今更ながら、本を読むことで得られるものについて考える(前編)

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本を読むことで得られるもの

いまさらながら、本は好きですか。

 

 

あなたは、『本を読め、本を読め』と妄信的なまでに、本を読むことを進めてくる先生や大人を、子どもの頃に一度は見たことがあるのではないでしょうか。

少なくなくとも、一度くらいはそう言われたことがあるかと思います。

多くの人がそうだったことでしょう。

 

 

現代は本の売れない時代です。

地方の弱小本屋の半数は潰れ、生き残った一部の本屋も品揃えが悪く、あげくの果てには狭いスペースの数少ない商品の大半は、ゴシップネタや『ちょっと流行に載っただけ』の薄っぺらな本、映画化され『感動巨編』・『全米が泣いた』などと、ありきたりな宣伝文句が帯にでかでかと書かれた本ではないでしょうか。

 

そういった(人の好みに善し悪しを言うつもりはないので、本の内容になにかを言うつもりではないのですが)今の時代でも、ある程度の冊数が売れると見込まれる『定型形』のばかりが並んでいる本屋をたくさん見るのではないでしょうか。

 

こんな時代ですから、当然子どもに『本を読め』と教育した『大人』の側も、今の時代はなかなか『本』を読まないという方が多いかと思われます。

 

それ自体は悪いことだとは思いません。

むしろ、時代の流れとして、自然なことなのかもしれません。

 

文字を乗せ情報を伝える媒体はもはや本だけではないのです。

パソコン、スマホ、テレビやラジオなど、媒体によってはそれが『文字』ではなく『音声』であったりもしますが、同じ『言葉』を扱うものである以上、その差異は微々たるものです。

 

要するに、周りを見渡せばこれは自明なことですが、『今の時代、本が好きなやつなんて少ない』ということです。

統計を取ったわけではありませんが、少なくとも『多数派』ではないはずです。

むしろ『少数派』の部類でしょう。

 

 

そんな現代において、あえて『本を読む』ということに焦点をあてて考えてみよう、というのが今回のこの記事の趣旨です。

 

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本の種類

一口に『本』と言ってもそれは色々とあります。

 

『小説』だけを好む『本好き』もいれば、『啓発本』だけを好む『本好き』もいます。

教科書は本ですし、品揃えの良い巨大な本屋でしか扱っていないような『学術書』も、これまた本です。

写真集は本ですし、漫画も本ですし、雑誌や観光本も『本』です。

 

さらにはお菓子や料理のレシピ本などもあります。

『本』に決まりはないのです。

(当たり前のことですが)

 

 

電子書籍は『紙』ですらないのですから、『印刷所でまとめられた紙の束』という表現すら『本』を説明したとは言えません。

 

そういうわけで『本を読むことで得られること』について語るとはいっても、その『本』とはなにかの条件で限定しない限り、どこまでも広くとてもまともに語ることの出来ない代物となってしまいます。

 

よって、まずは『小説』に限定した『本を読むことで得られること』について語らせていただこうと思います。

 

 

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小説を読むことで得られること

まずは『楽しい』という体験です。

『楽しい』・『面白い』・『充実した時間を過ごせたと感じた』そういった気持ちは、とても大切なものです。

 

人間は、人間である以上ときに、心にも栄養を詰めてやらないとなりません。

楽しさ、面白さ、充実した時間から見放された人間は枯れていきます。

 

枯れた人間の『興味や関心を抱く力』は大幅に減退していきます。

逆にいえば、小説を読みそれを『楽しい』等と感じることでそういった『興味や関心を抱く力』を伸ばすことが出来ます。

 

この『楽しい』や『面白い』といった感情は、小説に限ったことではないでしょう。

様々なジャンルの本に、人をそういった気持ちにさせるのに足る力が備わっています。

 

あとは、あなたがその本を手に取り、そしてあなたがその内容に共鳴できる感覚の持ち主であれば、それだけでこの『楽しい』等の生き生きとした感情を、手に入れることが出来ます。

 

これはあなたには、ありきたりで当たり前なことを、ただ大げさに言っているように聞こえるかもしれませんが、実際に本当のことです。

ありとあらゆるものと同様に、『娯楽』であることは人間にとって大切なことです。

 

 

また、小説にはそのような『娯楽』としての一面の他、『学術書』にも似た『知識の増加』効果を望むことが出来ます。

『知識の増加』は小説の主目的ではないので、さほど大した効果があるわけではありません。

しかし、それでもその『さほどではない量の知識増加』で人との差は大きく開きます。

 

人と差を広げたところでどうなるのか、という達観された方のお言葉に返す言葉はありませんが、実際に人との知識の差は出ます。

特に現代は、小説を含め本を読まない方が多数派となっていますので、その差はつきやすいものとなっています。

 

 

また『学術書』などと比べて『小説』で増やすことの出来る知識は、またジャンルの違ったものとなります。

学術書には書かれないような、人のちょっとした心の動きや、どんな風に行動すればどんな結果が得られるのか、といった俯瞰的な視点での知識を得ることが出来るのもまた、小説の素晴らしいところです。

 

 

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まとめ

本を読むことが少なくなった現代においても、『本を読むことで得られるもの』は、変わらずあります。

 

 

今回、『小説を読むことで得られるもの』についていくらか説明しましたが、まだ『小説』にはたくさんの魅力がありますので、次の機会にその説明を出来たらなと思います。

 

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