50代、60代に特におすすめ! 大根の葉に含まれるβカロテン!

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大根の葉のβカロテン

 

白い部分にはない栄養素がある、大根の葉

農家が出荷時に、大部分捨ててしまう大根の葉の部分には、実は白い部分に含まれない栄養素があったことがわかっています。

大根の白い部分にも、健康維持に役立つ成分は多く含まれていますが、ここではあえて、大根の葉の部分に注目してみたいと思います。

 

なかなか、葉つきの大根なんて見かけることも少なくなりましたが、たまに、葉の部分がついたまま、スーパーや八百屋の店先に並べてある大根を見ると納得します。

また、大根の出回り時期には、大根になりかけの葉だけのものが置いてあるので、わかりやすいです。

この時期の大根の葉は、柔らかくてとても食べやすいのです。

 

大根の葉に含まれる主な栄養素は、βカロテン・カリウム・カルシウム・鉄分・ビタミンCなどです。

むくみなどを防ぎ、美肌効果も高い大根葉ですが、栄養バランスのよい葉の部分は、とても重宝されます。

大根の白い部分より栄養があるというのは、白い部分にはまったく含まれないβカロテンという栄養素です。

 

少し前から注目されている、「活性酸素」の増加を抑えてくれる成分として、βカロテンはよく知られるようになってきました。

βカロテンは、体内でビタミンAに変化するのですが、βカロテンには抗酸化作用というものがあって、わかりやすく言うと、「体が錆びないようにする」という酸化を抑える作用があります。

それが抗酸化作用による健康効果で、酸化というのは、金属が錆びたり野菜や果物が黒く変色したりすることです。

 

人間の体も酸素を取り入れて、エネルギーを作る過程で発生する「活性酸素」で、体が酸化していきます。

普段は悪さをしない「活性酸素」もストレスなどで、過剰に分泌されると老化や病気の原因になってしまいます。

「活性酸素」のもともとの役割は、体内に侵入したウイルスと闘うなど、体の健康維持の役割りがあります。

 

「活性酸素」は、体内で増加しすぎることで人体に害を及ぼすといわれていますので、抗酸化作用のある物質でそれを防がなければなりません。

βカロテンはガン・脳卒中の原因である「活性酸素」の増加を抑え、動脈硬化・心臓病などを予防してくれます。

 

ほかにも50代・60代には、気になる白内障・視力の低下・眼精疲労などの目の健康維持にも、役立つことがわかっています。

今の時期には、βカロテンが風邪予防や免疫の強化として、喉や鼻の粘膜を強くしてくれます。

 

つまり、皮膚や粘膜を強化し、免疫機能を正常に保つといったことから美肌・アンチエイジングとしても効果が高いのです。

 

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βカロテン、またの名はプロビタミンA

 βカロテンとは、いったい何なのだろうというと、それは1930年に発見された健康成分のひとつで、ニンジンの橙色のもとになっている栄養成分であることがわかりました。

体内でレチノール=ビタミンAに変換されるので、プロビタミンAとも呼ばれています。

 

βカロテンは、自然界に多く存在しているカルテノイドのひとつで、色の鮮やかな野菜や果物にはより多くのβカロテンが含まれています。

ビタミンAの場合、過剰に摂取による注意が必要ですが、βカロテンの場合、必要な量しかつくられないため、その心配はありません。

 

また、ビタミンAが十分にないと、ビタミンDやビタミンEなどの働きや効果が発揮されないといわれています。

いろいろな働きのあるβカロテンですが、βカロテンの効率的な摂り方としては、脂質とともに摂取することで吸収率が高まります。

 

熱にも強いβカロテンの摂り方は、油を使った調理法などで、βカロテンを効果的に摂ることができます。

そんなβカロテンの含まれている大根の葉は、じゃこなどといっしょに細かく刻み、油で炒めてふりかけにして食べるのも美味しく食べれます。

 

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体の酸化を防ぐ生活習慣病

 人間の酸化(老化)でよく知られているものは、肌を乾燥させてしまったことによる、シミ・シワです。

血液を酸化させたことによる動脈硬化・皮膚の酸化のシミ・シワは、肌の老化として知られているところです。

 

普段は何も悪さをしない「活性酸素」も、ストレスなどで分泌が過剰になると、老化や病気のもととなってしまいます。

もともと、人間の体は抗酸化作用を持つ酵素やホルモンを持ってはいますが、50代、60代と年齢を重ねていくと、効果や分泌量というものは減ってしまいます。

 

「活性酸素」を取り除いてくれる抗酸化作用があるものが、大根葉からも摂取できるβカロテンです。

人間の体内で生成することができないので、抗酸化作用のある食材やサプリメントなどで、摂る方法もあります。

 

抗酸化作用のあるβカロテンですが、βカロテン以外にはルティンやアスタキチンサン、リコピンなどが強力な抗酸化作用を持つといわれています。

大根葉からも摂取できるβカロテンですが、もし葉のついた大根が手に入った場合、葉の部分は冷凍保存することがおすすめです。

 

塩を少々入れ、湯がいてから色鮮やかなうちに冷水で冷やしてください。

食べやすい大きさにカットしてから、ジッパー袋などに入れ冷凍しておきます。

 

大根の葉だけでも摂れる栄養素としても、ビタミンCやカルシウム、ビタミンKやカリウム、鉄分といった栄養効果を持つ大根葉です。

大根の葉が手に入った場合、栄養豊富な葉の栄養をうまく取りこんで、生活習慣病などの予防に役立てましょう。

 

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まとめ

大根の葉に含まれるβカロテンは白い部分には、含まれない栄養成分です。

βカロテンは、抗酸化作用があり人間の体を錆びさせないといわれています。

 

「活性酸素」は通常は何も悪さはしないですが、ストレスなどで過剰に分泌されることで、病気や老化を引き起こします。

βカロテンは「活性酸素」を抑える働きがありますので、目の健康維持にも役立ち、風邪予防や免疫の強化をしてくれます。

「活性酸素」で引き起こされる動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の予防や改善に役立ち、むくみや美肌などの美容効果も高いです。

 

したがって、葉付きの大根を見つけたなら、是非このことを頭に入れ食事に取り入れては、いかがでしょうか。

 

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