1月4日(木)が今年の大発会になります。
さて、今年の株式市場や為替はどうなるのでしょうか。
そのためにも、もう一度足下を見直して整頓しておきましょう。
「いるものといらないものを分け、いらないものを捨てる」という意味があります。多くの方は、自分の管理できる分量をはるかに超えた書類を持っています。管理できる分量を超えていたら、いくらテクニックがあってもすべてに行き届かず、効果は望めません。ですからまず、要らないものを捨てる「整理」が先なのです。
「必要なものをいつでも誰でも取り出せるよう、秩序だてて配置すること」を言います。ファイリングにおける「整頓」とは「戻す場所」と「そこにいつまで置いて良いか」の2つを決めることです。情報は古くなると価値が低下します。価値が下がった書類は捨てられ、より新しくて利用価値の高い情報がそこに入ります。その時を最も正確に予測できるのは書類の作成者です。この2つを決めることが、文書を作成する人の責任です。
持ち株
ここで、現在の持ち株を確認しておきます。
現物
信用
IPO
今年の展望
一般論
世界景気が拡大している中においては、日経平均は世界景気敏感株と言われているように、今年も上昇であると予想します。
アメリカ
特に、アメリカはかなりの上昇景気で、減税も行われており、金利を上げ始めてはいますが、インフレになっていないので、株式相場にとってはちょうど良い「ぬるま湯」状態ではないでしょうか。
本来、金利が上がると債券に方に金が流れて、株式は下がる可能性を秘めていますが、インフレ懸念がないので、出口戦略をとっても株式相場は強い状態です。今年も続くのではないかと考えます。
EU
EUにおいても、一時は政治不安から金が流れにくい状態であったが、イギリスのEU離脱、ギリシャ危機、イタリア・スペインに飛び火すると言われていたのが懐かしいくらいです。
ドイツ経済は強くEU全体を引っ張っています。ここに来てようやく出口戦略で、中央銀行も変わってきたにもかかわらず、景気は拡大しています。
中国
中国においても、習近平体制は盤石になってきており、GDPなど数値には若干の水増しもあるでしょうが、経済は好調でいままで安かった人件費もここに来て上昇を始めています。
これによって、省力化投資が盛んになって、日本の誇るITマシン、機械受注は高水準と聞きます。
その他新興国
東南アジアを始め、アメリカ ・中国の好景気をまともに受けて、資源価格も上昇気味で、すべての国が潤っているような気がします。
原油価格も、相応な水準で推移しており、産油国も消費国もちょうどいい水準で、シェールオイルがあるので、特別に上昇することもないのではないでしょうか。
リスク
しかし、リスクがないわけではありません。
まずは、アメリカの景気が長期にわたっているので、いくら減税があっても息切れするリスクはあります。
また、トランプ大統領の中東への関与も、中東戦争を引き起こす可能性を秘めています。
EUにおいても、離脱問題や難民問題からくる右傾化もありえます。
また、北朝鮮の暴発がいつあっても、おかしいことではなく注意が必要です。
日本
ここで日本においてはどんなリスクがあるでしょうか。
黒田総裁は、インフレ率2%を目指して懸命に金融を緩和して5年が経ちますが、いまだに2%には程遠い状態です。
しかし、インフレ率2%以下でも出口戦略を検討することが、今年後半には来るのではないかと考えます。
まあ、これで一時的には株式は下降するでしょうが、全体としてはいい方向なので戻すのも早いと思います。
いまや、労働力不足がどの業界にもおいても顕著になっており、賃金が上がらないのが不思議なくらいです。
また、政府主導の「働き方改革」によって、残業時間が制限されて、ますます、労働力不足に拍車がかかります。
やはり、インフレの前兆でしょうか??
予想外の出来事
最後に予想外の出来事として
1:北朝鮮の暴発による韓国ソウル壊滅や日本への着弾。
2:首都圏に大地震が襲う
この2点においては予想がつきませんが、まったくあり得ないことではないと思います。
まとめ
しかし、全体としては今年の株式は日経平均で、28,000円以上、かつ、ドル円:120~130円
株を持っている人には、昨年以上に、明るい年になるのではないでしょうか。
まあ、あくまで予想ですから、最後は自己責任でお願いします
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