意外と知らない?非常時、役に立つ知識
最近、台風や地震で被害を受けている日本ですが、いつ何が起こるか、本当に分かりません。
そこで、意外と知られていない非常時役に立つ知識を、まとめてみました。
何かあった時に知っておくと、いざというとき使えます。
カップラーメンは水でも作れる
これは、知らない人が多いのではないでしょうか。
カップラーメンは普段はお湯で作るものですが、そんな常識を打ち破る事実があります。
実は、カップラーメンは水だけでも作れるんですよ。
他に道具も要らないので、お湯が作れなくても安心です。
では、作り方です。
カップラーメンに、水を線の八分目まで入れる。⇒15分待つ。
これで、終わりです。簡単ですよね?
更に、カップ焼きそばもできるんですよ。
水を入れ、20分、水を捨ててからソースを和えれば、冷やし焼きそばの完成ですが、味の心配は、確かにありますよ。
実際食べた感想は、「あ、意外といける。」こと間違いありません。
冷ラーメン、冷焼きそばだと思って下さい。
しかも、冷めた感じ、ではなく、そういう料理として出てきた感じの味わいなのです。
ですから、意外と美味しいこの知識、これは知っておいて損は無いです。
ろうそくを作る方法
ろうそくも、非常時には本当に必須ですよ。
(火事には十分注意が必要なので、そばを離れる時は必ず消す)
そんなろうそくも、家にあるもので作れちゃうんです。
バター、又はツナ缶を用意してください。
そして、お持ちの糸(出来ればタコ糸)にバターを直接塗り、片方の先端を爪楊枝で埋め、もう片方は上に出します。
又ツナ缶は、上に溜まる液を糸塗って、軸の為に先端を立てて火をつけるだけです。
そうすると、ツナ缶で約40分、バターは4時間も持ちます。
家にある物で火を作れるなら、助かりますね。
ただし、ライターやチャッカマンが無いと、付けれませんのでご準備をお忘れなく。
寝袋の作り方
寒い時に被災すると、困るのが防寒です。
特に北海道・東北方面は尚更です。
そんな時に、身近な物で作れる寝袋をご紹介します。
用意するものは、ブルーシートと毛布、ガムテープです。
毛布がなければ最悪新聞紙でもいいです。
ブルーシートを広げ、中央に毛布(または新聞)を広げます。
それをガムテープで止めて、後は寝袋の様に体に巻くだけです。
何も無いよりかなりの暖になります。
ちなみに豆知識ですが、百均には現在アルミシートが売られています。
着る様のアルミウェアなんてのもあるのですが、どちらでも構いません。
アルミは防寒に優れており、外や寒い屋内で過ごさなければいけない時、本当に役に立ちます。
ぜひ、1枚準備しておきましょう。
公衆電話は災害時無料
実は、これを知らない人、結構いるんですよ。
災害が起きた際、お金を持ち歩いてなくて電話がかけれない、なんて事は思わないでください。
公衆電話は、お金が無くても災害時には無料でかけることが出来ることが多いんです。
番号さえきちんと覚えておいてください。
公衆電話へ行き、受話器をあげそのまま番号を押すだけです。
すると、かかりますので安否確認の際はぜひこれを覚えておくと、いざというとき家族や大事な人へ連絡がとれます。
新聞は薪の代用品
新聞紙ですが、新聞はとっている家庭ならついつい溜まりがちになってしまいます。
実はこれ、災害時薪がなくても代わりになります。
ただ燃やすのではなく、クルクルっと細く巻いて下さい。
薪の完成です。
これを何十本も用意しておくだけで、キャンプファイヤーの様に積み、ライターさえあればすぐに火力の強い火が起こせます。
ただし、木より燃えやすいため、すぐに継ぎ足ししないと消えてしまうため、十分気をつけながらつけましょう。
新聞は、災害時のために丸めて置いておくのも、ありかもしれませんね。
ダンボールはトイレになる
ダンボールって、意外と小屋とかに溜まってる人、いませんか。
実は、何かあってトイレが使えない時、ダンボールにビニールをかけて簡易トイレを作れます。
あまり見た目はよろしくないですが、トイレに困る事が震災時はあると思います。
この時、家の中でトイレができず我慢するより、ダンボールをガムテープで全部止め、真ん中に穴を作りビニールを通すと、座ってトイレが出来るんです。
耐久性が心配な方は、ガムテープをたくさん巻いてください。
中腰ですることがベストですが、どうしても座りたい時は、ひと工夫が必要です。
ダンボールの中に洗濯カゴやゴミ箱を入れて、硬さを作れば大丈夫です。
どうしても心配な方は、浅めのダンボールにし、中腰でしやすくしましょう。
まとめ
東日本大震災は、今まで見てきた中でも大きな被害だったと想像します。
停電が何日も続き、食料を求める人で店に殺到する光景を思い出します。
食料の備蓄はもちろんのこと、災害時の知識を知っておけば、もう少し辛くなく電気の復旧まで待てるのではないでしょうか。
今では色々な物が揃っていますが、外で震災に合うと一切準備したものは無駄になります。
車に積んでいた新聞や、毛布などを上手に使えるかどうかで、生死を分けることに繋がるかもしれません。
災害時は、慌てず落ち着いて行動することはもちろん、是非上記の知識を少しでも覚えておき、本当に何かあった時に使っていただけると幸いです。
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