高尾山で、登山もグルメも満喫【初心者必見】
最近コロナの影響から、今までのように外で活動する機会が減って、身体が鈍ってきている方も多いのではないでしょうか.
今回は、外出の機会として、高尾山の登山をおススメします。
「登山なんてしたことないし、体力も無いから無理ですよ。」って感じた人もいるかもしれませんが、今回紹介する高尾山は、就学前のお子さんからご年配の方まで登山を楽しめる場所として有名な山です。
ここで紹介する厳選した3つのおすすめポイントを知れば、初心者の方にも楽しめること間違いなしです。
高尾山の基本情報
高尾山は、国内外から年間300万人を越す観光客が訪れる有名な山の一つです。
東京都心からわずか1時間程度の距離にありながらも、自然を満喫でき、時期によっては紅葉や花見なども楽しめる程、自然が豊かなスポットです。
標高599mで、ケーブルカーを使えば1時間程度で頂上まで行けるアクセスの楽さも人気の理由の1つです。
全部で7つの登山コースがあるので、体力や目的に合わせて、コースを変えながら登山が楽しめます。
毎回違うコースで山頂を目指すことが出来る為、違った自然の姿を楽しむことが出来るようになっており、リピートする登山客が絶えないのも特徴の1つです。
アクセスは、新宿駅から、京王線の特急に乗って約50分ほどで、高尾山口駅に到着します。
登山口までも約5分と近いですし、お土産屋さんや食べ物屋さんが並んだ道を眺めながら進んでいける道のりになっています。
車を利用する場合は、中央自動車道八王子JCTを経由して、圏央道高尾山ICを降りて5分ほどで高尾山口駅に到着します。
駅周辺にも駐車場はありますが、週末や行楽シーズンは、満車になってしまうことも多いですので、注意が必要です。
ケーブルカーとリフト
高尾山の中腹までは、ケーブルカーやリフトを利用することが出来ます。
ケーブルカー
高尾山のケーブルカーは、片道約6分で、山の中腹までアクセスすることが出来ます。
日本一の急勾配(31度18分)として有名なケーブルカーですので、乗車中は少しドキドキしながらも、周囲の自然を楽しむことが出来ます。
ケーブルカー自体は、135人まで乗車できる大きめのサイズですが、現在はコロナの影響から、現在40人~70人程度に人数を減らしています(2020年11月16日現在)。
15分ごとに出発しますので、比較的待ち時間も少なく利用することが出来るでしょう。
リフト
2人乗りのリフトは、片道約12分かけて、中腹まで行くことが出来ます。
チケット購入は、ケーブルカーと同じですが、搭乗口までは、約100段の階段を上らないといけない為、多少体力が必要になってきます。
雨の日や身体に負担をかけたくない人は、ケーブルカーを利用する方がおススメです。
ただし、開放的な場所で、風や自然の雰囲気を楽しみたい人には、リフトを利用するのも良いでしょう。
「行きは、ケーブルカー。帰りは、リフト」などと両方使えば、より高尾の自然を満喫することが出来るでしょう。
料金表(2020年11月16日現在)
大人 | 子ども(小学生以下) | |
片道 | 490円 | 250円 |
往復 | 950円 | 470円 |
※障害者割引や団体割引などもあります。
詳しくは、高尾登山鉄道HP
ケーブルカーやリフトを降りてからは、約1時間程度で山頂に到着できますので、スニーカーと動きやすい服装で登山を楽しむことが出来ます。
山頂の楽しみ方
ケーブルカーを降りた場所から山頂に向かうルート(1号路)には、薬王院やサル園など観光スポットがあり、登山をしているというよりは、ハイキングを楽しんでいるような時間を過ごすことが出来ます。
道のりも比較的なだらかなので、途中休憩を挟みながら山頂に向かいましょう。
高尾山の山頂は、比較的平らで開けていますし、絶景を見られるポイントでは、空気が澄んでいる冬の時期には、遠くに富士山が見えてきます。
山頂に上った達成感も相まって、気持ちの良い時間を過ごすことが出来るでしょう。
持参したお弁当と水筒でお昼ご飯を楽しむことも出来ますが、山頂にはおススメのお店もあります。
特に人気が高いのは、創業1945年の老舗やまびこ茶屋です。
その中でもおススメは、「特製山菜とろろそば(1200円)」で、山頂まで登った疲れに、どこか懐かしいおそばの味は、大自然の中で食べると格別です。
その他にも、おでんやカレーなどの定番メニューもありますので、寒い季節に山頂で少しゆっくりとした時間を楽しみたいって人には一押しです。
高尾山のグルメは、その他にも天狗の形をした天狗焼きや、夏場のみ開かれるビアガーデン「高尾ビアマウント」など、バラエティー豊かな点も魅力の1つです。
自然の中で食べる美味しさは、普段の生活では楽しめない贅沢な時間になるでしょう。
立ち寄り温泉
気軽に行ける登山とはいえ、山頂まで登れば汗もかきますし、身体にも疲労があるでしょう。
高尾山口駅に隣接した、京王高尾山温泉「極楽湯」でひと風呂浴びてから帰るのもおススメです。
極楽湯は、地下1000mから湧き出る天然温泉で、美肌の湯として有名な、湯触りも良く、ゆったりとした空間でくつろげる温泉場です。
効能は、筋肉痛や疲労回復など、登山帰りに立ち寄るために用意されたような温泉は、座り湯や炭酸温泉などバラエティーも豊富なお湯を楽しむことが出来ます。
食事が出来る場所から、京王線が間近で見られるので、電車好きなお子さんがいるご家族には、電車と温泉の両方が楽しめるので、登山帰り以外に立ち寄るのも良いでしょう。
まとめ
高尾山には、今回紹介したケーブルカーを利用した1号路のような、初めての登山を楽しみたい人のコース以外にも6つのコースがあります。
沢登りのような、水場の近くを歩く道もあれば、大きな滝でマイナスイオンを感じられるコースもあります。
登山者の体力に合わせて色々なコースを楽しむことが出来るのも高尾山の魅力ですが、週末や紅葉の季節は大変混むことが予想されます。
その為、平日もしくは、早朝に出かけるのと人ごみを避けて快適な登山を楽しむことが出来るでしょう。
是非一度、高尾山まで足を伸ばして、運動不足の解消だけでなく、自然を満喫する時間を楽しんでください。
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