。
アメリカの入国審査を終えると、一旦預けていたスーツケースを受け取り、再度預け直すといった作業が必要となります。
次に、ニューヨークを経由してバハマ等の第三国に乗り継ぐ場合は、スーツケースを受けとって、税関審査を受け取る必要はありませんが、アメリカの入国審査はきちんと行われます。
乗継便のある方は、時間は必ず余裕を持って手配するよう注意して下さい。
また、アメリカ主要都市の空港は、想像を絶するほど大きいので、移動時間も必要になります。
最低でも3時間は必要とされていますので、少しでも時間を稼ぎたい人は、飛行機を早々と降り、イミグレーションの列に並ぶことも効果的です。
両替
よく両替は現地の方が安いと思われがちですが、米ドルは別で、日本で両替していくほうがお得です。
アメリカはカード社会ですが、チップ文化の為、やはり現金が必要なケースが出てきます。
そんな場合の為に少額でいいので、日本から両替して持っていきましょう。
万が一、現地で現金がなくなり必要になった場合、それでも、現地空港や、銀行、ホテルなどでの両替は手数料が高額です。
そんな時は、お手持ちのクレジットカードでキャッシングを利用しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
1つの国で、様々な楽しみ方が出来るアメリカは、誰もが1度は訪れてみたい、魅力あふれる国です。
素敵な旅の行先に、アメリカを選んだら、すぐに準備にとりかかりましょう。
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