電動アシスト自転車の進化
電動アシスト自転車をご存知でしょうか?
現在持っている人や乗ったことのある人、そして自転車専門店などで見たことが、あると思われます。
この度、電動アシスト自転車は発売されてから25年がたったのこと。
もうそんなにたつんですね。
最近でこそ人気がある電動アシスト自転車ですが、ここにくるまで苦労がありました。
そこで、これまでの電動アシスト自転車の歩みについてみていきたいと思います。
電動アシスト自転車ができたのはいつ?
世界で初めて電動アシスト自転車ができたのは、1993年の11月に発売されました。
当時は、14万円くらいの価格でした。
今でも、10万円から13万円ほどの価格が中心ではないでしょうか。
(廉価品はもう少し安く販売されています)
それでも、今とそんなに価格は上下してないような感じですね。
当時は今ほど名前があまり知れわたっていませんでした。
そのため、自転車屋などでも人気がなくあまり出回らなかったそうです。
車種も今は10種類以上あります。
しかし、当時は1種類のみだったそうです。月日がたつとともに、こういった違いがでてきました。
最初は不調な電動アシスト自転車でありましたが、自転車を販売する会社や電機を扱う会社が力をいれてPRするようになったのです。
そのおかげで、少しずつ購入者が増えていき、今現在のような人気となっていったようです。
電動アシスト自転車とは?
普通の自転車は、力をいれて足でこいだり、立ち上がって力を入れたりします。
しかし電動アシスト自転車は、電動機といった機能がついているため、ペダルをふんだりこいだりする力やこぐときの回転の回数を軽減できるのです。
このような機能のおかげで、人が乗って自転車を走行するとき体力的に楽になります。
あまり、力をいれないですむからです。
こういったことから、ある程度お年ととった人や毎日の通勤・通学で使用される方がふえていったのであります。
最速の速度は、約25km程度とのことです。
車と違い公道専用の乗り物ではないので、法律上の規制はありません。
車種も少しずつ増えつつあり、折りたたみ式だったり、クロスバイクなど、様々なタイプの電動アシスト自転車が販売されるようになってきてます。
ただ電動機によってスピードが増すので、滑りやすいところを走ると、スリップしてしまう危険が伴います。
こういったことには、気をつけて乗るようにしましょう。
電動アシスト自転車の人気の秘訣
だんだんと知られるようになり、電動アシスト自転車を使う人が増えつつある今日このごろです。
そこで、人気の理由を探ってみました。
まずそんなに力をいれなくても、軽くこぐことができます。
坂道といった登りりの時、便利に思えます。
軽くこぐことで、疲れ具合や体力の消耗といったところが、一般的な自転車より少ないと思います。
そして車をもたない、または運転免許をもってない家庭が、かわりに電動アシスト自転車を購入するといったことが増えてきているようです。
一つに車やバイクを購入するより安いという点があります。
そして近年においては、高齢の方が自動車免許を返納する方がふえてきてます。
そいった人たちが、その後に電動アシスト自転車を使用することが増えてきているようです。
(返納した人が乗るのは、少し怖い気もしますが)
従来の自転車よりも、そんなに力を入れなくても運転できる、そして気楽にでかけられるといった点が、人気の理由といえると思います。
電動アシスト自転車のメリット
メリットなところは、向かい風や重い荷物をいれて運転しても、安定して運転ができ疲れないところです。
疲れないので、汗をかいたり息切れすることが少なくなります。
そのため、女性は化粧崩れを気にしなくてすみます。
排気音や排気ガスなどがないので、静かに運転走行できるといった感じです。
電動アシスト自転車のデメリット
デメリットな部分として、他の自転車より少し購入価格が高いです。
電動機がついている分、どうしても高くなってしまうように思われます。
都心で乗る分にはよいのですが、田舎や山などを電動アシスト自転車で、長距離を続けて何日も走行するには不利です。
電池がもたないからです。
電池の持ちが少なくなると、かなり重くなるとのことです。
そうなったら、できるだけ早く修理にだすことをお勧めいたします。
(バッテリーの修理は少々値段が張ります)
まとめ
最初から人気があったと思っていた電動アシスト自転車ですが、当初は目立たない存在だったのは驚きです。
それでも電動アシスト自転車に携わる企業の方たちがあきらめず、よさをアピールしたりいろんな電動アシスト自転車の種類を増やしたりと、工夫をしました。
その苦労がみのり、現在のような人気がある自転車へとなったように思います。
学生・主婦・お年寄りと幅広い年齢の方が利用されています。
なんといっても、軽くこぐことができるのが良いところでしょう。
特にお年寄りの方に至っては、こぐとき足全体に力をいれないと、今までの自転車だとこげませんでした。
しかしそんなに力をいれなくてもこげるのは、魅力的だと考えます。
今後も事故には気をつけ、安全運転でたくさんの方に電動アシスト自転車を、使ってほしいと思います。
コメント