ロッテを戦略外となった京大出身の野球選手から考えること

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ロッテ戦力外通告

東京大学と並ぶ日本の最高学府である京都大学から、初めてプロ野球選手となった田中英祐選手が、2017年オフに所属球団のロッテマリーンズから戦力外通告を受けました。

 

田中選手は、ロッテマリーンズからドラフト指名を受けた2014年オフ時点では三井物産への入社が内定していたそうです。

当時から、プロ野球選手としてだけでなく、社会人としても一定の評価を受けていたことがうかがえます。

 

結局この時、田中選手は三井物産への入社を辞退するとともに、ロッテマリーンズへの入団を決断したのでした。

 

 

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入団後は、大きな期待と京大出身の初プロ野球選手としての話題性も集めていましたが、早々にケガに泣かされフォーム改造にも着手、2017年には従来のオーバースローからサイドスローへの転向にも挑むなど、あらゆる試行錯誤を行った、決して順風満帆ではないプロ野球人生だったと思います。

 

そして、結果がすべての厳しいプロ野球という環境において、思うような結果が残せない多くの選手と同様に、戦力外通告という人生の節目を迎えることとなりました。

 

 

しかしこの田中選手は、入団時の経緯と同様に、ここからの動きが特別でした。

この戦力外通知を契機に所属元であるロッテマリーンズをはじめ、学生時代に内定を得ていた三井物産、さらには他球団からもいわゆる背広組として、声がかかっているとの情報が出てきます。

野球選手としては結果を得られませんでしたが、社会人としては引く手あまたな状況ということです。

 

このニュースを聞いて私が最初に感じたのは、この田中選手、本当に社会人としてもそんなに優秀なのか、京大出身であることのみを取り上げて、それをもってポテンシャルがあるという評価は行き過ぎてはいないのか、ってことです。

 

日本企業における、有名大学出身の価値を考えてみたいと思います。

 

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まず、京大出身というネームバリューです。
優秀な方が多いのは事実ですよね。)

京大出身の初のプロ野球選手として脚光を浴びたこともあり、その社会人としての能力は保証されているかのような雰囲気があります。

 

しかし、大手企業である三井物産から内定を得ていたという実績も、学生の入社時点での評価など、本当に面接官との相性による部分も多分にあると考えます。

要するに、大企業から内定を得ているから優秀という考えは、基本的には成り立たないと思います。

 

また、多くの日本企業では決して有名大学でなくても優秀な人材もいらっしゃるし、逆に入社時に評価の高かった有名大学の出身学生が、仕事で全く活躍できない姿も、数多く見られることでしょう。

勿論、多くの日本企業には学閥のようなグルーピングは存在し、やはり同じ場所で学生時代を過ごした者としてのつながりは他に代えがたいものがあるようで、同じ大学出身の新入社員はその先輩社員からかわいがられる傾向になります。

 

しかしそれも、永遠に受け入れられる程甘いものではありません。

目をかけて貰うだけの成果がいつまでも出せなければ、その効力はみるみる薄まっていきます。

この辺りは、プロ野球の戦力外通告と同じです。

ただし、日本の大手企業でクビになることは稀だと思います。

 

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今回、田中選手の所属球団であるロッテマリーンズは、田中選手のトレーニングや野球への姿勢、さらには人間性も評価した結果の背広組オファーだと考えることもできますが、他球団からの声かけや三井物産の再オファー検討などは、話題性重視・肩書重視の薄っぺらな勧誘活動にしか感じられません。

 

 

もし本気で球団経営を改善していきたいとか、新しい風を入れていきたいという思いがあるのであれば、12球団最年少社長である池田純氏を抜擢し、見事に球団経営を再建して見せたDeNAのように、自らの足で人を呼び、抜本的な改革を進めていく必要があるのではないでしょうか。

 

一人のプロ野球ファンとして、各球団がDeNAのようなファンとの接点改革に取り組んでいくことを強く願います。

それが、プロ野球しいては日本のスポーツにとって大切な要因だと思います。

 

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