自分の力で稼ぐ時代がやってきた
現在、国では副業を積極的に推進しています。
ひとつの会社に所属して働いているだけでは、厳しい時代がやってきたからです。
真面目に働いているだけで給料が上がっていく時代は終わりました。
自分の生活を守るには、会社に頼るのではなく、自分の力で稼ぐ力をつけなければなりません。
将来に不安を感じている人の数はかなり多く、それと比例して副業をしている、またはこれから副業をしようと考えている人の数はどんどん増えています。
ところが実際に副業で思うように稼げている人の数は、かなり少ないのが現状です。
副業で稼ぎたいと思う理想の金額として、月10万円と答える人が多いそうですが、そこまで稼げている人はごく少数です。
それどころか、月3万円から月5万円くらいで十分と思っている人でも、実際にそこまで稼げている人は多くありません。
ではどうしたら副業で稼ぐことができるようになるのでしょうか。
ここではそのコツをお伝えして、少しでもお役に立てればと思っています。
自分の力で稼ぐ
副業における失敗とは
最初に考えなければいけないのは、副業での失敗とは何かということです。
まずみんなが最初に思いつくのは、単純に稼げなかった時だと思います。
稼ぐために始めた副業ですから、稼げなかったら失敗なのは当然ですが、もうひとつ大事なことがあります。
それは、副業を途中でやめてしまうことです。
何かひとつの副業に取り組み始めても、1年以内にはかなりの人がやめてしまい、2年続く人はかなり少ないようです。
ところが、副業に限らず起業でもそうなのですが、3年目以降にはっきりと結果が出てきたといことはよくあります。
ではせっかく始めた副業を、途中でやめずに結果が出るまで続けるには、どうしたら良いのでしょうか。
副業を結果が出るまで続けるコツ
副業を続けるために大事になるのが、無料でできることは極力無料でやるということです。
副業を始める時はテンションが上がっているので、お金をかけていろいろなものをそろえようとします。
ツールだったり、本だったり、情報商材だったり、高額なコンサルに最初から入る人もいます。
実は安いツールや無料のツールで十分だったり、情報もインターネットだけで、十分なものを手に入れることができたりします。
でも最初は、テンションが上がっていて不安も強いので、ついお金をかける方に動いてしまうのです。
お金をかけるのは、利益が出始めてからで十分です。
利益が出たら少しお金をかける、それでさらに利益が出たら、またもう少しお金をかける、というように、段階を踏んで進んでいくことが長く続けるコツです。
もうひとつ極力削らなければならないのが、手間です。
とにかくまじめにたくさん時間をかけて副業をすれば、結果が出るだろうと考えている人は多いものです。
でもそれでは、長く続けることができなくなります。
もちろん最初のうちは、たくさんの手間をかける必要があるのですが、それは絶対必要になる部分に集中的にかけるべきです。
そのためにも、何を削るかは常に考えながら、作業をしなければなりません。
お金と無駄な手間をどれだけかけずに続けるか。
これが副業で結果を出すための大事な要素になります。
副業でも起業でもそうなのですが、いざ始めようと思っても、自分には知識もお金も人脈も時間もない、何もないので無理だ、と考えてしまいがちです。
でも実は、制限のある方が、成功に近づきやすくなります。
何もない、制限があるからこそ、人は工夫してなんとかしようとするのです。
最初からなんでもそろっていると、無駄なお金や時間をかけてしまって、逆に失敗しやすくなってしまいます。
自分には何もないから無理だ、と考えるのではなく、アレがないコレがない、だったらそれをどう工夫して乗り越えよう、と考えて行動することで、それによって、他の人と差別化されたアイディアを出すことができます。
副業で成功するには
お金と手間を最大限削って副業を続ける環境が整ったら、効率よく結果を出すことも考えていく必要があります。
その時大事になるのが「いかに付加価値をつけるか」です。
付加価値というのは例えば、転売だったらジャンク品を修理して売るとか、農業だったら野菜を加工品にして売るとかのことです。
でも自分にはそんな技術も知識もないよ、という場合は、上でも書いたように、何もないからこそできることを考える、ということが大事になります。
転売でいえば、例えばアニメが好きだったら、他の人と同じフィギュアやアニメのDVDを売るにしても、説明文に自分の知識や熱意をぶつけるとか。
そんな大好きなものや知識すらないというのであれば、とにかく発送のスピードを誰にも負けないくらい早くする、購入者との連絡をとにかく丁寧にやる、などです。
そんなことで結果が出るのか、なんて最初は考えずに、まずはやってみることです。
やってみてダメだったらその方法は切り捨てて、また違う方法を小さく試す。
小さく試して、検証のサイクルを速く回していくことで、いつのまにか効率の良い方法にたどり着きます。
まとめ
・副業はまず続けることを考える
・続けるために削れるものは極力削る
・自分だけの付加価値をつけるために、まずは小さく速く、いろいろなことを試していく
たったこれだけのことですが、これだけのことが大きな差を産んでいます。
実は副業がうまくいっている人と、うまくいかない人との差はそれほど大きくありません。
でもうまくいっている人たちがやっている、たった少しの差の部分をできていない人が大半なのです。
これから副業を始めようとしている方や、今現在うまくいかなくて悩んでいる方は、ぜひ実践してみてください。
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