プロ野球チームの最大の補強は新規ファンの獲得で成績も上位でしょう

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成績も上位のプロ野球チーム

新規ファンを獲得できるプロ野球チームは、成績も上位にいるような気がします。

 

 

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ファンの増加と成績に関係がある

プロ野球人気は日に日に低下している気がします。

 

そう言われて何年も何年も経過してきましたが、実際のところは中学生以下の野球人口の低下や地上波の視聴率の低下などがそう言われているだけであり、球場に足を運んで観戦をする来場客は年々増加しています。

 

 

中でも顕著なのはセ・リーグの二球団、広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズです。

 

 

カープは新球場になってから連日超満員、ベイスターズは2012年から親会社が変わって以降年々観客数を伸ばし、2017年度のシーズンには最多動員数を記録しました。

 

さて、この2球団は観客動員数もうなぎ上りですが、それに合わせるようにチームの成績も上がっています。

 

カープは2年連続のリーグ優勝、ベイスターズは2年連続のAクラスからの昨シーズンはクライマックスシリーズを制覇し、19年ぶりの日本シリーズにも出場しました。

 

 

むろん、若手育成の成功という側面もありますが、来客数に代表されるファンの増大という要素も決してチームの成績向上に関係ないとは言えないでしょう。

 

上記の2球団もですが、日本一になった福岡ソフトバンクホークスもファン数も非常に多い球団であるということも、決して無視することはできませんね。

 

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好成績のチームと集客効果

広島東洋カープおよび横浜DeNAベイスターズは、新規ファンの獲得に確実に成功した球団です。

 

両チームとももとより地域密着性の高い球団で、特にカープはその色が濃く、人気自体はありました。

 

そして、前述した新球場になるとより多くの観客を入れられるようになり、若手の台頭やかつて球団を盛り上げた黒田、新井の2選手の復帰もあり、来客数の増大に成功しました。

そこからのリーグ優勝がさらなる人気急上昇を呼んだことは言うまでもありませんね。

 

ベイスターズの場合は、成績自体は低迷していましたが、新たな親会社が球場でのサービスを充実化させ、当時の中畑監督が勝ち試合負け試合関係なくインタビューに答えたり、明るいキャラクターのインタビューなどがマスコミに取り上げられることも多く、試合とは別の側面でのアピールを果たし、動員数を伸ばし、こちらも2016年シーズンの成績が更なる人気急上昇をもたらしました。

 

 

また、ネット配信などの充実化も率先して行った球団でもあり、テレビ以外でもファンに試合を見られるようにもしていたことも無関係ではなく、新規ファンも増えたことでしょう。

 

勝ったから人気が出た、という結果論も指摘できますが、それ以外の側面もあってのファンの増大があったことは間違いないでしょう。

 

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低迷している球団の場合は

では、逆にここ数年で低迷している球団はどうなのでしょうか。

 

ファンの方には申し訳ありませんが、来客数の多くないチームとして挙げられるのが、オリックス・バッファローズと中日ドラゴンズです。

 

どちらもドーム球場を本拠地としていますが、観客席には空席が目立ちます。

 

 

また、ベイスターズもかつては球場はガラガラで、その時期はまさに暗黒期と呼ばれるほどに低迷していました。

 

同様にガラガラの観客席で低迷していたのはタイガースやマリーンズもでした。

 

むろん、低迷する理由は他にもありますし、直接的に大きな関係はないとも言えるかもしれません。

 

しかし、観客数は明らかに選手のモチベーションには関わっていることでしょう。

それは実際に客数が伸びて来てから成績を挙げているチームがあること、またはそのようなチームに個人成績で優秀な成績を収める選手が多いのがその特徴です。

 

唯一の例外が、落合政権時の中日ドラゴンズでしょう。リーグ優勝や日本一、Aクラスの常連となるほどの強豪チームになってはいましたが、年々来客数は減少していき、監督が代わってからは大きく低迷しています。

 

監督の手腕や選手の変化もありますが、選手たちもガラガラと言うほどに客数の少なさは自覚されています。

また、ドラゴンズは今年のオフシーズンに、多くの動きを見せています。

 

メジャーの移籍先がなかなか決まらないスター選手イチローの獲得交渉に乗りだし、さらには平成の怪物と謳われた松坂大輔がソフトバンクを戦力外になり、彼の獲得のための入団テストを行い、獲得が決定するなど、オフシーズンの話題を独り占めしている状態です。

 

これらは戦力の増強という側面よりも、話題性を出すという側面の方が多いように思われます。

 

もっとも、松坂の獲得は首脳陣との過去の関係などの別の理由もありましたが、それでも新たにスター選手を獲得しようという動きは、新たなファンを意識している行動だと言えます。

 

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まとめ

ある種のオカルトじみたものではありますが、集客効果は収入増加にもつながる部分もありますし、セ・リーグの上位球団は客数を確実に伸ばしており、それと同時に若手の台頭や選手個々のレベルアップも果たしています。

 

客数の増加はチームのレベルアップに無関係かもしれませんが、人気のバロメーターであい、選手たちのモチベーションのバロメーターでもありますので、多くの球団がいかに新規ファンを獲得していくかも、ある種一つの補強と言えるのではないでしょうか。

 

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5-2:思いつき

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