札幌市中央卸売市場(札幌場外市場)
北海道のグルメの頂点は寿司(海鮮系)だと思います。
ジンギスカン、ラーメン、スープカレー、帯広豚丼などなど、いろんなジャンルの一番上に君臨するものです。
概してレベルの高い寿司屋があっちにもこっちにもありますが、一般論としては、札幌の寿司のメッカはすすきのであるといえるでしょう。
凄まじい密度で寿司店がひしめき合い、名店がしのぎを削っています。
すすきので寿司を食べるのが悪いということはありません。
激戦区なので、レベルは高いです。ミシュランで星取った店だってありますよ。
ただ、相場が高いのです。
一見さんである観光客が良し寄せる度合いも圧倒的ですので、いたしかたありません。
大漁寿し 若駒
今回ご紹介する「大漁寿し 若駒」は、札幌の中心部からはちょっと離れたところにあります。
モットーは、鮮度・安さ・品質で地元の方に親しまれるお店となっています。
中央卸売市場の場外エリアの中にあるのですが、アクセスでいうと、地下鉄東西線二十四軒駅か、JR札幌駅の隣の駅、桑園(そうえん)駅が最寄になります。
ちなみに近くにはJRAの札幌競馬場があります。
こちらのお店は市場にありますので朝早くからやっています。
具体的には、9時から21時までの営業です。
写真はオーソドックスなメニュー、「梅にぎり10カン」。お値段は1,500円。
うーん、どうなんでしょうね。
平日にはお得な「平日ランチ」が色々あります。(平日AM11時〜PM14時)
なお、一番安い寿司セットというわけではなく、もっとお安い桜にぎり7カンというのもあります。
しかしこのお値段で、流石にいいネタを仕入れています。おいしいです。
店自体の人気ナンバーワンは、「海鮮若駒丼」3,500円だそうです。
いわゆる海鮮丼ですね。観光客には人気の高いものです。
ちなみにウニオンリーのウニ丼などもあり、こちらはレギュラーサイズだと3,600円になります。
ほかにも、寿司屋というよりは海鮮居酒屋的な感じの、豊富なメニューがあります。
一品料理は海鮮系が中心で、さすがにフライドポテトなどを置く程俗ではないようですが、枝豆はあります。
お酒のメニューが豊富なのも嬉しいところ。北海道独特のものも結構あります。
北海道の地酒は当然ありますし、「国稀」という、日本最北の酒蔵、なるところの酒もいれています。
北海道のじゃがいもを使ったじゃがいも焼酎や、北海道の昆布を使った昆布焼酎などという珍しいものも楽しめます。
もちろん、オーソドックスな九州系の芋焼酎などもありますので安心して下さい。
キャパシティの大きい店なので大人数の宴会にも対応しています。
コースは3,000円から10,000円まで応相談です。
また、なんと大漁寿し若駒にて、結婚式並びに祝賀会のご予約承り致しておりますし、当然ケーキカットにキャンドルサービスまでメニューにあります。
場外市場で結婚式なんて、私の故郷ではあり得ない話です。
「所変われば品変わる」のたとえ通りです。
故郷近辺と言えば、お酒は「獺祭」これが有名です。
あっという間に、全国的に有名になりました。
きっかけは、「エバンゲリオン」とか「JALの国際線のお酒」とか「弘兼憲史」とか言われてはいますが、そこまでおいしいかな?
確かに、「白ワイン」のような飲みやすく喉を通りやすいとは言えますが、本来の日本酒ではないような気がします。
これは、「2割3分」などの、金額的に高い獺祭に当てはまると思います。
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