社員の健康管理を考える働き方改革
昨今、政府主導の働き方改革が叫ばれています。
自分の健康管理はどのように管理されてますか?
食べ物に気をつけたり、毎年健康診断を受けたりといった形が多いように思います。
人によっては、健康診断を受けたくても仕事が忙しくて行く暇がない。
あるいは、「多忙すぎて年齢とともに健康状態が心配ある」と気にかかる人がおられることだと考えます。
そんな中、三菱ケミカルホールディングでは、腕時計のような形式で社員一人一人が健康かどうかを調べられるウエアラブル端末を配りました。
そこでこの腕時計形式のウエアラブル端末について、詳しく説明していきたいと思います。
社員の健康を会社が考える理由
自分自身のことなのだから、調子が悪ければ病院にいったり定期的に、健康診断を受けるようにすれば良いと、思われる方もいることでしょう。
しかし、会社にもよりますが、会社全体でやってくれるところもあれば、自分で病院にいきやらなければならないところもあると思います。
検診をうけるにしても、仕事が忙しくないとき、そして自分が受けようとしている病院での日時があわないと、なかなか受診できないと考えます。
だいたい検診となると、調べる項目がたくさんあるので、予約をする形が多いと思われます。
そして時間的にも、約半日ほどかかるのではと感じられます。
そうなると仕事がおわって急に病院にいきみてもらうのは、病院にもよりますが難しく考えます。
それにうける検査によっては、前日の夜から飲食をしないように指示されることもあり得ます。
だから、都合をつけて予約を取り有休をとるなどしてでないと、検査をうけるのはなかなか難しく思えるのです。
このように多忙な人は、いきたくても健康診断をうけられずにいるように感じます。
健康診断をうけないことで、症状がでないでいつのまにか病状が進行してしまう
といったケースもあるように思い、そうなる前に対処しなければなりません。
腕時計形式の端末
腕時計形式の端末とは、どのようなものなのでしょうか?
普段の睡眠時間や手首の脈など、心拍数を1か月単位で自動計測するのです。
計測をして睡眠時間が足りてない場合は、スマホや携帯などで普段の生活習慣だったり、働き具合について、少し改善するようにアドバイスをするようなことが出来るそうです。
このデータをみるのは、上司などか見るのかと思われますが、上司ではなく、産業医が見ることになっています。
産業医とは、職場にて社員の方が快適に仕事ができるように、専門的に指導やアドバイスをする医師のことを言います。
専門知識がある医師の方が見てくれることは、社員の方からしても安心だと思われます。
この腕時計式のウエアラブル端末を使うことは、強制ではありません。
社員個々の意思で、やるか・やらないかを決められるそうです。
強制的だと「面倒くさい」「時間がもったいない」といった意見をもつ社員の方がいるかもしれません。
しかし自主的であれば、ストレスにならないし、逆にどういったことを改善していけばよいかということがわかるので、本人にとってはプラスになるように感じます。
会社にも社員にもメリットがある
まず会社側からすると、腕時計式のウエアラブル端末を取り入れることで、どういったところに社員に負担がかかっているのか。
そして仕事に多くの時間がかかることで、体調を崩している社員がいれば、その人の仕事内容を見直す必要があると思います。
社員側からすると、仕事をするうえで、上司から無謀な仕事の量を押しつけられたり、納期を予定より早くしなければならず残業がふえます。
それにより、寝る時間が以前より少なくなり産業医に相談することで、会社側がやり方をかえる可能性がでてくるように考えられます。
普段の仕事の中で無理してやっていてそれが何日も続くと、周りはそれが当たり前のように思ってしまうことがあります。
しかし腕時計式のウエアラブル端末があることで、無理をして睡眠時間を削って仕事をしていたことがわかるケースもあるように思われます。
まとめ
人間はどんなに元気でいたとしても、いつ体調を崩すかわからないものです。
それに健康でなければ、体が思うように動きませんし、働くことに支障も出てきます。
そうなると、好きなことそしてやりたいことができなくなってしまいます。
だから、健康であることは大事だと感じます。
自分で健康を気にして健康食品など利用していたとしても、病院の医師にいわれるまで、気がつかないこともあると思います。
特に仕事で毎日忙しい日々を送られている方は、食生活などが不規則になってしまうことがあります。
そんなとき、会社側で腕時計式のウエアラブル端末のようなシステムがあると、助かるのではないでしょうか。
職場にいながら、腕時計式のウエアラブル端末のデータをみて、産業医の方にアドバイスをしてもらえます。
それにより、生活習慣や食生活・睡眠方法などをかえていけるからです。
気がつかなければ、そのままよくない生活スタイルが続き、体調に異変を感じ病院に行くことになると思います。
それが会社、そして社員自身も積極的に取り組むことで、早めに対処できるというわけです。
体調を崩し、何度も病院に通院したり、または入院して辛い治療はうけたくないと思います。
そのためにも普段から健康に気遣い、規則正しい生活をできるだけ心がけるようにしましょう。
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