アルマーニの制服を選んだ泰明小学校を批判と賛否。

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土田晃之がアルマーニ標準服に痛烈批判

「こんなの親の自己満足」

 

 

お笑いタレントの土田晃之氏が、公立小学校でアルマーニの制服を標準服として採用した事に「こんなの親の自己満足」「なぜフランスの洋服なのか」と痛烈に批判しました。

 

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泰明小学校はどんな学校?

1878年に設立され、第二次世界大戦の爆撃や関東大震災に耐えてきた、歴史のある学校とされています。

 

私立中学校へ受験する生徒も多く都内では有名な学校です。

銀座の街との接点もあり、1学期に1回に小学校の特別メニューとして、ミシュランの懐石料理も振る舞われたり、帝国ホテルや銀座の百貨店と交流する授業も行われているようです。

 

豪華なフランス門や建物などのデザインをみると、とても気品のある学校という印象です。

また泰明小学校は中央区特認校制度により、特認校(地域外からも入学できる制度)として指定されています。

 

そのため、入学するには抽選が必要になり、誰でも簡単に入学出来るわけではありません。

 

そのため「私立小学校に通うほどの経済的余裕はない」、「地元の公立校には通わせたくない」、という保護者に公立校ながら伝統のある学校として人気があるようです。

 

 

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なぜ学校の標準服にアルマーニ?

そんな気品があり人気もある泰明小学校ですが、今回の標準服にアルマーニを選択したのはどのような理由からなのでしょうか。

 

泰明小校長がこのように述べています。

「小学校の生徒たちの日頃の振る舞い、言葉遣い、学校社会という集団生活の中での生活の仕方に疑問を感じ、思案に暮れていた。

 

泰明小学校の醸し出す気品、美しさ、誇りは保っていかなければならない。

また泰明小学校は銀座の街とともに発展しなければいけない環境にあり、学校服という身近なアイテムを身につける事で国際感覚の醸成に繋げたい」

 

また泰明小学校に特別さを求める保護者の意見も、一部ではあったようです。

 

泰明小学校というブランド、特別な存在だということを示すための方針だそうです。

 

 

保護者からは賛否両論

保護者の間でも反対派と賛成派で意見が別れているようです。

 

校長の独断で決めてしまったことに対して、批判の声もあるようですが人柄を知っている保護者からは、「今回の決定も何か理由あってのこと」とかばっている声もあるようです。

 

反対派の意見としては、「制服の9万円は高すぎる」「大人の思惑ばかりが先行して子供が置き去りにされている」、などの意見があるそうです。

 

賛成派の保護者にとっては、泰明小学校はブランド力の高い学校であって欲しい、アルマーニを着る事で一目置かれるという「周りからの評価」を気にし手のこともあるかと思います。

 

そう考えると、銀座にある学校という事で「ブランドを維持しないといけない」周りと差別化する事で、泰明小学校としてのブランドを確立したいという気持ちは、保護者にとっても校長同様、感じているのではないかなと思います。

 

 

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学校にブランド力は必要か

学校を運営していく上で、ブランディングをしていくことは重要だと思います。

 

私たちは何かを選ぶとき有名なブランド、誰もが使っているブランドを優先して購入しています。

 

学校としてのブランドをあげることで、より入学を希望する保護者も増えると思います。

 

また他の学校とも差別化を計ることができ、高い収益性や優位性を得ることが出来ます。

 

そうしてファンを増やしていくことで、より学校としての価値は上がっていきます。

 

 

子供の教育としては?

確かに銀座の街というのはそれなりの歴史があり、守っていかなければならない地域としてのブランドはあると思います。

 

 

泰明小学校としてもブランド力を維持する事で、より人気のある学校として広まっていき、生き残りにかけては大事な事なのかもしれません。

 

ただ校長や保護者としての意見はそれぞれあると思いますが、一番大切なのは当事者である子供達の教育にどのような影響を及ぼすかという事だと思います。

 

 

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アルマーニの制服に石田ひかりは?

女優の石田ひかりさんは、この問題に「これを押し付けられる子供達はたまったものじゃない」と、答えています。

 

学校というのは、子供がのびのび安心して勉強できる環境を提供していくことが、求められます。

 

あくまで想像に過ぎませんが、アルマーニを推奨する事で「高いものこそ良いもの」だという偏った認識を持ってしまい、日本の良きもの、地域に根ざした洋服店や伝統工芸品に興味を持たなくなってしまうのではと思います。

 

学校としてのイメージにこだわりすぎるあまり、子供たちが置き去りにされているようにも思います。

 

子供の学びとしてとして、日本の良きものを広めていくということも、必要なことだと思います。

子供たちにとって標準服がアルマーニであることの利点はあまりなく、学校としてのブランドを重視し過ぎているようにも思います。

 

 

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まとめ

今回の記事によって泰明小学校の認知度は、より広まって興味のでた親御さんも多かったではと思います。

 

 

どこの学校を選ぶのかは、それぞれの家庭の自由です。

アルマーニの制服を着させたいという保護者もいるでしょう。

学校の方針も地域によって差があるのは当然です。

 

ただブランド力にこだわりすぎて、本質を見誤っては本末転倒です。

 

子供の学びにとって良い環境かということを常に考えて、方針を決めて行って欲しいなと思います。

 

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5-2:思いつき

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