YouTubeデビューへ
今回の記事では、YouTubeを活用して、自分が行っている活動をより多くの人に知ってもらう基本的な方法をお伝えしたいと思います。
自分が行っているビジネスの集客のために活用することもできれば、趣味で行っている活動、たとえば音楽活動や演劇、お笑いのコントなどをより多くの人に広めるために活用することもできるのが「YouTube」です。
フリーランスのコンサルタントなどとして自分を売り込みたい人にも、とてもマッチしていると思います。
YouTubeの活用をおすすめする理由
YouTubeは、今や世界中で知らない人の方が少ないほどの、大手動画メディアです。
このYouTubeを活用することをおすすめするのには、確固たる理由があるのです。
まずはそれを、以下でお伝えしたいと思います。
①とにかく利用者数が多い
YouTubeは、国内をとっても、海外をとっても、とにかく多くの人によって視聴されているメディアです。
とくに、10代や20代の若者の視聴者数は多く、休日はYouTubeを見て過ごすという若者は、ここ数年で激増しているそうです。
最近では視聴している人の年齢層の幅も広がり、老若男女を問わない傾向も顕著になってきているとのことです。
これは、多くの人の目に触れるのだから、宣伝効果が高いのは当然です。
②お金がかからない
TVや広告などの媒体を使って宣伝をするとなると莫大な費用がかかりますが、YouTubeへの投稿は基本無料です。
「TrueView動画広告」と言う、YouTube内で表示される広告に申し込むには費用がかかりますが、TVや新聞広告とは比べ物にならないくらい安価です。
③SNSとの相性がよい
今の時代、FacebookやtwitterなどのSNSは、人々の生活の中心になっていると言っても過言でないほどに流行しています。
YouTubeは、これらのSNSとの相性がよく、YouTubeに投稿した動画を簡単な操作ですぐにSNS上に埋め込むことが可能です。
SNSとYouTubeを併用すれば、集客効果は更に上がります。
④動画は情報を伝達するうえで効率的
「百聞は一見に如かず」という言葉があります。
文章を使って1つ1つ説明することも尊いことですが、売りたい商品や伝えたい情報がある場合、動画にして伝えたほうが、よりダイレクトに視聴者に伝わりやすいと言えます。
また、Googleはこれからの時代、ネット上の情報伝達手段として、動画が力を持つようになることを宣言しています。
つまり、動画を効果的に埋め込んだwebサイトが、検索エンジンの上位に表示されやすくなるということです。
文章と動画を効果的に織り交ぜることができれば、とても素敵ですね。
YouTubeを活用するうえでのポイント
ここでは、実際にYouTubeに動画を投稿して集客する際の、基本的なポイントをお伝えしたいと思います。
①目的を明確にする
YouTubeに動画を投稿することがいくら集客にとって有効だとはいえ、「最終的に視聴者にどういった行動をとってほしいのか」という目的がなければ、どれだけ動画を投稿しても、集客効果は望めません。
商品を売るのであれば商品の購入が目的になりますし、音楽ライブや演劇、お笑いライブなどに足を運んでもらいたいのであれば、チケットの購入が目的になるでしょう。
最初に、動画を投稿する目的を決めることが重要といえます。
②視聴者が何を求めているのかを考える
趣味で動画を投稿するのであればこの限りではありませんが、集客を目的とした場合、視聴者が何を求めているのかを把握する必要があります。
例えば、商品を購入してもらいたいのであれば、ただ格好いい動画を作るだけではなく、その商品が日常生活の中でどのように役に立つのかを動画でアピールすることが重要となります。
③視聴者にちゃんと見てもらう工夫をする
どんなによい動画を作っても、視聴者に見てもらうことができなければ、せっかくの動画が仕事をしないことになってしまいます。
視聴者に見てもらうためには、まず検索エンジンで上位に来るよう働きかけることが重要です。
そのためには、タイトルや説明分に検索されやすいワードを盛り込んだり、サムネイル画像(動画をクリックする前に表示される画像)を工夫することが有効です。
また、動画をクリックしてくれたとしても、視聴者が途中で動画を見ることをやめてしまうのももったいないことです。
よって、1つの動画は3~5分に、簡潔に収めることが重要とされています。
動画の視聴時間は、検索エンジンの順位をYouTube側が判断する際の基準にもなります。
つまり、動画の視聴時間が長いほど、検索エンジンの上位に入れてもらいやすくなるということです。
④YouTubeアナリティクスを活用する
自分のYouTubeチャンネルを作成すると、「YouTubeアナリティクス」を自由に閲覧できるようになります。
YouTubeアナリティクスとは、何人の人が視聴してくれたのか、どれくらいの時間視聴してくれたのか、どれくらいの人がチャンネル登録をしてくれたのかなど、重要なデータを確認できる機能のことです。
上記で述べた情報以外にも、詳細な情報を確認することができるので、集客の分析において役に立つことは間違いないでしょう。
お金をかけずiPhoneのみで撮影
YouTubeに動画を投稿する際は、もちろんですが最初に動画を撮影する必要があります。
業者に依頼することもできますが、特に個人で活動を行っている方には、コストがかかりすぎるのが問題になります。
まずはiPhoneを使って自分で撮影する方法をおすすめします。
iPhone以外のスマートフォンでも動画の撮影はできますが、iPhone使って映画やCMを撮影している会社もあるといった意味で、前例がしっかりとあるので、あえてiPhoneをおすすめします。
①iMovieがおすすめ
動画編集をこれから始める方には、まずはiMovieから手をつけることをおすすめします。
iMovieとは、アップル社が提供している、無料で動画を撮影・編集できるアプリです。
無料とはいえ、映画の予告編のような本格的な動画を作成することができます。
また、字幕をつけたり、BGMを流したり、複数の動画を繋げて編集したりすることも可能です。
まずは、無料のiMovieを使って動画編集スキルを高め、慣れてきたらその他の動画アプリに手を出すのがよいでしょう。
まとめ
興味が出てきたら、とりあえずやってみることをオススメします。
また、YouTubeを活用して集客をしたり、自分の趣味をより多くの人に知ってもらうことをおすすめしてきました。
動画配信が活発になっている今、動画の編集方法等を紹介した記事がインターネット上にもあふれています。
情報が多いのはとてもありがたいことですが、情報が多すぎて混乱してしまうというケースもあるのではないでしょうか。
そんな時は、まずは「習うより慣れろ」の精神を持つことをおすすめします。
まずは、自分のスマートフォンで動画を撮り、手軽に利用できるiMovieで編集してみましょう。
完成度は気にせず、どんどんやってみることが大切です。
また、YouTubeは非公開の状態で動画をアップロードすることも可能ですので、いきなり一般公開することに抵抗がある方は、非公開の状態で動画を蓄積していき、YouTubeを動画保存庫として活用するところからはじめるのもおすすめします。
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