長崎の電車レストランが年内で幕を閉じる
長崎県の長崎市東古川町にとあるレストランがありました。
そのレストランとは、街中にあらわれる電車の形をしたレストランなのです。
そのレストランの名前は『きっちんせいじ』
しかし、51年間の月日を得て、このたび幕を下ろすことになりました。
観光名所として紹介されるほどの人気があったそうです。
これほど人気があるレストランがなぜ今年いっぱいでしめることになったのでしょうか?
真相について述べていきたいと思います。
長崎市はどんなところ?
長崎県で有名な観光名所というと、ハウステンボスや平和公園などがあげられると思います。
まず長崎県の中でも、長崎市は県庁所在地であります。
長崎の中心となる場所のように思われます。
海外からの玄関口として昔からいわれており、そのため、ヨーローッパ文化が地域や街並みのところどころに入っていて建物などにも取り入れられてます。
公道では意外にも坂が多いため、自転車よりバイクを乗る割合の方が多いそうです。
毎年の平均気温は17度くらいです。
しかし最近は、冬になると大雪がよくふるので問題になっているようです。
『きっちんせいじ』は、どのような雰囲気のレストランだったのか?
『きっちんせいじ』が電車の形をしたレストランということは、冒頭でお分かりだと思います。
安達征治さんという方が、1966年にたてられたお店です。
観光スポットとしてガイドブックにのるくらいなので、魅力的なお店というのはみんなが感じていることです。
外見は電車そのもので、廃車になった電車の部品を電車を扱う会社から譲り受け、外見だけでなく中もリアルな感じになっているそうです。
そんなレストランなのです。
座席は運転席になっており、電車の模型などがところどころにおいてあるそうです。
その他、電車グッツもおいてあったりと電車に囲まれたレストランなのです。
あと漫画の本もたくさんおいてあるので、長居しそうなレストランの雰囲気を感じさせられます。
あと電車が好きな人には、喜ばれるレストランのように考えます。
メニューは長崎県ということもあるのでしょうか?トルコライスが人気だったようですね。
このトルコライスにかかってくるマヨネーズが、お店独自の手作りなのでおいしく常連の方には人気があるようですよ。
その他土・日曜日においては、サービスメニューもあるとのことです。
トルコライスはどのような料理?
トルコライスというものを、見聞きしたことがある人、ない人いると思われます。
トルコライスは、長崎県の人からすると、ご当地グルメだそうで、それだけ人気でよくたべられる食品なんです。
例えるなら、大阪の方がお好み焼きを毎日愛して食べるのと同じ感覚だと考えます。
ここで、トルコライスに関して説明していきます。
簡単に言うと、1つのお皿に何種類ものおかずがのっかっている西洋料理のことをいいます。
おかずの種類などはお店によって違ったりします。
一般的なトルコライスは、ピラフ・ナポリタンそしてドミグラスソースがのっかったとんかつといった感じのものが多いようです。
数種類のおかずがあるので、何から食べようかと順番を考えたりして楽しみながら味わえそうです。
最近では地域にもよりますが、コンビニなどでもうられています。あとスーパーで『トルコライスの素』がうっていたりもします。
なぜ、レストランに幕を閉じることとなったのか?
長年レストランの厨房に立ち、料理を作り続けた安達さんは、「気力がなくなり、完全燃焼した」と答えたそうです。
そして本人の年齢が今現在74歳であり、今は毎日店を続けられるが、先のことを考えるといつまで続けられるかわからない。
まだ自分が元気だと思っているうちに、お店をしめる決断を下したとのことです。
そして安達さんの奥様も同様に、ほとんど毎日お休みはなくお店をやってきた。
お二人とも、悔いは残らず満足してお店をしめていくのであれば、それはそれでよいことだと考えます。
常連のお客様の人たちも「ご苦労様」と声を安達さん夫妻にかけ、納得した感じだったようです。
お店をやる側・そしてお店に来る側の両方が納得されてしめる決断をされたんだと考えます。
まとめ
時代とともに、古くからあるお店はだんだんと閉店していく傾向があります。
そんな中『きっちんせいじ』はお客様から愛されて惜しまれて幕を閉じていくお店のように思います。
お店の看板メニューであるトルコライスがおいしいのはもちろん、お店の個性的な外見やこだわった内装によりそれをみるのが楽しみにしながら、来店されていた方もいると思われます。
お店の個性的な感じから雰囲気を味わいたくお店まで足を運んでいたお客様もいたのではと思います。
そして安達さん夫妻においても、体が動く限りではなく自分の中で後悔なく、満足してお店をしめるにまで至るには、かなり勇気がある決断だったと思います。
けれどお客様の方も、反対することなく快く承諾してくれたので良かったと思います。
安達さん夫婦には、これからは少しゆっくりしてもらいたい気持ちです。
お店がなくなってしまうのは正直悲しいことですが、お客様の心の中にずっと『きっちんせいじ』は残っていくことだと考えます。
コメント