お勧め!DIY用品
最近、その人気が高まっている「DIY(Do It Yourself)」ですが、全くの初心者からベテランの方々まで、今自分の持っている知識や技術だけで、DIYを行おうとしていませんか.
ある意味、鋸、金槌などを扱える方々に多いタイプですが、DIYも日進月歩しています。
数多くのデザインや道具、素材が新製品として、ホームセンター等で新発売されています。
充実したホームセンターなどに行けば、専門のスタッフがアドバイスしてくれたり、実際にホームセンター内で実演してくれたりします。
ホームセンターの中には、道具を無料で貸してくれるところもあり、素材(木材や金具など)を購入して、予め計画・設計していた加工をその場で行うことが出来るというサービスもあります。
滅多に使わない工具などを使うことが出来るので、わざわざ数回のDIYのために高価な工具を購入する必要がないということで、喜ばれるサービスになっています。
特に電ノコ、旋盤機、高級インパクト、塗装用噴霧器等を使った加工にはこうしたサービスは嬉しいものです。
近年DIYで使用される素材・部材・材料
上に示したように、工具類の不足はある程度、ホームセンター(お店によりますが)でしのげますが、部屋の模様替えやちょっとした棚を付けてみたい、という時に最近よく使われるようになった素材・部材・材料を紹介したいと思います。
・ワトコオイル
このオイルは、家具や壁などに塗装するためのオイルで、木材の持つ自然の木目を強調したりする場合に使われたりします。
表面の汚れが気になった「マガジンラック」や「本棚」などに塗布すると、今までと全く違った、蘇った感の出るケースもあります。
このワトコオイルは、ハケで塗る方法以外にも布切れ(ウェス)や、不要になったスポンジ(食器洗いに使用していたようなスポンジ)でも、適度に塗れば問題ない塗料です。
ワトコオイルは、木材の持つ独自の美しさ、木肌のしっとり感を維持でき自然な仕上がりが期待でき、DIYファンにはうれしいと塗装剤になっています。
このワトコオイルは、一般の塗装と違って、塗装剤として塗膜を作らず、ジワジワと対象の木材に浸透させることで塗装する塗料になります。
つまり、塗料として有効に働くのは、木材にこのワトコオイルが浸透させ、その後ゆっくりと溶剤が揮発して行く過程を辿ります。
残ったオイル、つまり木材に浸透したオイルが空気中の酸素と結合し、固くなる事で木材を保護・強化するという作用を持っていて、見た目の美しさの上に丈夫さも同時に獲得できる塗装剤です。
ぜひ一度、試してみてください。
・ラブリコ
「ラブリコ」は商品名で、棚やちょっとしたインテリアを作る際に使用する、「継手」と考えて頂ければ良いでしょう。
DIYでは非常に人気のある部材で、その設置に関わる簡便性や種類の多さもあり、人気を博しています。
この商品の製造メーカーである、「平安伸銅工業」のホームページにも、大々的に掲載されているので、そちらを見られても良いかもしれません。
(参考サイト)
この部材の購入に当っては、上記サイトから直接アクセスし、精密な設計図を基に「どのラブリコを」「どこに」「どのように設置するか」を、事前に机上の計算とデザインで購入する場合が多いと思います。
よって、「行き当たりばったりでどのラブリコを購入するか」ということを、思い付きで購入する場合は少ない部材になっています。
そのため、通販サイトの簡便性のメリットを活かした購入を勧めます。
また、Webサイトでは、多種多様な部材やサイズ、色、形状を見ると簡単に出来ますので、DIYをする方々にとって、ラブリコを使ったアイデアが泉のように湧いてくることがあります。
DIYを実践する人は、それを作ることを目的とする場合もありますが、作ったものを有効活用しようという人も多く、部屋の間仕切り等の大きなインテリアを作り、それを日常生活の中で活かそうとする目的の方にはよい部材だと思います。
・スノコ
「すのこ」を紹介します。
「えっ!?」と思われた方もいるかもしれませんが、このスノコ(簀の子)は、日本では聞きなれた既に加工済みの敷板的な物になります。
昭和の時代には、一般の家庭でも和式風呂等でタイルから来る、直接の冷たさを緩和するために敷いたものです。
古くは「五右衛門風呂の敷板」としても、利用されたというものです。
このスノコを切断、組み立て、塗装することで、さまざまなブックシェル、植木棚、壁掛け専用インテリア等に変身させることが可能になります。
スノコ自体は100円ショップでミニサイズのモノが売っていますし、通常の大きさのものはホームセンターで安く手に入ります。
もともと販売されている時には、木目そのものが出ている状態ですが、ここにオイルステイン、ペンキ、ラッカー等を塗装すると趣のあるものから、ビビッドで斬新なインテリアが作れます。
まとめ
その他にも、日本古来から親しまれている「漆喰(しっくい)」を使ったDIYや、ステンシルを使ったちょっとしたイメージチェンジ等、数々の方法がDIYにはあります。
DIYはその名の示す意味の通り、自身で行うことですが、家族全員で挑戦してみるのもいいかもしれません。
また、よくDIYを実施する時に義務感や切迫感を持って臨む人がいますが、あくまでも楽しんで作業の途中経過も余裕を持って行うようにしたいものです。
DIYは決して仕事でもない趣味の範囲で考えて、行うものだということを、忘れないようにして下さい。
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